50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

丹後の旅/間人蟹と元伊勢

 

今週末はまたもや丹後半島に遊びに行ったオキエです。

 

今回は蓮女子3人組の旅、BKの「蟹が食べたい」の一言から物語が始まりました。

 

でも土日の蟹宿はどこもいっぱいで、仕方なく金曜日の宿泊を選択。いよいよ終結を迎える「全国旅行割」を活用して、お得優先でプランを組みました。

 

出発した金曜日は一日雨の天気予報。

なのでその日は観光はあきらめて、ゆっくり出発。

 

お昼に丹後に到着して、ランチはお醤油屋さんが経営するカフェに行きました。

だいまるしょうゆ

 

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このお店は、ビフォーアフターの匠によって改装されたものだそうです。

冬が怖い家 | 大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON II | 朝日放送テレビ

 

肝入りの醤油樽風テーブルに座らせてもらいました。


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夜の食事量を考えてお昼を控えめにするべく、出汁巻きとおにぎりのセットをいただきました。


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美味しかった!

 

そしてお醤油屋さんの醤油のロールケーキ。


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これは一個を三人でわけて食べました。

 

チョコレートソースみたいにかかってるのはたまり醤油です。ほんのり醤油味、でもあっさり甘くて美味しいケーキでした。

 

だいまる醤油さん、もちろん今でも現役のお醤油屋さんです。

 

 

夫の母は量り売りの時代からこちらで醤油を購入してはったらしい。夫のソウルフード醤油、一本いただきました。

 

そして、止まずの雨。

 

仕方ないので、この日は温泉でのんびり過ごすことにしました。

温泉・日帰り入浴 | 宇川温泉よし野の里


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海の見える露天風呂(貸切状態)で延々としゃべって、お風呂上りに牛乳飲みながらまた延々としゃべって、あっというまにチェックインの時間になりました。

 

今回の蟹宿は「間人温泉・夕凪」

夕凪【公式サイト】|海辺の宿



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高級ブランドとして有名な間人蟹をいただきました。


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本当は香住の宿を予約していたのですが、全国旅行割の延長を受けて取り直しをする段で色々と焦ってミスを犯して、間違えて間人の宿を予約してしまったのです。

(香住には「夕凪の丘」という宿がありまして…)

 

でも初日は結局雨で遠出するのもなんだったし、しかも間人蟹は前代未聞の美味しさで感動しか無かったので、取り間違えて良かったという話でまとまりました。

 

結局最後はラッキーしかない私達。

 

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朝日は見れなくても、水平線にかかる二重の虹を見れたり。

 

思うようにはいかなくても、感謝しながら進んだ先には違う幸せがあったりするわけです。

 

二日目は快晴に恵まれたので、観光スイッチをオンにして、まず目指したのは牧場のミルク工房です。

京都・丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら

 

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あれもこれも食べたい欲に振り回されながら、プリン&ソフトクリームをいただきました。


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ギャベルピカー!!

(美味しすぎて言葉に出来ない)

 

もうその頃には血液検査のケの字も頭にないよね。っていうか意図的に消したよね。明日からの私に土下座しておこう。


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牧場には羊さんもいて、エサやり体験ができます。


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エサを箱から出してる音でスタンバイを開始する羊さん。ボスっぽい羊さんの横で食べられないでじっとうつむくだけの羊さん。

 

羊社会の色々に胸を痛めつつ、次は西日本最大の道の駅へ。

丹後王国「食のみやこ」<公式サイト>


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ここではヤギさんに遭遇。


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窯?暖炉?がモクモクと燃えるフードコートにて、ランチタイム。


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フードコートとみくびるなかれ。

本格窯焼きピザ、めっちゃ美味しかった。


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ソーセージもめっちゃジューシーやった。


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この後

 

山あり谷ありの恐怖体験に遭遇するとは想像だにせず、楽しいランチタイムをすごしました。

 

 

さて

 

帰りの道すがら、福知山の「元伊勢」をお参りする事にした私達。

元伊勢三社

 

丹後から福知山に向かう道、ナビが示したのは山を越える道でした。

 

走っていたら途中から道路脇に雪が増えだして、ついに道までもが雪に覆われているエリアに突入してしまいました。

 

