一週間の入院生活から帰って来たオキエです。
今回はめちゃくちゃ貧血がひどくて、夏バテだと思っていたのが歩くだけで息が出来なくなってきたので、「こりゃそろそろマジでヤバイなぁ。」と思って受診したら、即日入院となりました。
「こんな貧血の数値今まで見たことないですよ。私史上最悪の数値です。」と若い女性の先生に言われました。先生がこれからキャリアを積まれる中で、果たして私を超える人は現れるのか。などと、いらぬ競争心を掻き立てられつつ。
「コロナ禍で医療従事者の皆さんにご迷惑をおかけするのが申し訳なくて、つい受診が遠のいて・・・」と言い訳しておきました。
※いや半分は本当ですけど。
入院して、人生初の輸血をしてもらって、貧血の症状は劇的に改善しました。数値は「史上最悪」から「普通の悪い」まで増えて、「普通の悪い」でもこんな快適ライフを過ごせるのか！！と、驚いています。
ホンマ・・・
私の身体に土下座したい。
で、なんでここまで貧血になったかというと、なんと大腸に癌が出来てたのです。そこから出血していて、ゆるゆると血が流れている状態がずっと続いていたからなんだそうです。
ひぇ～
ごめんなぁ。
オキエちゃんの身体さん。
そしてビックリさせて心配かけた家族と友人達に、「ホンマにごめんな。」という気持ちです。逆の立場だったらすごくビックリして悲しいと思うから、ホントに申し訳ない。
でも、いま私の心はなぜか静かです。
全く不安が無いと言えば嘘になりますが、それよりも、新しい冒険の旅に出るような、そんな気がしているのです。
なぜなんだろう。
そのへんの気持ちの整理をしてみたので、それはまた後日書いてみたいと思います。
また、今回この病気の事をブログに書こうかどうしようか迷ったのですが、なんだかワクワクさえしているので（本当にビックリさせた皆さんには申し訳ないしかないのですが）、新たな冒険譚として、50代女が己の身体と向き合っていく軌跡の記録として、色々と書いてみようと思いました。
※しばらく引きこもるので他に書くこともないですし。
もし読むのがお辛い方がいらっしゃったら、カテゴリー「50からの健康的生活」の記事は、読み飛ばしていただけたら幸いです。
病気と向き合っておられる方々が色々とブログやSNSで発信されて、みなさんと励まし支え合っておられるのも知っていて、「素晴らしいなぁ。」と思っていますが、今のオキエの書きたいものは、そういう感じでもないんです。
50代という、これから老いを迎える一人の女性が、自分の人生と向き合う。
という意味で、
遊んだり食べたり旅したり、笑ったり泣いたりする一人の人生の物語の中の一部分として、今は書いてみたいと思っています。
夜ご飯は旦那が懐石弁当をご馳走してくれました。
美味しかったよ～ (´；ω；`)ｳｩｩ
今夜はファミレスの「さと」に食べに行くかという話でまとまりかけたのを、娘が強引に「ココロノ」さんの懐石弁当にひっくり返してくれました。
旬菜佳肴 Kocorono - TOP - 亀岡市でオードブルの持ち帰り、お弁当やテイクアウト
この一回、この一食を大事にする気持ち。
（せっかくの父上のおごりなんだ！）
さすがだ、娘。
私の教育は間違っていなかった。
そして、「私のまわりに飛んでいるしゃぼん玉の一個一個がオキエちゃんの名前を呼んでいます。」という、謎の詩を送ってくれたA子からもらったケーキを食べました。
美味しい・・・
幸せな時間をありがとうございました。
本当にみんなのおかげで生きています。
だからみんなとともに生きて行きます。
新たな冒険の始まりに、胸が震えます。
