久しぶりにオキエサロンでほっこり過ごしているオキエです。
あゝ、外で鳴いている雀の声が愛おしい。
さて!
今回の金沢旅行は旦那の出張の付き添いという体の旅でしたが、実際は旦那が尽くしてくれる妻孝行の旅となりました。
実に30年ぶりくらいの旦那と二人だけの旅行です。
生きてさえいれば良いことがあるもんだ。
そんな感じで、一日目。
前夜から金沢入りをしていたので、この日の散策は朝ゆっくりからスタートしました。
移動は車を使用、夫婦二人で最初に目指したのは「近江町市場」です。
近江町市場 – 金沢市民の台所としてもうすぐ300年の小売市場
右を見ても左を見ても美味しそうな海の生き物。
ですが、投薬治療中の旦那にとっては見るだけで「ウッ」となる修行の時間でした。そして「ウッ」となる人と一緒にいると何故か不思議とこっちまで「ウッ」となってくるので、本当にここまで何しに来たかわからない二人でしたが、
それでも楽しい時間でした。
市場の前には市姫様がいらっしゃいました。
なんでも京都の市比賣神社から勧請して創建されたとか?
市姫様、ここでお会いできるなんて感動や~
いつもありがとうございます。
市姫様のお導きか、神社の前に旦那の食をそそってくれるうどん・そばのお店がありました。
加登長 総本店 | 石川県金沢市 近江町市場横の元祖うどん処
オキエがオーダーしたのは「加賀野菜の天ぷら蕎麦」。
これ何だろう?と思ってた大きな葉っぱは「金時草」っていうらしい。とっても美味しかったです。
全部知ってる?! 15種類の「加賀野菜」とその美味しい食べ方♬|金沢時間
お腹が満たされたところで、次に向かったのは21世紀美術館。
でも、この日は作品入れ替えのため観れるエリアがとても少なくなっていて、目玉であるプールの下の部分にも行けないという話だったので、有料エリアに入場するのは断念しました。
ので、無料エリアをゆっくり散策。
最後にどこかでお茶をしようと近くのカフェを検索、美術館から歩いて5分の所にあったギャラリーカフェに行くことにしました。
Cafe&Gallery musee
ちょうど面白い画展をやっていました。
作家さんたちが自分の好きな小説のカバー絵を描いて実際に装幀してみてそれを飾るという画展。
めっちゃ面白かった!!
旦那が一番インパクトを受けたという「吾輩は猫である」のカバー絵、「強烈すぎて今夜夢に出てきそう。」とか話してたら、その絵を描いた作家さんが横に座っていらっしゃってビックリ!なんてこともありました。カフェのママさんもすごく素敵な方で、幸せなお茶の時間を過ごすことができました。
※ポスター一番下の列向かって右から二枚目の絵です。
そして己のカフェ運の強さ(いいカフェを嗅ぎあてる能力)に改めて感動したティータイムでもありました。
エンジェル、ありがとう。
夜ご飯は旦那が仕事でお世話になっている方のお勧めの、小さな居酒屋でいただきました。
念願の白海老のから揚げ。
この店一番のお勧めメニュー、もずく。
一押しだけあって、流石にホンマに美味しかった。
もずくを食べてコリコリ音がするなんて初体験。
そしていけすから、今日のお刺身。
「石川県ならではのお魚」という事で、能登で獲れたキジハタをいただくことにしました。
(左端手前の魚です)
旦那が二口ほど食べて「ウッ」となったので、ほとんどオキエ一人でいただきました。
あっさありしているのにしっかりとした食べ応えがありで、美味しかった。
平時はお刺身大好きな旦那なのに。
ホント可哀そう。
ビールも飲んで(これもオキエだけ)、何を食べても美味しい大将のお料理を楽しんで、お腹いっぱいになりました。
というより、旦那がすぐ「ウッ」てなるので、二人で頼んだ料理の8割をオキエが食べるはめになって、最後は鼻からうどん(シメにいただいた稲庭うどん)が出そうなくらいお腹がはちきれそうなレベルでした。
何もかもスマートにはいきませんが、思い出しては笑えて来る、熟年夫婦らしい面白おかしい旅となりました。
今回の旅のプランはあえて兼六園を外し(昔家族で行ったことがあるので)、街を歩いて楽しむことに決めてました。
メインの近江町市場と21世紀美術館はこの日に行けたので、あとはお茶屋街と武家屋敷界隈を楽しむのみ。
二日目は、待ちに待った久しぶりの一人旅の時間です。
わくわく、ドキドキで、つづく。