今日はついに宝塚大劇場雪組公演「ファントム」を観に行ったオキエです。
7月の大雨で通行止めになっていたオキエんちと宝塚を結ぶ大切なR423が、片側通行ですがやっと通れるようになりました。
※ちなみにうちに避難して来ていたR423青年は、息子と大喧嘩をして出て行って無事に町中で一人暮らしを始めました。
なので、今日は久しぶりに車で大劇場に向かいました。
途中何度も片側通行の信号にひっかかりつつ。
本格復興まではまだしばらくかかりそうですが、ひとまず良かった。これで宝塚を観にいける。犬甘野そばを食べに行ける。
このように車で行く場合、大劇場横のニトリの駐車場なら一日最大料金700円で駐められるので、お得なんです。それプラスガソリン代がかかるだけなので、電車で行くより早くて安くて大助かりです。
(ただし平日のみ。土日祝は最大料金設定が無いのでご注意を。大劇場駐車場は平日土日問わず一日1,000円です。)
ニトリから劇場に向かって歩く道中には、手塚治虫先生の記念館があります。
手塚治虫記念館トップページ -THE OSAMU TEZUKA MANGA MUSEUM-|手塚治虫記念館
入ったことないけど。
そして、大劇場に到着。
ファントム
ファントム
ファントム
「悲劇は嫌い」だの「また悲劇かよ」だの言っていた昨日までのオキエちゃん、説教部屋行き。
これは悲劇がどうのこうのという次元のお話ではありませんでした。
そしてこの名作をあの二人に演じさせないで、誰に演じさせるというのか。
劇団の英断に、私はスタンディングオベーションを送りたい。
幕が上がった瞬間から一瞬たりとも目が離せない怒涛の二時間半、気が付けばあっという間に終わっていました。もちろん、歌も最高に素晴らしく。
私が頭で状況を把握して「悲しい」と認識するよりもうんと早く、涙がかってにボロボロこぼれてくる。
これって、どういうこと。
感情というのは、脳で認識するだけではないのか。
感情とは、全身全霊で経験するものなのか。
身体全体で反応するものなのか。
頭の中で「ああ、悲しい」と思うより早く、私の何が何をどうキャッチして涙腺を稼働させているんや。
不思議や。
不思議すぎるー!!
この作品についていろんなことを自分の思考パターンに当てはめて考えようとするけれど、上手くいかない。今日は考えるよりも「この感じ」をただ楽しむほうがいいのかもしれません。
何日かして思考のレベルまで落ちてきて文字にできたら、その時にまた色々と書いてみたいと思います。
今はただ、哀しい。
でも、あたたかい。
だからこそ、あまりにも美しくて切ない。
今夜はのぞ様のお歌エンドレスリピートで早く眠りたい。
玉砕ウィンクのおまけつき。 (4分34秒)
さすが、玄人のぞ様。
あー。
ライブまで毎日やろうと決めていた歌の練習。
でも今は耳に残るのぞ様やきいちゃんの歌声を己の歌声で消したくない。
17歳の女の子がクイーンな気分でダンスを踊りながらボーイフレンド探しをけしかける歌を歌う気分になれない。
困った。