昨夜は抱樸さんのクラウドファンディングのカウントダウンを共に楽しみながら感動の夜をすごしていたはずのオキエです。
スポンサー一覧 コロナ緊急|家や仕事を失う人をひとりにしない支援(認定NPO法人抱樸-ほうぼく) - クラウドファンディング READYFOR (レディーフォー)
「抱樸」とは
「素を見(あらわ)し樸(ぼく)を抱き」―老子の言葉。
「樸」は荒木。すなわち原木の意。
「抱樸」とは、原木・荒木を抱きとめること。
しかし樸は、荒木であるゆえに、少々持ちにくく扱いづらくもある。時にはささくれ立ち、棘とげしい。そんな樸を抱く者たちは、棘に傷つき血を流す。だが傷を負っても抱いてくれる人が私たちには必要なのだ。樸のためにだれかが血を流す時、樸はいやされる。その時、樸は新しい可能性を体現する者となる。
樸として抱き留められた元ホームレスの皆さんは、やがて力強い抱き手となり、新たに傷つき疲れた人々を抱きとめていかれるのだそうです。
オキエもそんなふうに生きていられたらいいな。
などと考えつつ、とても温かく優しいものに包まれて、感謝しながら眠りにつこうとした真夜中すぎ。
飲みに行ったままの娘がまだ帰ってきていないことに気づきました。
嫌な予感。
やっと連絡がついたかと思えば、終電で終着駅まで来ちゃいました~、とのお話でした。
あかん。
抱樸できひん。
「そんなん知るか、自分で何とかしろ。」と放置して寝ようとしましたが、なんでも昨今はコロナの影響でか深夜タクシーは走っていないらしいとか、近くのビジネスホテルは満室やったとか。
※それ多分ホテルに嫌がられてるだけやで
仕方がないので、しっかりタクシー代(前回より千円値上げしました)を徴収して、迎えに行きました。
これで財布の中がちょっと潤ったし、今日は改めてお詫びのしるしも買ってきてくれたし、すっかり気分を持ち直してニヤニヤが止まりませんが。
明日の朝ごはん、楽しみ~💖
しかし
自分の子供ですらこんなにすったもんだで激怒するのに、金でももらわないとやってらんねぇよとか思うのに、他人をそのまま抱き留めるなんて。
つくづく抱樸の皆さんや、困窮者支援の現場で活動されている皆さんのすごさを思い知りました。
すごすぎるで。
真似できひん。
でもそれはしゃあないよな。
オキエはオキエやし。
オキエにでも出来ることを、これからも見つけてやっていくしかしょうがない。
昨日を感動のまま終わらせないでいてくれたエンジェルに、感謝。
この雑多感こそが、きっと生きる醍醐味なんだよね。