土曜日のオキエです。
今日はお仕事仲間のNちゃんとアジアン料理を食べに行きました。
タイ料理とインド料理がいっぺんに食べられるアジアン料理。控えめに言って「最高」でした。
さて
中国地方の旅の三日目朝、ついにオキエが一番行きたかった場所・出雲大社にたどりつきました。
しかし記憶があいまい・・・
なんか色々いらっしゃりすぎて混乱・・・
地図を見ながら思い起こしてみます。
まずはとにもかくにも本殿にご挨拶。
日本で生きて暮らしていれる幸せの感謝を申し述べました。
あれ?
巨大しめ縄は???
オキエは知らなかったのですが、巨大しめ縄は本殿では無く神楽殿の前に飾られているのです。
おっきいいいい!!
面白かったのがこちら、十九社。
神在祭の間、集われた全国各地の神々の宿所となる社です。
※島根県以外では神無月
言ってみれば神々のホテルということやんな。そうか~、そういう仕組みなんか~。
本殿のちょうど後ろにあるのが素鵞社。ヤマタノオロチを退治した素戔嗚尊が御祭神です。
ここにパワーを一番感じる人も多いらしい。
後ろが八雲山だからかな。
気づけば何やら参拝客が建物の後ろや横に集まってゴソゴソしていて、何だろうと思って見てみたら、砂箱が置いてありました。
みなさんどうやらこの砂を持ち帰っているらしい。聞いてみたら、親切なファミリーがめっちゃ丁寧に教えてくださいました。なんでも稲佐の浜の砂を持ち込めば、同量の砂を持ち帰っていいんだとか。その砂を家の四角にまけば、ご利益があるらしい。
稲佐の浜までは徒歩で15分。
「いきましょう。」
チャレンジャーの藤ちゃんの一声で、浜に向かって出発。出発してから5分で一旦後悔するところも彼女のチャームポイント。
うわあああああ…
私が一番来たかった場所は、ここや!!
と、瞬時に悟ったくらい感動しました。
なるべく人が踏んでいない場所の砂を取って、素鵞社に持ち帰り、砂をいただきました。パワーが出てると言われる後ろの岩に置いて、さらにパワー吸収。
ムスビのご神像
ここで同じポーズをすると力を授かるそうですが、それはちょっと…無理かな…
念願の出雲大社を出た後も、神々をめぐる旅は続きます。
ここは藤ちゃんが行きたかった場所、須佐神社。
【公式サイト】島根県出雲市にある須佐之男命 (すさのおのみこと) を祀る須佐神社
先ほど砂のご利益をくださった素戔嗚尊(こちらでの表記は須佐之男命)がご祭神です。
藤ちゃんが前回出雲めぐりをした時、不思議と見つけられなかったんだそうです。リベンジはあっさり叶い、良かった。
新しいiPhoneにしてから、光の入り方が虹型になるんやけど。良いカメラってこうなるの?
本殿もさることながら、裏の森にはすごいパワーを感じました。
大杉さんはもとより、このエリアがどうも何か降りてたっぽい。
このエリアを透明な眼差しで見つめている青年がいて、彼も何かが見えてるっぽい感じやった。それとも彼がその何かを降ろしていたのかな?
勇気を出して話しかけて聴いてみれば良かった。「は?」って言われて終わってたかもしれんけど。
まぁ、ロマンはロマンのままでいいのかもしれん。
須佐神社の前には「天照社」という末社がありました。天照大神がいらっしゃいます。
末社にしては珍しく扉が全開しているなと思ったら、それには理由があったのです。
なんとその日は須佐神社のお祭りの日だったのです。
神楽を楽しませていただきました。
このあと、須佐之男命様が姉の天照大神様の元へ渡御されるという行事があるらしい。
まぁ、なんちゅう日に来れた事よ。
藤ちゃんが前回迷子になって来れなかったのは、「お祭りの日においで」という温情だったのかもよ、と思いました。
つきたてのあんころ餅をいただき、パワーをつけて次の場所に向かって出発。
※500円
岩根寺
もうホンマに怖いしやめてほしい。
なんなん昔の出雲の人たち。
かつては出雲巡礼五番の札所だったそうですが、現在は廃寺。本尊である十一面観音菩薩は、他寺に移されたそうです。
深い信仰の跡が刻まれてる。
ここで藤ちゃんが青大将に遭遇し、急いで車に戻りました。
ホンマに怖いって!!
ご祭神は物部氏の祖先・御祭神宇摩志麻遅命、瓊瓊杵尊の子供なのね。今度石切さんまでお父さんにご挨拶しに行くよ。
ここから車は三瓶山に入って、山あいドライブを楽しみました。
そして最後に向かったのは、三瓶山の神様が鎮座していらっしゃる佐毘売山神社。
毛虫が大移動する道を歩きながら、地元のご婦人と会話する藤ちゃん。
この山の景色のように、やわらかい神様やな~
まだまだ回り切れていない・挨拶しきれていない神々に未練を残しつつ(京都の社寺仏閣全部クリアするくらい難儀な話ではある)、本旅の神々巡りはこれにて終了。
得体のしれない満足感を得ながら帰り道を走っていたら、またまた凄い怖い景色に遭遇しました。
な、なんやこの巨大岩山はー!!
今は廃業していると思われる温泉宿の駐車場に車を停めて、露天風呂の看板目指して歩いてみましたが、残念ながら入れませんでした。
この立久恵峡には見どころ満載のハイキングコースがあるらしかったですが、今回はもうさすがに無理で(時間的にも体力的にも)、断念せざるを得んかった。
出雲・・・
すごすぎやろ・・・
勘弁してくれ・・・
また来なあかんやん・・・
神々を巡って二万歩歩いたその夜、
藤ちゃんは夕食を食べた後倒れるように寝入ってしまい、オキエも隣の部屋のどんちゃん騒ぎが全く意識に入って来ない程ぐっすり寝入ってしまい、もちろん不思議な夢を見る事も無く次の瞬間朝が来て、気づけば旅も最終日を迎えていました。
中国地方の旅日記も、あと一日です。