令和に変わっても、昨日と同じく断捨離が続くオキエです。
おかげさまで少しは片付いてきたように思います。
まず最初にリビングとキッチンを全面的にリフォームするため、そこの荷物をどこかに移動させねばなりません。
そのために我が家にある収納庫の9割を占めていたもう使わないものの断捨離をまず行って、空いたスペースにリビング・キッチンの使用中(たぶん)の荷物を運びこんでいきます。
なんとなく・・・
次の20年後までそのままそこに置かれる運命のものもなきにしもあらず、な予感ですが、もう一個一個に「ときめく?ときめかない?」するのも疲れてきたので、ざっくり行きたいと思います。
それでも出てくる悩ましい思い出の品。
オキエが子供の頃から実家の時を刻み続けていたねじ巻き式の柱時計。
父が亡くなって母と一緒に我が家にやって来た時からずっと押し入れに入りっぱなしでした。
捨てる?
でも、懐かしく、愛おしくて捨てられない。
子供たちと協議してたら、なぜか突然動き出しました。
え~、なんで~?
でも懐かしい音。
ひょっとして、お別れを言うために動いてくれたん?
なんだか切なくなってきて、やっぱり使おうか。という話をしてねじを巻いて、しばし飾ってみました。
チクタクチクタクチクタクチクタク・・・
ボーン、ボーン、ボーン・・
う・・・
うるさいかも・・・
昔は生活の一部だった音も、30年の時間と共に距離ができてしまったようです。
もうあの頃の私たちには戻れないのね。
再び抱き上げると、ピタっと止まって動かなくなりました。
諸行無常。
時は流れて行っている。
でも君がずっと昔に休む間なしに聞かせてくれた音は、間違いなく今の私という存在の一部なんだよね。
ひとときと言う名の永遠をともにすごしてくれてありがとう。
そしてちゃんとお別れの時間をくれて、ありがとう。
キッチンからは、賞味期限が一年半前に切れていた非常食のパンの缶詰が出現。
試しにちょっと食べてみたら美味しかったけど。
非常食は気を緩めたらすぐに期限が切れてしまう。
でもそれはある意味、とても有難いことですね。
リフォームが済んだら、また一通り取り寄せたいと思います。
※アルファ米は3年前に切れてた(;'∀')
出逢いと別れを繰り返し、明日は燃えるゴミの日です。
朝から頑張って出しに行かねば。
ゴミ収集車の皆さん、令和早々大変お世話になります。
令和元年、いずれまた消えゆくこの瞬間のこの時代を、大切に過ごしていきたいと思います。
※陛下が昔ファンだとおっしゃっていた柏原芳恵ちゃんの歌でお題を立ててみました。