50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

土瓶でハーブティ

 

やっと仕事脳が戻って来たオキエです。

 

繁忙期が思った以上に繁忙になってきたので、走りながら身体がそれに馴染んできた感じ。

 

 

さて

 

この頃、何とも言えない気持ちになる事が増えました。

 

仕事関係者の中に認知症のような症状が出てきている方がチラホラ見受けられるようになったのです。

 

こっちも色々と気をつけておかないとダメやな。と、痛感いたしております。

 

当たり前のルールや今まで通りの常識が通用しない世界なんやね。

 

なるほど、高齢化社会

リアルに問題を感じ取る日々です。

 

まぁホンマかいなと思うくらい元気で達者なご老人もたくさんいらっしゃるし。

 

もちつもたれつ、全世代が仲良く暮らせる世の中を模索し続けたいものです。

 

と言う私もホントに昔みたいに頭も手も動かなくてヒヤヒヤの連続ですが…

 

いつまで今のクオリティを落とさず仕事ができるのかな。と考える時もありますが、とりあえずは「今、ここ」のお仕事を大切にする事に集中したいと思います。

 

集中のお供、らんちゃんからもらったNZのハーブティー

 

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「オキエちゃん、素敵!土瓶が良く似合う!!」とA子に褒められましたが…

(褒めてるんか?)

 

ハーブティーを片手でガブガブ飲みながら、明日もがんばります。

 

 

宮沢賢治と東北の旅・旅費計算

 

地味に仕事が忙しくなってきているオキエです。

 

もっとこうカーっとテンションを上げれたらいいのですが、なんか乗り切れない。

 

まだイーハトーヴが恋しい…

イーハトーブ宮沢賢治による造語で、心象世界にある理想郷を指す言葉。

 

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購入した宮沢賢治氏の名作集、毎晩読んでいます。


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めっちゃ面白い。

 

今まで本当に苦手で全く読めなかったのに、今は心が躍るのです。

 

私は彼の作品を読めるようになりたくて、ここ三年いろんな苦しみを経験したのかな?と思ってしまうほどです。「今ここにいる」状態でないと入れない世界な気がして、今年のオキエのテーマにもピッタリかもしれん。

 

というか、

 

やっと扉のある場所を見つけた。

 

そんな感じがしています。

 

 

でも

 

その扉、繁忙期テンションになると見えなくなりそうで怖い。

 

A子は「宮沢賢治は昔大好きだったけど、仕事を始めてから読めなくなった。」と言っていました。

 

イーハトーヴよ…

どうかいなくならないでくださいね。

 

それから

 

春には賢治氏のお父さんが主人公の映画が公開されるらしいので、とっても楽しみにしています。

映画『銀河鉄道の父』公式サイト | 2023年5月5日(金・祝)全国公開


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では

 

久しぶりに、旅費計算をしておこうと思います。

今後のためのメモ的な意味もこめて。

 

交通費 36,956円

飛行機(伊丹→山形) 10,540円

飛行機(花巻→伊丹)14,340円

伊丹空港までは夫の送迎 0円

乗合タクシー(空港→銀山温泉) 2,600円

大石田駅→山形(秋田新幹線) 1,440円

山形→仙台(仙山線)ダブル切符 780円

※通常1,166円・2枚組割引切符

仙台⇄松島海岸(仙石線) 418円×2

仙台→盛岡(東北新幹線) 6,790円

盛岡観光・花巻空港まではN氏の送迎 0円

 

宿泊費 54,290円

銀山温泉・古勢起屋 30,800円

仙台(ダイワロイネット) 7,430円

盛岡(ダイワロイネット) 8,030円×2泊

 

観光・入館料等 2,450円

松島遊覧船(湾内一周) 1,000円

瑞巌寺拝観料 700円

観瀾亭 200円

童話村・宮沢賢治記念館共通券 550円

※文翔館・赤レンガ館は無料

 

