50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

検診日に思う

 

 

お気に入りの「孫の手」が行方不明でちょっと残念なオキエです。

 

さて

 

今日は退院してから初めての検診日でした。

 

「すごい食べてはりますね。」

 

血液検査の結果を見た先生が開口一番におっしゃった言葉です。

 

中性脂肪がちょっと高くなっていました💦

コレステロールも若干お高め💦

 

数字で全部バレちゃうのね…

 

でも、それ以外は全ての数値が正常化していました。

 

貧血もほぼ回復、腫瘍マーカーの数値も正常値内。

 

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ちょっと一安心です。

 

切除した患部の組織検査の結果も、考えられる中で最善の状態でした。何もかもがギリギリのところで護られていて、私の身体には何回御礼を言っても足りないくらいの感謝です。

 

ご心配頂いている友人の皆さま、ひとまずご安心ください(^^

 

ふりかえれば

 

貧血で入院して大腸がんだという最初の診断が降りたその時に、みんなから本当に温かい言葉や思いを贈っていただきました。その一人一人の気持ちが私の笑顔になって、免疫力を高めてくれたと実感しています。

 

ありがとうございます。

 

その免疫力を維持しながら、抗がん剤治療も乗り越えたいと思います。

 

 

「免疫力」と言えば…で少し余談になりますが、

 

今回の手術前後に免疫力アップのために気をつけたことを、メモ書き程度に書き留めておきたいと思います。

 

オキエは病気の治療に関しては、100%現在の医学を信頼しています。迷いはありません。13歳の時に盲腸の腹膜炎で落としかかった命を救ってもらったから、というのもあります。今の医学が無ければ生きているはずの無い命が、どうしてその存在を疑えましょうか。

 

なので、現代医学を否定して代替される自然療法を受け入れる気はありません。それを勧めてくる友人がいたら嫌だなぁ。と思っていましたが、幸いそういう事はありませんでした。

 

けれども、現代医学での治療にしっかり取り組んだうえで、自然の力をもらって身体を応援する事は出来ると考えて、いくつか自分で考えて良いと思ったものを取り入れました。

 

まず最初に考えたのが「水」です。身体の60%が水で出来てるわけですから、より自然に近い良い水を飲んだ方が当然いいのではないか、と思いました。

 

この水さえ飲めば病気は全部治るとか宣伝されている高額の水には興味ありませんが、オキエが前に一度その水に触れて感動し、とても好きになった高野山麓の天然水(温泉水)を購入、継続して飲むことにしました。

橋本市・ゆの里 - 50女の遊び方

和歌山県・天然温泉「ゆの里」のお水「月のしずく」公式ホームページ

 

病院にも持って行って、毎日飲んでました。私の身体の水分の30%くらいはこの水になったのではないでしょうか。

 

そして抗がん作用があると言われている人参ジュースも、毎日飲み続けています。

 

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これは専門の本なども出ているくらい人気の高い療法のようですが、難しく考えて依存しだすと話がややこしくなりそうなので、詳しくは調べずに、ミキサーのレシピ通りに作ってみて、今はただ美味しいから続けています。

 

飲んだ瞬間の「生きてる~」っていう感じが、大好きなんです。今では家族みんなの大好きメニューです。

 

オキエのレシピ(一人分)

人参小 1本

りんご 1/4

セロリ お好みで(オキエは5㎝くらい)

レモン汁 少々

ラカント(シロップ) お好みで

水 200CC

 

 

そして、とにかく笑う事を大事にしています。

 

製薬会社に勤務している友人の友人が「どんな薬も笑う力には叶わない。」と言っていた、と聞いたこともあります。

 

術後はお腹の傷の痛みとの兼ね合いで苦労しましたが、こちらは病室でオキエを一番困らせた(笑わせた)動画です。

 

 

日々送られてくる友人達からのメッセージにも、笑顔にならざるを得ない状況を作っていただきました。

 

 

そしてこれは、マウイ島で海と大地と風の声を聴きながら暮らしているシャーマンのエディから「ぜひ読んでほしい」と勧められた本です。

 

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最近の眉唾スピリチュアルにはけっこうウンザリしているオキエですが、自然とひとつになって暮らしている本場のシャーマンのお勧めなら読んでみようかな。と思って購入しました。

 

こういう本を読む事で「がんばって喜ばなきゃ、でも癌が治らなかったら自分は喜べてないんだ、上手くいかないダメな人間なんだ。」という分断が出来てしまう事が一番喜ばしくないと思っているので、少し警戒しながら読み進めましたが、

 

著者もその事には深く留意をしていて、「癌が治るから良い、悪いでは決してない。治っても治らなくても、そのままで貴方は素晴らしいのだという事が伝えたい。」という趣旨の記述があったので、納得して最後まで読む事ができました。

 

同意できる部分はおおいにあったし、彼女の体験から私も安らぐような希望を見つけられたし、この本は確かに多くの人を励ますであろうと思いました。

 

ただ現代医療を否定的にとらえているような部分には共感できなかったし、過程や感じ方は本当に一人一人違うと思うので、手放しにお勧めもしません。ピンときた方は手に取ってみてはいかがでしょう、と思うくらいかな。

 

上手く言えないのですが…

 

オキエはがん宣告を受けてから、不思議とあらゆる恐怖から解放された感覚があるのですが、オキエが恐怖から解放されたのは、「死」という存在が見えたからなのです。

 

100歳まで生きなければならない、という発想のほうがオキエには苦痛でした。

 

「死」がすぐそこに見えたからこそ、「今」という時間の輝きが一気に広がって、世界を照らした、という感じです。上手く言えへんけど。

 

人の数だけ病との向き合い方があるのだと思います。

 

これからも、今考えられる全ての努力(無理なくできる範囲で)をして免疫力を高めながら、いっぱい笑って楽い事を考えて、ちゃんと身体と向き合っていたいと思います。

 

ということで!

 

先生の許可も下りたので、いろいろとスケジュールを埋めて行きたいと思います!!