今朝、娘に「お母さん、鳳凰伝はあまりにも衝撃的過ぎてプログラムを買わなかったって言ってたで。」と指摘されました。都合のいいように記憶を作り変えることにも長けてくる50代、オキエです。
「逃げるは恥だが役に立つ。」
昨夜は防衛機制(逃避)がしっかり働いたおかげで、今日も心身ともに健康。結局ほとんど司会の練習をしませんでした。
さぁ
場所がとってもわかりにくいんですが、とにかくこの碑が目じるし。
田んぼの中の道を進んで、森の中へと入っていきます。
はっきり言って、この坂道はきついです。
昔、那須与一は戦に向かう途中病に倒れ、安倍晴明によって建てられたといわれている法楽寺に立ち寄りました。そこで見事に回復したので、その寺を再興したと言われています。
江戸時代、お寺は焼けてしまいますが、阿弥陀如来像は残され、後に地元の人達の手でお堂に安置され、現在も守り続けられている。それがこの与一堂です。
桜の絨毯が美しく、目を見張ります。
この阿弥陀如来様がこの度、三か月にわたる修復作業からお戻りになられ、本日お祝いの奉納会が開催されました。
うわー鍵がない!!や、
げー開栓する水道を間違えてる!!
きゃーコンロが壊れた!!
などのてんやわんやを乗り越えて、
まずはスタッフでお参りを。
そしてお弁当を💛
エネルギーをチャージしたら、いよいよ奉納会とオキエの司会の始まりです。
まずは太鼓パフォーマンスで幕開け。司会を忘れて聴き惚れる私。
亀岡市長からのお祝いの言葉、代表からの主旨説明、守ってこられた地域の皆さんの座談会、と続いてから、奉納演目へ。
「献花」 東山 未生流 副華務長
「吟詠」 静吟詩堂吟詠会 総師範
「演武」 大日本戸山流居合同協会 会長
「いったいなんて読むの。」
から始まって、昨晩苦労して頭に叩き込んだ皆さんの肩書。これだけは必死で練習したので、なんとか正しく読めました。
お友達のアドバイスどおり、みなさんにエールを送る気持ちを込めてご紹介していきます。
各々の道の先生方の奉納はさすがで素晴らしく、芸術をあまりわかっていないオキエでもとても感動しました。
最後は上方講談師、旭堂・南舟さんによる講談。
「那須与一・八島の合戦扇の段」を語っていただきました。与一が扇を打ち落とす様が、目に浮かびます。
「オキエちゃん、今日はかみまくっていたわね。」
主催されているお姉さまに温かい笑顔でしっかり指摘されて、オキエの大仕事も終了いたしました。
えへ。
やっぱり練習は大事だよね。