飲食費 8,472円

生揚げ(揚げ豆腐) 220円÷2

柿の種とコーヒー(秋田新幹線内)243円

牛タン弁当 1,000円

萩の月 179円

牡蠣 600円

観瀾亭お抹茶セット 700円

盛岡レーメン(焼肉・ビール付)3,500円

※N氏の分も入れて、らんちゃんと割る

可否館のコーヒー 480円

山猫軒のでくのぼう(餅)660円

林風舎のケーキセット 1,000円

 

合計 102,168円+お土産代

 

 

おおむね目標の10万円で行って帰って来れました。

 

6泊した九州の旅とそんな変わらないけど、今回は銀山温泉の旅館で一泊してるので、宿泊代が高くつきました。全部シティホテルにすると8万円弱で行けたんやけど…

(もちろん後悔はしていないですが)

九州の旅、旅費計算 - 50女の遊び方

 

でも、食費は安く抑えられました。ホテルのバイキングで朝ごはんをしっかり食べて、お昼を少なめにしたのは良かった。N氏やらんちゃんに色々とご馳走になりつつ、地元名産もちゃんと味わえて、満足度はとても高いものとなりました。

 

 

 

なんか

 

いろんな価値観をひっくり返してしまう旅だったような気もする。

 

またゆっくり落ち着いて気持ちを整理したいです。

 

 

でも

 

その前に、迫りくる繁忙期。

 

ローテンションなりに、がんばりたいと思います。

(要は、やることさえやったらええんやし)

 

 

I love 東北/花巻・イーハトーヴ

 

身体が鉛のように重かった月曜日のオキエです。

 

土曜日は一日パソコン前に居座り、日曜日は一日テレビの前に居座っていたからかな。

 

動かないと本当にダメやね。

 

今日仕事の帰りにカーブスに行って、少し軽くなりました。

 

 

さて

 

楽しい東北の旅、泣いても笑っても最終日!

のお話です。

 

N氏が空港まで送ってくださるとの事で、再び雪深き道を走り、花巻に向かいました。

 

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飛行機の時間まで、宮沢賢治の世界巡りです。

宮沢賢治童話村 | 観る【花巻観光協会公式サイト】

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「賢治の学校」では、賢治が好んだ様々な世界をテーマごとに紹介していました。



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ミニチュアで描かれた物語もあり、とてもわかりやすかった。

 

セロ弾きのゴーシュ


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注文の多い料理店


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楽しい~


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「賢治の教室」では、童話に登場する「植物」「動物」「星」「鳥」「石」に関する展示が観れました。


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続いて訪れた「宮沢賢治記念館」では、彼の生い立ちから生きざままでがよくわかりました。

宮沢賢治記念館|花巻市


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先日も書きましたが、オキエは宮沢賢治氏の事を「自然主義の夢見がちな文学青年」くらいに考えていました。

 

知らないって恐ろしい。

 

地に足の着いた立派な農業研究者だったんですね。

 

音楽を愛し、教師生活に充実を見出していたはずの賢治氏が、農業学校の教師を辞めて、一農民となる決意をした時に書かれた詩を読んで、衝撃が走りました。

 

告別

おまへのバスの三連音が
どんなぐあひに鳴ってゐたかを
おそらくおまへはわかってゐまい
その純朴さ希みに充ちたたのしさは
ほとんどおれを草葉のやうに顫はせた
もしもおまへがそれらの音の特性や
立派な無数の順列を
はっきり知って自由にいつでも使へるならば
おまへは辛くてそしてかゞやく天の仕事もするだらう
泰西著名の楽人たちが
幼齢弦や鍵器をとって
すでに一家をなしたがやうに
おまへはそのころ
この国にある皮革の鼓器と
竹でつくった管くゎんとをとった
けれどもいまごろちゃうどおまへの年ごろで
おまへの素質と力をもってゐるものは
町と村との一万人のなかになら
おそらく五人はあるだらう
それらのひとのどの人もまたどのひとも
五年のあひだにそれを大抵無くすのだ
生活のためにけづられたり
自分でそれをなくすのだ
すべての才や力や材といふものは
ひとにとゞまるものでない
ひとさへひとにとゞまらぬ
云はなかったが、
おれは四月はもう学校に居ないのだ
恐らく暗くけはしいみちをあるくだらう
そのあとでおまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子とその明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへをもう見ない
なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰をかけてるやうな
そんな多数をいちばんいやにおもふのだ
もしもおまへが
よくきいてくれ
ひとりのやさしい娘をおもふやうになるそのとき
おまへに無数の影と光の像があらはれる
おまへはそれを音にするのだ
みんなが町で暮したり
一日あそんでゐるときに
おまへはひとりであの石原の草を刈る
そのさびしさでおまへは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の
それらを噛んで歌ふのだ
もしも楽器がなかったら
いゝかおまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ

