そして月曜日が始まったオキエです。
昨日は日常の喧噪から離れて歴史の狭間で静寂の時間を過ごしてたはずなんですが、なんかそれすらもう遠い歴史になってしまっています。
そんな長野旅行の話の続きです。
今回の旅の記録は主な部分を帰りの電車の中で書き連ねました。家に着いたらまた持ち帰り残業に追われることがわかってたので。
だから「さて」以降は今とテンションがちょっと違う文章になっているのが微妙に気になるのですが、修正する時間も無いのでこのままアップします。
さて
私たちの今回の旅の目的地、それは奈良井宿でした。
中山道の歴史に名を残す宿場町です。
中山道・木曽路 奈良井宿観光協会 | 懐かしい宿場町へようこそ
懐かしさ漂う駅を降り立ったのは、黄昏せまる時刻でした。
亀岡駅も昔はこんなんやった。
約1キロに渡り歴史ある街並みが続いています。
時間の流れがあきらかに違ってきてる…、
今回お世話になったお宿は、一日一組限定のゑちご屋さんでした。
木曽奈良井宿 ゑちごや旅館-越後屋- naraijyuku-echigoya
江戸時代「奈良井千軒」と宿場の繁栄ぶりを
時代と共に語り継がれ、今なお古(いにしえ)の
たたずまいを残す木曽奈良井宿。
「ゑちごや旅館」は、
寛政年間創業以来200余年の今日現在奈良井宿唯一の
旅籠(はたご)として営業しております。
めちゃくちゃ良かったです。
檜のお風呂や洗面所もびっくりするくらい落ち着いて、心癒されました。
なんなんやろ…
この癒される感じ…
私のDNAに眠る古き良き日本が蘇る感じ?
そして静寂が良かった。
涼しかったのも最高に素晴らしかった。
遠い記憶の中の「夏の終わり」が、ここにはまだありました。
お食事は山の恵みスペシャル
ユウガオ(かんぴょうになる瓜)がめちゃくちゃ美味しくて感動した。写真を撮り忘れましたが、岩魚の塩焼きと野菜の天ぷらも誠に美味しくいただきました。
きっとアラ還にはこんな感じの料理が沁みるんやね。
食事のあとほ、夜の宿場町を散歩。
中山道を旅する人々の束の間の安らぎを垣間見た気がしました。
しかしこの後、オリックスの山本由伸投手がノーヒットノーランを達成するなどという偉業を成し遂げるもんだから、一瞬いつものテンションに戻っちゃったりもしつつ、
静寂の夜は寝るのみ、10時に就寝しました。
(まぁ私もエイミちゃんも疲れ果ててたので。)
翌朝は宿を出てからゆっくり散策。
駅と反対側の端っこに鎮座されております経津主神。
本当に良い時間をいただいています御礼を申し述べ、山積する課題難問をお鎮め下さいますようお願いしました。
まずは私の心をね。
鎮めていただけたら、とね。
朝の神社は気持ちいい。
この道を進めば鳥居峠、次の薮原宿に続く木曽街道です。
でもオキエは進みません。
もちろん。
折り返して、ここから駅までいろんなショップを見ながら楽しい道のりを歩みました。
最後に有名な木曽の大橋を渡って、
そしていただく信州の恵みファイナル、五平餅とリンゴジュースは言わずもがな最高でした。
おやきにしても五平餅にしても、食べて「うわ、めちゃくちゃ美味しい!」というわけではないのです。でもなんかこう、しみじみと味わって、食べ終わったらまた食べたくなるのが不思議な感じ。
人として原点回帰をしたような、そんな旅になりました。
最後になりましたが
今回、宿でチェックインした時に知った驚愕の事実について、書き加えておきたいと思います。
なんと奈良井宿がある塩尻市さん、全国旅行割が終わった後も、独自の旅行割を設けてくださっていたのです。
【令和5年度しおじり割り拡大延長します】「バス旅行割・タクシー割」&「しおじり宿泊割」&「体験・土産クーポン+Plus」 | 塩尻市観光協会
宿泊代が5,000円割引になり、1,000円分のお買い物クーポンをいただきました。
話を聞いた瞬間はビックリしすぎて思わず絶句した私達。宿の方が心配そうに「割引…使います…よね?」と確認してくださった時には、急いで大きく首を縦に振りました。
なので帰りの名古屋駅ではその分奮発してしまった。
大好きな香楽さんのひつまぶし、行ってしまった。
本来なら塩尻市でご馳走を食べるべきではあるんやけど、電車の時間が2時間に一本では動きが制限されすぎて…、
でもお土産は色々と買ったので、ご容赦いただければと思います。
そんな感じで
今と昔を楽しむ長野県の旅が、終わりました。
これにて今月はもう遊ぶ時間なしになり、あとは町内会と仕事の両立にひたすら精進するのみです。
それと、マジックをかけたオリックスの応援と。
夫の終末医療の下調べや己の大腸カメラの入院も考えていかなという事態なんやけど。
ええんかな、こんなことしてて。
まぁ、ええか。
よくわかりませんが、鎮神社の神様からも神通力をもらったので、何とか乗り切ろうと思います。
旅の神様、いつもいつもありがとう。この山を越えるまで、どうかとびきりの旅(宿)を用意して待っててくださいね!