50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

ちょうどいい夢中

 

今日は久しぶりに寝坊したオキエです。

 

目覚まし時計が鳴ってすぐスヌーズボタンを押して、そしたら落っことして止まってしまって、気づかずに30分寝ていました。

 

時計さん、いつも手荒な扱いしてごめんな。

 

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マッハのスピードで支度をしたので、遅刻はせずに済みました。

 

でも若い頃は毎朝マッハやったなぁ。

元気やったんやなぁ。

 

 

さて

 

最近はすっかりオリックスに夢中のオキエですが、その事についてちょっと色々と考えてみました。

 

オリックスを応援しだしてから、夫の闘病による心の苦しみ・悲しみ・不安にとらわれている時間が無くなって、それはそれでとても素敵な事だと思うのですが、これって一歩間違えると怖い事だったりもするよな。

 

と、思ったのです。

 

だって見事に現実を忘れてしまえるから。

パーンって切り替わるから。

 

検査の結果を聞いたりしんどそうな顔を見たりで心に暗雲がたちこめてきても、オリメン情報を検索したら、速攻で元気を取り戻せてしまうわけです。

 

だから、苦しい現実から逃れるために、アルコールやギャンブル・怪しい宗教などへの依存にハマってしまう心理が、おぼろげながら理解できるような気がしました。

 

どんだけ救われるか、例えその瞬間だけだとしても。

 

ただ野球観戦は何かにコントロールされる事もないし、お金をつぎ込むこともしなくていいし、健康も害さないですむわけです。何かに夢中になるって「健全だからこれに夢中になろう」と思ってなれないのが難しい所ですから、ホンマに私は運が良かったと思います。

 

現実から完全に逃げるとかではなくて、現実を軽くしてくれる・どうせ同じ日々なら楽しく過ごせるように「ちょうどいい夢中」をくれる、のがエンタメの力なのか。

 

と、改めて感じ入っております。

 

 

老いていく道中、「ちょうどいい夢中」とともに、楽しく生きたいものです。