 

記念館前の展望台から望んでも、山は見えず。

 

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晴れてたら早池峰山が見えたらしい。

(ここで再び南部賛歌)

 

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岩手の山々よ、また会いに来るね~

 

お昼ご飯は「山猫軒」で。

山猫軒 公式ホームページ - 岩手県花巻市 レストラン&土産品 山猫軒


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「服を脱げ」とか「油を塗れ」とか言われなくて良かった。


藁で切って食べる餅・でくのぼうと、岩手の伝統漬物・金婚漬。

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らんちゃんから一切れもらった白金豚(花巻のブランド豚)のカツ。


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岩手の幸を堪能し尽くしました。

 

最後は林風舎でカフェタイム。

宮沢賢治の店 林風舎


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宮沢賢治氏の弟さんのお孫さんのお店だとか。


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あっちもこっちも賢治さんだらけ。

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そんな賢治ワールドで、美味しいコーヒーをいただきました。

 

 

切ない時間。

N氏もらんちゃんも、またしばしのお別れです。

 

花巻空港には、ゆーみん手植えの林檎の木がありました。


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もっと知る | いわて花巻空港

『緑の町に舞い降りて』
いわて花巻空港では、新ターミナルビルがオープンした2009年より、ユーミンこと松任谷由実さんの『緑の町に舞い降りて』という曲をイメージソングとして使用させていただいております。
この曲は、松任谷さんが1975年に岩手を訪れた時の印象をモチーフに作られたと言われており、2009年3月より空港館内のBGMで流されています。

 

www.youtube.com

 

ちぎれんばかりに手を振るN氏に見送られて、

 

富士山を横切り、

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山々を超えて、


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大阪城が見えてきました。


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ただいま、関西。

 

 

新しい笑顔お土産に、帰って来ました。

 

 

I love 東北/N氏の町・盛岡

 

テレビの前で心が忙しい日曜日のオキエです。

 

京都女子駅伝ではドルーリー選手の走りに度肝を抜かれ、待ちに待った望海さんのコンサートでは笑ったり涙を流したりひっくり返ったりしました。

※いやここで凪様の「咲、愛してんで。」が見れるとは思わなかった。WOWOWさん有難う。

 

 

しかしなんで一番集中して聴きたい歌の時に限って、母がお茶を入れに来たり夫が出かける準備をしに来たりとあたりが騒がしくなるのか、全く不思議。

 

よくある現象だけど、本当に不思議。

どなたか研究されていません?

 

 

さて

 

話を東北に戻したいと思います。

 

松島を散策した後、東北新幹線に乗ってやってきたのは岩手県盛岡市

 

そう、N氏の住んでいる町です。

N氏:かつてのオキエの仕事仲間。単身赴任で4年ほど京都暮らしをされていた際、公私共々いろんな場所にご一緒させてもらった(余すところなくブログに記録してある)。人生を楽しむ天才、もはや師匠。

 

ホテルにチェックインした後、合流。

再開を喜こび、早速街に繰り出しました。

 

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まずは盛岡の地ビールで乾杯。

ベアレン醸造所 – 岩手県盛岡市にある、100年以上前の仕込釜で造るヨーロッパスタイルのクラシックなビールブルワリー


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そして、盛岡レーメン発祥の地「食道園」のレーメンをいただきました。

盛岡の冷麺発祥の店 食道園

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美味しすぎ泣いた。

あり得ないくらい美味しかった。

 

ぴょんぴょん舎のレーメンも美味しいけど、これまた格別に美味しい!!

