言葉の持つパワーというものに、改めて恐れ入っているオキエです。
昨日のブログに書いちゃったから。
これで、今年の福祉センターまつりが終わりました。
終わってなかったんだよ。
今日の片づけ、すっかり忘れてしまったよ。
副リーダー、本当にごめんね。
こんどなんか美味しいものご馳走させてね。
そして
明日はどこかにゆっくり流れる時を感じに行きたいな。
高浜虚子の句集だけ持って。
静かで綺麗で暖かくて美味しくて安くて近い場所に。
♪ きっと叶うはーずさー、ゆーめーはー
叶っちゃったよ。
cafe_de_mimi
Café de mimiさん(@cafe_de_mimi) • Instagram写真と動画
オキエのいつもの隠れ家。
でも素敵なお店だから当たり前だけど、どんどん流行ってきていて、この頃はいつ行っても結構お客さんがいっぱいいたので、ちょっと足が遠のいていました。
オキエもなんだか忙しかったし。
だから今日もいっぱいだろうな~。無理かな~。と思いつつオーナーパパに聞いてみたら、暇やで!という返事をもらったので、行ってみた。
そしたらお気に入りのソファー席が空いていて、しばらくしたらお客さんがみんな帰っちゃってオキエ一人になってしまった。
窓に映る初冬の景色を見ながら、静かで綺麗で暖かい環境で、高浜虚子の句集を読むことが出来ました。
美味しいものを食べながら。
(季節のデザートセット、1,000円)
なんたるや。
エンジェル、ビックリするくらいありがとう。
でもこれってもしオキエが願ったからこうなったんやったら、ひょっとして営業妨害なんちゃうか・・・と、ちょっと考えたりもしましたが、私が一人きりだったのはちょうど一時間くらい。帰るころにはまたお客さんでにぎわいだしたので安心しました。
スポン、と絶好の隙間に当てはめてくれたんだね。
秋から初冬にかけての句、と、外の景色。
臨場感あふれる贅沢な読書の時間。
落葉踏み すべり尻もち つき笑う
声出して笑った。
お・・・
黄檗山の句がある!!!
茶の花に 黄檗山を 立ち出でし
茶の花や 黄檗の僧 今は誰
先日、黄檗山萬福寺には一人吟行に行ったものの、まだ一句も詠めていないオキエ。
調べてみたら、夏目漱石さんも一句詠んでおられました。
黄檗山、素晴らしい先人の皆さまがこうも詠んでおられる場所だとは存じませんでした。でも皆さん「お茶」をセットで詠まれていますね。それほどまでにここは茶畑が広がっていた場所だったのでしょうか。オキエの目に映ったのは住宅街だったのですが、少し歩けばどこかに茶畑があったのかな~。
など、いろいろ考えて楽しい時間になりました。
せっかくだし窓の景色で一句読んでみようかな・・・と思ったりもしたのですが、気づけば爆睡していました。
気持ち良すぎやっちゅうねん。
なので、今考えた。
黄檗の 虚子の瞳の 茶の花や
紅葉よと 歌詠みかけて 寝落つ茶屋
茶屋の暖 枯れ木の桜 夢で咲く
言葉って、ほんとうに面白い。
ぜったい五七五なんかで表せないだろうと思える状況も、角度を変えると表せたりしてしまう。
そして
言葉の持つ力は、やっぱりとてつもなく強い。と、思う。
明日からまた忙しくなりそうなので、深呼吸してがんばろう。
と書いたら、またそうなっちゃうから、
明日からは色んな予定がけっこう続くものの、その分様々な面白みに出会えるはずだから、心にゆとりをもって楽しい毎日にしていこう!よろしくエンジェル!!
に変えてみようかな。
言葉のパワー、本気で理解しだすと、もう人の悪口とか自己批判とか怖くて言えなくなっちゃう。っていう話はよく聞きます。
でも、自分の思っていることに嘘ついてプラスの言葉を言えばいい、というものでも無いような気もする。
俳句同様、様々な表現の仕方の中から一番しっくりきて、それでいて美しい言葉を選び出していく、っていうのが楽しくて上手くいくのかもなぁ。
もちろん、どんな言葉を選んでも経験しても、それは今の自分に必要な経験として大切なんだろうと思うけど。
これからもどんどんいろんな言葉を表現しながら世界を遊びたいと思います。
それがオキエ的、「究極の50女の遊び方」なのかもしれない!!