すがすがしい疲労感の夜のオキエです。
今日は滋賀県の湖東まで夫と遊びに行って来ました。
BSで見て以来、一度行ってみたかった太郎坊宮。
おおお・・・見えて来た!!
名立たる名将が修験したと言われている霊山です。
本殿までの階段は、800段。
かなりのチャレンジでしたが、どうしても歩きたい道があったので。
少し上がったところで最初に現れたのは成願寺。この辺まではもちろん余裕。
ここから先が本番でした。
行き交う人々と「あとどれくらい」の情報を交換し合うのは楽しいものです。でも「もう半分くらい来たか?」と思った場所がまだ1/4くらいと知った時には、諦めたくなりました。
しかし!
ピンチの時にやってくるのが神の救い。
ええとこに現れたお団子やさん。
しっかり甘醤油味、塩分も補給し夫の血糖値もキープして、再び歩き出します。
車から見えてた参集殿から望む景色は素晴らしかった。
ここからあと200段!!
岩場や景色を見ながら、だましだまし、休み休み。
夫婦岩がやっと見えてきた時の感動たるや。
夫婦岩:神様のお力によって押し開かれたと伝わる大岩です。岩と岩の幅は、わずか80cmしかありません。良い心の持ち主が、願い事を念じて岩の間を通ると願い事が叶うといいます。一方、悪い心の持ち主が通ると、岩にはさまれてしまうといわれています。江戸時代の書物には「岩の間には天狗が住んでいて人間は通れない」と記されています。近年はパワースポットとして注目されています。東近江市指定天然記念物。
お蔭様で挟まれたり天狗に邪魔されたりせずに通る事ができました。
心地よいことこの上なし。
本殿(正式名称阿賀神社)には正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神(天照大神の第一皇子神)が祀られています。
願う事は、夫や家族・友人達と、まだしばらく楽しく過ごす時間が続く事。
昔はよく国家安泰や世界平和、生きとし生けるもの全ての幸福、苦しみの中にある人々の救済など祈ってましたが、夫が病気になってから全く自分本位になりました。
人間なんだもの。
それでいいんじゃないかと思います。
これでやっとスタートラインな気すらします。
でもいつかまたひとまわり大きな人間になれたら、その時は再び祈りを外側に向けたいと願う気持ちもあります。
本殿でそんな願いをこめたら、あとは下るのみ。
降りきった時点でお昼はとうに過ぎていたので、急いでランチ場所を探して車を走らせました。
東近江の特産品を使った定食。
イワナの焼き加減が最高、
こんにゃくの刺身も美味しかった。
奥永源寺渓流の里にて、赤こんにゃく好きの友人にお土産も買いました。
途中で雨が降ってきましたが、渓流ドライブも楽しかったです。
肝心要の永源寺さんには体力も時間も無くて立ち寄れませんでしたが、遠くから感謝の念を送らせていただきました。
そんな東近江遊びのしめくくりは…
かなりカロリーを消費したにもかかわらず、取った食事はこんにゃく中心の低カロリー和食。そのまま家に帰れば明日の体重計が楽しみになったものを…
「そやし今日はええやろ。」と、あたまの隅っこでちゃんと計算してくる私の食欲。
それはそれは美味しかったとさ。
という事で
念願だった湖東エリア・東近江市遊び、楽しかったです。
これを機に夫とのウォーキングも再開したいと思うので、日差し&感染者数(人出)を考慮しながら、良い場所選びに知恵をしぼりたいと思います。
趣味が合わないから難しい事でもあるんですが。
でもまぁそれも楽しみのうち、ということで。