※1万6千歩も歩いたのに昼は牡蠣1個やった、というのもあるかもしれん。

 

そしてここで遊びの天才N氏から耳寄り情報が…


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オキエが「行きたい」とリクエストしていた場所で、明日「和ぐるみのお餅」のふるまいが!ある!!

 

期待に胸は高まります。

 

余談ですが、

盛岡と言う町は本当に素敵な町なんです。

 

山と川が織りなす豊かな自然の中で、古きと新しきが丁度いい感じで混ざり合っていて、静かだけど遊び心にあふれた、何とも言えぬ居心地のいい町です。

 

そう思っているのは私だけで無い事がわかりました。

 

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ミューヨークタイムズ「2023年歩いて回れる珠玉の街第2位」に選ばれたのだそうです。

 

なるほどなぁ。

静かなる遊びの天才N氏が育った土壌なわけですね。

 

 

一夜明けて

 

そんな盛岡の街を、ご案内いただきました。

 

まず最初に向かったのは、高松公園

盛岡高松公園&エコアス広場ガイド/高松公園の概要


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池の大部分は凍っています。

※昔はスケート場になったほど凍ったらしいです。

 

そして、白鳥発見。


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ここは冬になると白鳥をはじめいろんな渡り鳥が渡ってくる、人と鳥の憩いの場です。

 

グレーなのはまだ子供、みにくいアヒルの子から美しい白鳥へ変わりゆく過程ですね。

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どこにでも住めるカラス、ブラボー。


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白鳥は基本的にファミリーで行動するらしい。

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白鳥以外にもいろんな水鳥がいて、楽しすぎた。


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オシドリの夫婦、派手なほうが雄。

たしかにずっと一緒にいたな~

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晴れていればこの公園から岩手山が綺麗に見えるのですが、この日は曇っていて見れませんでした。松島の快晴で調子に乗って喜んでいましたが、やっぱりそこまで善行は積んでなかったみたいで、まぁ納得といったところです。

 

そこから裁判所前で石割桜を鑑賞。

 

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いわての旅:岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」

盛岡地方裁判所前に、周囲21メートルの巨大な花崗岩を割ってエドヒガンザクラが伸びています。根回り4.3メートル、高さ10メートルで、樹齢は360年以上ともいわれているこの桜は、毎年4月中旬からきれいに花を咲かせます。春の日差しそそぐ日中もきれいですが、夜桜もまた情緒があります。大正12年(1923)には国の天然記念物に指定されています。

 

「盛岡の桜は石ば割って咲ぐ。」

 

ここから宝塚歌劇団壬生義士伝」へと話が流れるわけです。

 

music-book.jp

 

皆さんに「南部賛歌」をお聴きいただきました。

 

東に遠く 早池峰山 (はやちねさん)
南にそびえる 南昌山 (なんしょうざん)
西のお山は 岩手山 (いわてさん)
北のお山は 姫神山 (ひめかみさん)

ぐるりを山に囲まれて 城下流れる中津川…

 

本当に山が見えなくてウルトラ残念だったので、また行かなくちゃ。

 

そしてオキエがリクエストをしていた「りあすぱーく」に連れて行ってもらいました。

和ぐるみとくるみかご、被災者の手仕事で東北の復興へ | りあすぱーく 《一般社団法人SAVE IWATE》

 

東日本大震災で被災した12市町村の被災者の方たちが、生産した特産品や工芸品などを販売しているお店です。

 

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前日にN氏からもらった情報「和ぐるみのお餅のふるまい(限定50名)」、間に合いました。


