やっと先週の旅の回想にたどりついたオキエです。
いま女バレまでやってるからホント時間が無くて。
※ナナちゃんがキャプテンになってて時の早さにビックリした。
前回と同じく、今回も日本海を目指す旅になりました。
海~♪
朝ドラ「ちりとてちん」の舞台になって、鯖街道の起点としても有名な海辺の町です。
鯖街道:
主に魚介類を京都へ運搬するための物流ルートであったが、その中でも特に鯖が多かったことから、近年になって鯖街道と呼ばれるようになった。
駅から海に向かう道、はまかぜ通り。
ちりとてちん資料館。
外観は大阪の落語寄席・ひぐらし亭をモチーフにして作られていて、普段はホールとして使われている場所だそうです。展示物は模型とサインぐらいしかないっぽい。
そしてお昼ご飯。
今回は観光協会のお姉さんお勧めのアンティークカフェ・あさいさんでいただくことにしました。
アンティーク・・・
ひとつひとつ、かわいい。
店内でアンティークグッズの販売もしてました。
どうやらこのお店は骨董品屋さんが母体のようです。
斜め前くらいにありました。
ランチセット950円、全部野菜のメニューです。
美味しかった。
野菜料理はほっこりする。
でもカーブスコーチの呪文「タンパク質とれてるか~」が頭をよぎるんだよね。
わかってる。
どっかで補給するから。
見えない司令官に小さく反論してから、再びはまかぜ通りを歩きだしました。
鯖街道起点・いづみ町を過ぎたあたりから、見え始める、海。
ここから船に乗って蘇洞門めぐりを楽しむ計画です。
蘇洞門めぐりについて | 若狭観光、福井観光は若狭フィッシャーマンズワーフへ
蘇洞門(そとも):
福井県小浜市の内外海半島にある、日本海に面した海岸景勝地。 全長は6キロメートルに及び、一帯には洞門、瀑布、断崖が見られる。
出た~
ブラック・カイトにご注意を。
日本のトンビは窃盗どまりでありがたいと思うべきなのか。
ピーヒョロロ~
窃盗犯や放火犯であることを全く連想させない美しい鳴き声を聴きながら、さぁ、いざ出発。
波がけっこう立っていて船が上下にバウンドするので、甲板の柵に捕まってるのがいっぱいいっぱいでしたが、見どころではちゃんと止まってくださいました。
様々な景勝ポイントを通って船は進みます。
この洞窟は山の向こうに出口があって、繋がっているらしい。
船内音声案内がわかりやすく解説してくれます。
蘇洞門一番の見どころ、大門・小門。
基本的に、船はここでUターンをして帰るのですが、ちょうど大門・小門の裏側にある入江の波が静かだったので、少しだけその入江の船着き場に船を泊めてくださることになりました。
船のお兄さん曰く、こうやって船を停められるような静かな波の日は少なくて(全体の二割くらい)、初めに言ってしまうと、ほとんどのお客さんをガッカリさせてしまうから、停めますよ、という広報はしてないんだそうです。
※湾と入江では波の立ち方も違うらしい
神秘的な岩場の造形、美しい海水。
そして、神々が降り立った山。
蘇洞門に囲まれた久須夜ヶ岳は、「近畿の五芒星」の出発点として神々が最初に降り立たった山なんだそうです。
※神々は山向こうの町の若狭彦神社・若狭姫神社に鎮座しておられます。
※「近畿の五芒星」については、これまた色々と面白い符号を発見したので、いつか詳しく書いてみたいと思います。
いや本当に良い時間だった。
船のお兄さんも、同じ船に乗った人達も、みんな良い人で楽しかった。
そして
港に戻って「犬も歩けば水産加工会社に当たる」道を歩いてて、フラフラっとこけたのでした。
手当してくださった食文化館のお姉さん方、ありがとう。
御食国若狭おばま食文化館では、小浜の食文化(主に鯖)や鯖街道についての詳しい資料が展示されています。
亀岡の近隣地域、オキエも遊びに行った美山や周山(京北町)も、鯖街道の通り道のひとつだったんですね。
この食文化館には大きなお風呂が併設されていて、湯船につかりながら眺める「海に沈む夕日」がとても綺麗なんだそうです。
そ、それは入るしかないやん。
※血まみれな膝も洗える。
でも夕日の時間まではまだ早かったので、フィッシャマンズワーフに戻って魚でビールを飲むことにしました。
小浜港で捕れた「小鯛寿司」950円。
たんぱく質、補給。
美味しかった・・・
釣った&買った魚をその場で焼いて食べれる施設もあったよ。
そして、まだ早かったけどお風呂へ。
よく考えたらここでお風呂につかって夕日を見たら、帰り道は真っ暗になってるんとちゃうかな、と思い至りました。
このすぐ近くの小浜公園展望台で、昭和53年に遊びに来ていたカップルが拉致されました。そのカップル・地村さんご夫妻は平成14年に無事日本に帰国されてますし、今はもうそんなことは起こらないと思っている。絶対大丈夫、と、信じたい。
でもやっぱり女一人で歩いて帰る身としては怖いので、湯船の夕日はあきらめて、時間を早めることにしました。
※怖い一歩手前を安全に行く無理しない50女旅
湯船の中から写真は撮れませんでしたが、マッサージ機に座って撮った景色。
トンビ達が、お腹の模様が見えるくらい近くを何度も何度も行ったり来たりしていました。
綺麗やな~
良い子やな~
あんまり悪させんようにな~
お風呂上がりのソフトクリームは、言うまでもなく、最高。
湯船で夕日は見れませんでしたが、帰りの道々で美しい夕日を眺めることが出来ました。
キレイや~
心洗われる~
ランニングしてるお兄ちゃんも散歩しているおばちゃんもいて、安心しながら夕日をたっぷり楽しむことができました。
さぁ、大判のバンドエイドを買って帰ろう。
お昼に食べ過ぎたので、夜はお惣菜だけをスーパーで買って食べることにしました。
足も痛いしWi-Fi電波も微弱だし。
そんなわけで、オキエひとり旅至上最も早寝の夜9時就寝となった小浜の旅一日目回想、これにて終了です。