さすがの豪雪シティ。

スタッドレスを履いていても、これは怖い。

(写真を撮る心の余裕も無し)

 

仕方なしに引き返して別の道を選択したら、ナビが示したのはまたもや別の山道でした。

 

ただこちらの道には雪が積もってなかったので、恐る恐る前進。


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ふと気づけば絶景が見えたりもしましたが、

 

その後は大岩がゴロゴロ落ちてる渓谷のガードレールすらない横道を走り、小枝や落ち葉で覆われた薄暗い森の中の細道を走り、やっとたどり着くことができました。


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怖かったよぉ~ (´;ω;`)

 

しかし

 

ここで、さらなる衝撃的な出来事に遭遇します。

 

参道を上り始めてすぐの場所に社務所があって、BKとKMが早速御朱印をもらうわけですが、実はこの社務所皇大神社とは全く別の新興宗教社務所なのだそうです。

(京都)コラム:要注意!元伊勢内宮皇大神社の中の天皇神道って何者??

 

宮司のお父様が亡くなられた後しばらく神職不在になり、その時にこの団体による神社乗っ取り騒動が勃発し、裁判にもなったそうです。

(現在は和解してルールが定められ、今の状態らしい)

 

本殿のすぐ横に皇大神社の正式な社務所があり、そこで真実を聞かされた時の衝撃たるや如何に。

 

何というか。

もうビックリとしか言いようがない。

 

あんな場所に在ったら間違えるって。

元伊勢を目的に行かれる方は、お気を付け下さい。

 

 

本殿を御参りしたら、次は天岩戸神社に歩いて向かいます。天照皇大神がお隠れになったという伝説の地です。

元伊勢天岩戸神社|観光情報検索|京都“府”観光ガイド ~京都府観光連盟公式サイト~



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願うは日本国の安泰、子々孫々の安寧。

 

そして到着して、またビックリ。


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えええええええええ!!

この階段を降りるの!??


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信じられない光景に目がくらみましたが、でもとりあえず降りてみて、またビックリ。

 

ど、どこにあんのー!?


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川からバシバシはみ出す水でわかりにくいけど、どうやらこれは道らしい。

 

 

ここで東北行きのために購入した防水防寒ブーツが威力を発揮してくれたので、とりあえず神社のふもとまで行くことが出来ました。


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あとは、かかっている鎖をつたってのぼらなければなりません。

 

チャレンジするBK。


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でも岩が濡れているので、例え登れたとしても降りるのが怖いので、結局途中で断念。お天気のいい日に出直すことにして、ふもとから感謝をささげました。

(生きて帰れる嬉しさ)

 

 

ここからの帰り道は、何の問題も無い普通の道を走ることが出来ました。

 

知ってたら行きもこの道から来たんやけどね。ナビが親切に近道を考えてくれたからね。

 

夫に「あんな、なんの目印も無い電波も途切れがちの場所からいきなり道を聞くのやめてな。これからは行く前にどこを通ったらいいか聞いてな」と言われました。

 

まぁ、そりゃそうだ。

でも、雪が誤算やったんよ。

 

でもでも、その誤算が命取りになるわけやから、冬の豪雪地帯の怖さをさらに深く肝に銘じておこうと思いました。

 

 

そんな中でひとつ感心したのは、友達の笑い声の前ではどんな弱気も飛んでいくということ。

 

やっぱり笑うっていいなぁ。

 

オキエも一杯笑って、また新しい一週間も元気に発光していようと思いました。

 

 

今回の宿泊費は全国旅行割の上限3,000円を引いて、19,500円くらいでした。ホントにリーズナブルで親切で美味しい良いお宿に泊まれて、超ラッキーだった。平日だからお買い物クーポンも2,000円分もらえたし。

 

今夜の夕食は、お宿からいただいたお土産の魚と、クーポンで買って来た黒豆の炊き込みご飯。

 

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そしてBKとKMからもらったお菓子の山。


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明日からの職場のお茶の時間がすごいことになりそうです。

 

ちょっとずつな。

ちょっとずつやで。

 

 

 

血液検査まで、あと二週間半。

 

一番精神力が問われるのは、これからなのかもしれません。