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和ぐるみは三陸の特産品です。

木の皮は綺麗にはがれて様々な伝統工芸品へ姿を変えるのです。


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この日は特別割引があったので、らんちゃんは籠を購入してはりました。

 

私はのだ塩の燻製を購入。

プレミアム燻製 薪窯直煮製法 のだ塩「薫海(かおり)」 100g - ネットぱあぷる|岩手県野田村の特産品を販売

 

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美味しいお塩です。

娘にも頼まれていたので。

 

そこから赤レンガ館を見学。

(旧盛岡銀行本店)

 

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岩手銀行赤レンガ館

岩手銀行赤レンガ館は、1911(明治44)年に盛岡銀行の本店行舎として落成し、1936(昭和11)年に岩手殖産銀行(のちに行名を岩手銀行に変更)がこの建物を譲り受け、本店として利用しはじめました。その後、1983(昭和58)年に岩手銀行新社屋完成に伴い中ノ橋支店となりました。
設計は東京駅でも知られる、辰野・葛西建築設計事務所によるもので、辰野金吾が設計した建築としては東北地方に唯一残る作品です。

2012(平成24)年8月3日に銀行としての営業を終了し、約3年半に及ぶ保存修理工事を経て、2016(平成28)年7月17日に一般公開されます。

 

10年前まで現役だったのがすごい。

 


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64のマリオを思い出すのは私だけ?


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創業昭和11年南部煎餅の老舗。

老舗白沢せんべい店


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自分用にお得な割れ煎餅を購入。

 

そして前回(震災の年の夏)来た時に感動して、もう一度行きたかった「ござ九」へ。

竹細工と生活雑貨を商う岩手・盛岡の雑貨屋「ござ九」のオフィシャルサイト

 

 

岩手銀行本店とならぶ景観重要建造物で、いまも現役の商店です。

 



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虚無僧や浪人も御用達。


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こちらはらんちゃんリクエストの光原社。

光原社

大正13年宮沢賢治の生前唯一の童話集「注文の多い料理店」を発刊、社名も賢治の手によって光原社と名づけられました。

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現在は、全国から集めた漆器や焼き物を扱う工芸品店として人気です。

 

敷地内にはカフェや輸入雑貨店もあって、楽しい。


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可否館でコーヒー。


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この「可否館」は、時間の流れが違いました。

宮沢賢治の体内時計でまわってると思いました。

 

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輸入雑貨店「カムパネラ」のウィンドウをのぞき込んでいた時、屋根の雪がオキエのコートのフードに落ちて入りました。


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これはもう賢治氏からの「ようこそ」やんな。

と思って、お店に入って首飾りを買いました。


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裏庭から見えた中津川。


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今回の旅で、宮沢賢治氏に対して初めて興味がわいてきました。


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内向的な自然派の文学青年としか思ってなかったその印象が、見事にひっくり返りました。この話は花巻の記事で書こうと思います。

 

散策の最後はN氏御用達の和菓子屋さんへ。

認定店「梅月堂」|盛岡市公式ホームページ


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ここで松岡修造さんがお店の人と並んでいる写真が飾ってあって、おおお!となりました。

 

小林一三先生を曾祖父に持つ松岡さん、実は10年前に三陸を訪ねた時にお会いしたのです。たまたま入った仮設店舗のラーメン屋さんで、食事をされていました。

 

被災地をくまなく回って皆さんを勇気づけられていたのだと、改めて尊敬してしまった。

 

そして次々とお餅やお菓子を大人買いするN氏にも、尊敬。っていうか「え、そんなに?」レベルの衝撃だったかもしれん。


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久々にN氏がたててくれたお抹茶とともに、お勧めの商品を全部いただきました。


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梅月堂さんは大正元年開業の老舗和菓子店です。100年前から続く美味しさをいただいてるかと思うと感無量でした。

 

実際めっちゃ美味しかったので。

毎日食べても飽きないんじゃないかな。

 

 

それから盛岡市民に愛されてやまない百貨店「カワトク」でお土産を買って、

カワトクドットコム ~岩手県盛岡の百貨店、パルクアベニュー・カワトクです。~

 

