この週末は滋賀県湖北（奥琵琶湖）から福井県嶺南地域ドライブでのんびり過ごしたオキエです。
介護疲れでいっぱいいっぱいの友人がなんとか時間を作るというので一泊で須賀谷温泉に行ってきました。
須賀谷温泉 – 滋賀県長浜市の温泉旅館「須賀谷温泉」の公式サイト
とにかく雨がすごかったので待ち合わせを昼からに変更し、でも走り出してからは雨も小降りになって、無事小谷城ICにたどりつきました。
小谷城、浅井家のお城ですね。
城跡には行ってみたかったのですが、30分の山道を歩くという事で事前に断念していました。なんせ熊注意の看板があるらしいからね。もうね、ぜったい無理。
インターチェンジを降りてから甘いものとコーヒーを求めてウロウロしてたら、なにやら面白そうな通りに迷いこんだので、車を停めちょっと歩いてみました。
慈雲山光眼寺というお寺が浅井･朝倉VS織田の姉川合戦の戦火で全焼した際、村人たちが運び出し土中に埋めて守った観音様が、現在は国宝としてお堂に祀られているのです。
中は写真撮影が禁止だったので、絵葉書から。
ボランティアの方かな？に色々と解説をしてもらえて面白かったです。
その方が「ここまで来たなら千手千足観音さんにもお参りしたほうがいい」とアドバイスをくださり、窓口に電話してみたら当日予約の無理を受けていただく事ができて、まるでお導きの観音めぐりツアーとなりました。
※基本は二日前まで予約だそうです<(_ _)>
千手千足観音様は西野の集落の北はずれ･山の中腹のお堂にいらっしゃいましたが、お世話をする村人の皆さんの高齢化などに伴い、西野薬師堂のお隣のお堂にお引越しをされています。
西野薬師堂 十一面観音立像・薬師如来立像 | 長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト
こちらのお堂には十一面観音様と薬師如来様、
そして隣のお堂には千手千足観音様がいらっしゃいました。
正妙寺 | 滋賀県観光情報［公式観光サイト］滋賀・びわ湖のすべてがわかる！
ここも撮影禁止のため、パンフレットから。
すごかったです。
本当に千手千足ついておられた。
日本でただひとつの観音様に出会えて、夫の闘病の際にお世話になった薬師如来様にもお会い出来て、もう良い事あるしかない感じです。
湖北･奥琵琶湖は、観音信仰の町だったんですね。
奥びわ湖 観音の里をめぐる | 滋賀県観光情報［公式観光サイト］滋賀・びわ湖のすべてがわかる！
※２年前に訪れた木之本地蔵院も同じエリアです
そしてそれらをバシバシ焼いていく戦国の戦火、その中から観音様を守り抜いた村人たちの信仰心。
なんか歴史の深みを感じる時間でした。
観音さまたちへのご挨拶が届いたということで奥座敷へお通しいただき、須賀谷温泉に到着したのはちょうど午後４時でした。
須賀谷温泉 – 滋賀県長浜市の温泉旅館「須賀谷温泉」の公式サイト
小谷城の麓にひっそりと涌く秘湯です。
温泉、本当に良かったです。
オキエ史上３本の指に入る良さかもしれん。
お料理も美味しかったです。
近江牛に、
太閤ひょうたんの漬物、
赤こんにゃく。
近江らしさを楽しくいただきました。
翌朝は敦賀から日本海を通って帰ろうということで、さらに北に進みました。
懐かしのつるやパンさんで明日の朝ごはんを購入。
今回はサラダパン以外にも色々と買ってみました。
感想はまたレポートします。
木之本地蔵さまには門前からご挨拶だけして、そこから余呉湖へ。
この余呉湖は素晴らしすぎたので、それはまた明日別立てで書きたいと思います。でないとめちゃくちゃ長くなる。あくび出るし。（もうすでに長いけど）
そして敦賀に向かい、越前そばのお店に入りました。
ここは友人がサクッとネットで調べただけで行ったお店でしたが、大当たりでした。めちゃくちゃ流行ってたし、そしてすごく美味しかった。
オキエはよくばりセット的なやつにしちゃいました。
ブラボー！！
お蕎麦は好きですが、特別どこが美味しいとかいうのはないんです。でもここのは本当に美味しかった。温かい蕎麦も食べてみたいです。
それから日本海に沿って福井県嶺南地域をひたすら走って京都に向かいました。
夫とお参りした懐かしい気比の神様の前を通り外からお辞儀だけして、そしてその時夫と歩いた商店街の思い出を友人に話して、
道の駅で買い物して、
牧場に迷い込んだりもしつつ、
（ソフトクリームを期待したけど土日は休みらしい）
５年前に一人旅できた小浜をも抜けて、
丹後富士に迎えられて、京都に帰って来ました。
介護疲れの友人は隙あらば寝てて、本当に疲れてはるんやなぁと思いました。でもひと時でも現実から逃れてのんびり出来た事は良かったんじゃないかな。と思うんですが、どうでしょうか。
では、明日の余呉湖レポにつづく
