今日は大祓な一日を過ごしたオキエです。
神道の我が家では「位牌にお経」ではなく「霊璽に祝詞」をあげます。
神主さんのご指導の元、毎日祝詞の中の「大祓詞」をあげているわけですが、クライマックスシーンで出てくる4名の神様のご活躍がお見事すぎて感動ものなのです。
祝詞によって祓われた「穢れ」処理班というイメージなのですが、
まず速川の瀬に坐す「瀬織津姫」が海に持ち運び、
渦潮にいらっしゃる「速開津姫」が飲み込まれます。
その後「息吹戸主」が根の国底の国へと息吹で運び、
そこで待ち受ける「速差須良姫」が消滅させてくださいます。
すごい・・・
こんな秀逸な連携プレーをされる実務的神々がいらっしゃるなんて…
瀬織津姫は今ちょっとブームっぽい感じもあって存じておりましたが、他の神々は知りませんでした。大祓詞なんてけっこういろんな場面で耳にしてるはずなのに、本当に右から左やったんやねぇ。
で、
この神々はいったいどこに祀られたはるんやろ…毎日お世話になってるわけやし挨拶に行っておいたほうがいいのとちゃう?と思い立ち、調べたらななんと四神そろっていらっしゃる神社があることがわかりました。
そして滋賀県石山へ。
そこからバスに乗って、懐かしい瀬田川沿いの道を走ります。
夫と行った立木観音さんと石山寺(の食事エリア)の前を通った時は泣いたけどね。
今もあの時の私達が階段でハァハァ言ってるようで。
そして、到着。
佐久奈度神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!
おおおおおおおお・・・
佐久那太理に落ちたぎつ速川の瀬に坐す瀬織津比売と云ふ神・・・!
本当に毎日お世話になっています。
ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
目立ったポジションじゃなくても、粛々と実務をこなしてくださる無くてはならない裏方的存在の神々の事も、ちゃんと見て大切にする心を忘れてはいかん。
と、改めて思いました。
でも大祓詞のラストはやっぱり臨場感あってカッコいいと思うけどな…
参拝が終わって折り返しバスで石山駅に戻れば、ちょうどランチタイムでした。なので飲食店探して駅前をウロウロ…
そうか…
大津はいま大河で盛り上がってるんか。
結局平和堂のフードコートでパンとラテをいただいて、暑さから逃げるように帰路につきました。
今夜も夫の霊璽とおしゃべりしながら、大祓の神々に思いをはせたいと思います。