またもやN氏御用達のフレンチのお店で、最後の夜を惜しみました。

Restaurant Bellecour | 盛岡のフレンチレストラン

 

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N氏夫妻のお招きで、大変丁重におもてなしいただきました。本当に美味しいお店で楽しいお話、幸せな時間でした。


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冬山の 旅の終わりの 団らんよ

みちのくの 木枯らしすらも あたたかく

目を閉じて 雪と賢治と 山々と

 

思い出すと今も胸にせまりくる情景があります。

 

 

 

 

 

I love 東北/松島

 

久しぶりにお寝坊出来て、幸せな朝を迎えたオキエです。

 

年末から昨日までをあわただしく駆け抜けて、今日は一日のんびりするぞと決意しています。

 

 

 

 

さて

 

東北旅行三日目は、松島に行きました。「いったい私はいつどこでどんな善行を積んだのだろう。」と思うほどのお天気に恵まれて。

 

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JR松島駅ではなく、仙石線の松島海岸駅が最寄りです。

 

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電車の中の注意書き。

 

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ご承知の通り、松島は「日本三景」のひとつです。

日本三景 【公式】 日本三景観光連絡協議会

 

これにて50女、日本三景を制覇いたしました。

海の京都 伊根・天橋立 - 50女の遊び方

宮島・厳島神社 - 50女の遊び方

 

50女ブログを始めてはや5年、ようやく夢が叶いました。

 

 

まずは、遊覧船に乗って湾内一周。


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神様の造形物にいちいち感動し、

 

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かもめの大群にはしゃぎ、

牡蠣や海苔の養殖に夢をふくらませる。

 

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楽しかったのですが、でもやっぱり岸から眺める景色が一番美しいかなぁ。とも思いました。

 

船を降りたら、瑞巌寺へ。

国宝 瑞巌寺


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斎太郎節(さいたらぶし)が脳内で自動再生します。


松島の サーヨー
瑞巌寺ほどの
寺もない トーエー
アレワエーエー エント ソーリャー
大漁だエ

 

この「寺もない」を、

最初は「瑞巌寺ほどのお寺が無い場所」と勘違いしていて、一体どういう意図で作られた歌なのか?らんちゃんと考察しましたが、「瑞巌寺ほど立派な寺は他にはない」という意味だとわかって、衝撃を受けました。

 

日本語って複雑だわ。

 

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瑞巌寺の中は撮影禁止なので、お庭だけ。


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松島の島々を表してはるんやんなあ。

すごいなあ。


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らんちゃんが気になって仕方なかった、玄関前の名もなき観音様。

 

 

必死で調べたら、瑞巌寺の公式Twitterに「灌水観音」との説明がありました。

 

 

 

また、瑞巌寺の中にはこのように岩場を利用した建造物がいくつもあります。

 

 

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山道脇には洞窟が並んでいます。

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洞窟遺跡群、なかなか圧巻でした。

長く供養場として使われていた場所なのだそうです。

境内のご案内 ― 洞窟遺跡群|国宝 瑞巌寺


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そして

お待ちかねの時間で御座います。

 

 

 

ぷりっぷりの牡蠣!!

 

 

美味しいとかどうとかもう言葉にならないレベル。

 

最後は「観瀾亭」でずんだ餅とお抹茶をいただきながら、松島の海を眺めました。

 


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「観瀾亭」指定文化財〈県指定有形文化財〉 - 宮城県公式ウェブサイト

文禄年中に豊臣秀吉から伊達政宗が譲り受けた伏見城の1棟で、江戸の藩邸に移築したものを更に2代藩主伊達忠宗が松島月見崎に移したと伝えられている。

 

伏見から来はったんやね。

私と同郷やね。


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楽しい時間は瞬く間に過ぎました。

 

が、

 

ここから旅はさらにクライマックスへと加速していきます。

 


あの人の住む町へ。

東北新幹線に乗って、いざ行かん!!