新しいガスコンロが我が家にやってきました。
この家に引っ越してきて以来25年間一度も変えることなく使っていたガスコンロの、みっつのうちのひとつが点火しなくなくなって、もうひとつも炎の形がおかしくなって危険だったので、思い切って買い換えました。
新しいガスコンロ、なんと湯沸かし、煮物、天ぷらの温度指定ができる。
最新機器の性能の素晴らしさに驚愕したら、組合プロパンの方に「これくらい今は普通ですよ。」と言われました。
えーーー
お、遅れてたんか。
世の中の人はみんなすでにこんな便利な暮らしをしていたんか。
いや~びっくりするな。
現在22時15分。
ゴスペルの自主練習をすませて、昨夜見た天国の愛犬の夢を思い出して泣いて、なんでもない一日が過ぎていこうとしています。
「なんでもない日」と言えば、いつも思い出すのがディズニー映画「不思議の国のアリス」の中に出てくる「お誕生日じゃない日のうた」。
子供のころからマッドハッターと3月うさぎはクレイジーすぎて嫌いでした。
ですが、ルイス・キャロルがこの「不思議の国のアリス」を描いた背景にはとても興味深いものがあります。
教訓をいっさい含まず、純粋に子供を愉しませるために書かれたこの作品は、当時のイギリスの旧弊な教訓物語から脱し、児童文学の新しい地平を切り開いた作品、と言われていたそうです。
しかし・・・
あんなおかしな二人組のお茶の時間がイギリスの子供たちには面白かったんか!?
でも・・・
うちの息子も「ボボボーボ・ボーボボ」や「でんぢゃらすじーさん」など、何が面白いのか全くもって理解できない漫画を愛読していたので、そんなもんなんか。
そんなもんやな。
それに
なんでもない日、バンザイ。
なんでもない日、おめでとう。
その感覚は嫌いじゃない。
今日も一日、おめでとう!!