週末がやって来て嬉しいオキエです。
金曜日はちょこっと用事があってお休みするので、実質3連休です。仕事は好きだけど、だからこそ休みが楽しいんやね。
そんな中…
オキエは最近妙な癖を発動させるようになりました。
仕事が終わって職場を出る時、これで今生の別れにならないように、また明日も元気でここに来れますように、と祈らずにいられなくなってしまったのです。
思い起こせば10ヶ月前、体調不良で病院に行ったら緊急入院になって、それから三か月間職場に行けなかったわけです。
再び行けるようになった時には、夢じゃないか何度も確認しました。
「明日は何が起こるか分からない。」身をもって習得した教訓が、いつもの景色に対する愛着を強めてしまっています。
夫の病気の発覚と同時にコロナ禍が始まって、自分も病気をして、今年からは戦争も始まって、なんだか随分遠くまで流されてしまったように感じる事があります。
ブログを書き始めた頃とは違う世界で生きているようです。
それでも出来る事は同じ、毎日をご機嫌に皆と助け合って分かち合って楽しく生きるだけです。今在る全てに感謝して、でも時々忘れつつもまた思い出して感謝して、元気に居たいと思います。
オキエはどちらかと言うと死自体は怖くないんです。遅かれ早かれみんなあの世でまた集合ですから。
ですが、それまでの過程で痛い苦し目にあう事が恐ろしいです。でも突然死ぬのも困る。せめて辞世の句を詠んで、愛する人たちに言い残す言葉を伝える時間は欲しい。
死を思いながら生きる事を、若い人に勧める必要は無いと思います。そんな事を考える暇がないくらい遊んだり何かに夢中になったり悩んだり怠惰になれたりできるのって、素敵だもの。
否応なしにそこに現れだしたら、もう共に生きるしかないわけです。でもそこからまた新たな、今まで見えなかった人生が始まるのかもしれないし。
いましばらくのこの人生をどう生きて行くのか、あれこれ考えたりしている週末の夜のオキエでした。