またもや奥びわ湖におでかけをしてきたオキエです。
今日はNHK文化センターの体験講座「森を歩く~森と人との歴史・文化~」に参加して来ました。
NHK文化センター京都教室:森を歩く〜森と人との歴史・文化〜 | 好奇心の、その先へ NHKカルチャー
塩津海道は「塩の道」ともいい、敦賀に陸揚げされた海の幸や塩・米など を畿内へ運ぶ重要な海道で、万葉集の歌人・笠金村や紫式部が父に同行して 越前へ行く際に通った道としても知られている。海道筋には一際どっしりとした風格の旧問屋宅や、旅人たちを迎えたかつての船宿などがあり、宿場町の面影が色濃く残されています。また、集落のはずれには、立派な常夜灯があり、旅人たちの目印とされてきました。
森林インストラクターの方に色々と教えてもらいながら、レッツウォーキングです。
まずは「道の駅あぢかまの里」にある情報館まで歩いて、塩津港遺跡についての講義を受けました。
平安時代に姿を消した幻の港の跡が見つかって、全貌が判明されつつあるらしいです。
道の駅が定休日だった事が何より悲しかったですが、でもなかなか面白かったです。
それから森ではなく情緒ある住宅街を歩き、
塩津神社にお参りに行きました。
ここは紫式部もお参りされていたそうです。
このあたりの地で詠んだ和歌もあります(紫式部集)
知りぬらむ 行き来にならす 塩津山 世にふる道は からきものぞと
※輿に乗って塩津街道の深坂越えをしていた紫式部は、自分の輿を担いでいる人夫が峠の坂の険しさに愚痴をこぼすのを聞いて「世の中というのは塩津山の道のように辛いものだと知りなさい」と詠んだもの。
解説してくださったインストラクターさんが「NHK大河ではまひろは良い人ふうに書いてあるけど、僕はこの方は相当キツい性格だったと思います」とおっしゃってて笑いました。
拝殿横の階段を上がれば、やっと森がありました。
そしてそこから見えた最北端の琵琶湖は素晴らしかった。
最後にこの最北端の琵琶湖の水に触ろうという事で水辺まで歩きました。
久しぶりすぎる…
琵琶湖は何度も何度も眺めてきましたが、琵琶湖の水に直接手を触れるのは数十年ぶりでしょうか。
高校生の時に近江舞子に泳ぎに行った以来とちゃいますか。ふっくんに似た湖の家の男の子カッコ良かってん…でもあの夏はここまで暑くなかってん…
道中コンビニでポカリやらアイスクリームやらで涼を確保しながら、なんとか歩いた1万6千歩でした。
解散は木之本駅だったので、せっかくなので足を延ばして木之元地蔵院にお参りしました。
木之本地蔵院 | 長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト
こないだ介護疲れの友人と前を通った時、心残りだったので嬉しかったです。「お前らつるやには立ち寄れるくせにここには挨拶に来れんっちゅうんか」と思われたらどうしよう・・・とかウジウジ思う小心者なので。
そしてもちろんラブなつるやさんのパンもゲット。
明日のランチが今から待ち遠しいです。
今回のこの講座は一人で申し込むつもりでしたが、ちょっと心細くもあったので、歩くの大好き友人BKがつきあってくれて嬉しかったです。森林インストラクターさんも参加者の皆さんもとても優しい良い人たちで、いっぱい笑って楽しかった。
でも体験講座は常時やってるわけではないらしく、もし来月も参加するなら入会費を払って会員になって講座費半年分一括払いに、とかになってくるので、ちょっと考えどころです。行き先が京都市内のよく知ってる場所とかもあるので、どの講座に参加するかだけでも選べたらええねんけどなぁ~
でもまぁ、こういった場を維持する大変さもわかるので、とりあえずは自分がどうするかで考えます。
そして
オキエの新しい事いろいろチャレンジは、まだまだ続きます。