夏の日のオキエです。
先週太郎坊宮の階段を制覇した事に気をよくして、今週は立木観音を目指すことにしました。
石段、八百余段。
太郎坊宮より50段ほど多く、加えて途中に茶屋が無いという若干過酷な環境でしたが、前回得た教訓「休み休みなら大丈夫」が背中を押してくれました。
途中に現れる石像やお地蔵様が拠り所。
人生の歩き方と一緒なのかもしれません。
「道険しけれど有難や 南無立木観世音菩薩」
ホンマそれ。
これまでの人生においても、力を貸し手を差し伸べてくださる有形無形の神や菩薩にどれだけ助けられてきたことか。
やっとゴールが見えたかと思ったら、
まだ先があったりするわけですよ。
ここで一旦心が折れた。
足が動かなくなりました。
でも、休めばまた歩けるねんなこれが。
白鹿(観音様)と弘法大師様がお出迎えしてくださいました。
さらに奥の院があるということで、ぷるぷるの足に鞭打って進みましたが、すぐそこだったので助かりました。
大病を経てもなお、夫婦そろってこんな高いところまでお参りに来れる事こそが、奇跡のような有難さです。
せっかくここまで来たなら石山寺もお参りしようと移動してみたら、石山寺の門前がちょっとしたグルメシティでめっちゃテンションが上がりました。
和菓子屋さんでかき氷をいただきました。
これがなぁ。
階段のぼったカロリーをすべて清算してしまう行為。
でもなぁ。
階段のぼったからこそ呵責を緩和して食べられるとも言える。
写真には写ってないけど裏側にはあんこぎっしり、下のほうには大きめの白玉三個。
その分石山寺を歩いて、またカロリーを消費する予定でした。
夫は辰年私は巳年生まれなので、親近感。光の加減で、いまにも龍が飛び出してきそうな雰囲気でした。
そして志納所にて知る衝撃の事実。
600円払って先に進めば、ショートコースで20分、全部回るなら50分くらいかかるそうで、即決で今日は断念することにしました。
だってもうヘトヘトでしたから。
階段800段の後でしたから。
しかもお日様がガンガン照り付けて、気温も上がってきましたから。
無理は禁物な50代。
COVID‑19第7派で救急医療もひっ迫してるので。
駐車場代もお布施だと思って、諦めました。
おかげで無事に家に帰って来れて、良かった。
カロリー計算の失敗だけが悔やまれますが、まぁ本当に美味しかったし、今回だけは水に流しておきましょう。
※でも次回の反省材料にはしよう。オキエのコレステロールだけではなく、夫の体調も左右する問題なので。
ままならぬ50代疾患持ち夫婦の健康管理ではありますが、少し涼しくなる頃に金毘羅山奥社1368段を目指して、訓練を重ねたいと思います。
でも私、元気だよなぁ。