久しぶりに夫と二人で北陸に遊びに行ったオキエです。
今回の旅の行き先は、福井県。
でも福井県はなぜか「越前」と呼びたくなってしまうので、今回は「越前」で統一したいと思います。
関西から見て越前と言えば、まずは「敦賀」。
1年ちょっと前に一瞬だけ駅に降り立ったことがありました。
その時に「次に来た時は必ず行こう」と思っていた気比神社に、まずは参拝です。
しかし。
いまその日の記事を読み返したら、行こうと思ってたのは気比神社じゃなくて「角鹿神社」でした。いやぁ~、さすが50代の記憶。ごめんなさい都怒我阿羅斯等様 ( ノД`)
と一瞬思いましたが、よく写真を見たら「角鹿神社」にも偶然参っていました。
なんかキラキラして見えて、夫を待っている間に誘われるようにお参りした神社が「角鹿神社」でした。
良かった~、お約束を果たせていた!
大変失礼をいたしましたが、良かったです。
お導きの猿田彦様、何かとお世話になっています。
なんかめっちゃ笑顔?の狛犬さんとバッチリ目が合って楽しかったです。
ちょうどお昼になったので、神社前の商店街を歩いて「越前そば」のお店を探しました。
面白い顔出しパネルにつられて、江戸中期から続いているという和菓子屋さんに寄り道。
皮ようかん、さっぱりしてて美味しかった。
そして見つけた蕎麦屋、昭和6年創業の「丸仁」さん。
めん房丸仁のホームページ | 敦賀港のたもとで創業昭和6年より続く老舗の蕎麦屋です。
北前船といえばニシン!ということで、にしんそば。
柔らかいお蕎麦なんですね。
柔らかいもの好きの夫がたいそう喜んでいました。
お店の大将がお祭りの準備に出てなかなか帰って来なくて、お留守番のおばあちゃまがレジの使い方がわからなくて困っておられました。
そんなローカルっぽさも楽しい旅のエピソード。
敦賀からは漁火街道に入って、海辺の道を走りました。
とにかくお天気が良くて気持ちよかった。
途中で北前船の模型を発見。
そのお向かいにあった「北前船主(右近家)の館」に入ってみることにしました。
中は写真NGで残念なのですが、めちゃんこすごかった。さすが北前船の主の館。
すごすぎた!!
ここから裏手にある階段を上れば、オキエの憧れが全て詰まったような洋館にたどり着くわけです。
昭和初期に右近家の方が住まわれていた洋館です。
どんな徳を積んだらこんな素敵な洋館で暮らせるんだろう。まぁ出入りするのに階段5分はちょっときついけど。
もうここでいい。
ここで二日間ずっとすごしたい。
なんなら昼寝もさせてほしい。
そんなオキエの気持ちなどおかまいなしに、スケジュールをさっさとこなそうとする夫にお尻をたたかれて、たどりついたるは本来の目的地「東尋坊」。
殺人事件にまきこまれたらどうしようと心配する程に寂しくてもの悲しい場所を想像していたのに、めっちゃ観光地でびっくりした。めっちゃ人がいた。こんなにたくさん人がいるのを見たのは久しぶりかもしれん。
でも、無理。
高所恐怖症と人混み苦手症が相まって、速攻で逃げて帰りました。写真見てるだけでもむずむずして気持ち悪くなるレベル。
あんな岩場の上まで行ってる人とか、なんなん?スーパーマンなん?
何が面白くて何が苦手か、人それぞれで御座います。
「蟹も歩けば家に当たる」
そんな越前旅ですが、今回も当然近隣割を活用したお得な宿泊プランを利用しました。
ふくいdeお得キャンペーン|特集|【公式】福井県 観光/旅行サイト | ふくいドットコム
宿泊費は温泉大浴場付きのシティホテル・ツイン朝食付きで、二人で8,000円くらい。それにお買い物クーポンを2,000円×2いただいたので、実質一人一泊2,000円ちょっとの計算ですね。
このキャンペーンは10月末まで延長されるようです。
晩ごはんは福井駅まで出て食べることにしました。
福井は蟹だけじゃない、恐竜王国でもあるんでしたね。
福井市観光物産館内にある郷土料理お食事処の「福福茶屋」で、夕食をいただきました。
真ん中は麩の辛し和え、右端はたくあんの煮物。
たくあんの煮物にオキエはビックリしましたが、丹後半島出身の夫は子供の頃よく食べたと言っていました。やっぱり日本海つながりで食文化も似てるのかな?
竹田の油揚げ、リンク長っ!!
そして…
油断していて写真を撮り忘れたのですが、ご飯が衝撃的なほどに美味しかった。泣けてくるくらい美味しかった。
オキエは夫の実家のお米が一番美味しいと思って生きてきましたが、それに並ぶ美味しさでした。すごい!!
品評会でも近年は一、二位を争う品種だそうです。またリンク長っ!!
福井の新しいお米「いちほまれ」| 「いちほまれ」という名称には「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米」になってほしい という願いが込められています。
いやぁ、奥深きかな越前。
二日目は海辺を離れて山の方に向かいました。そこでまたまた越前の奥の深さに驚愕するわけですが、続きはまた明日。