寒かった土曜日のオキエです。
さて
テレビを見て一目ぼれした温泉に片道7時間弱かけて出向いた私でしたが、
温泉以外の情報は全く仕入れてませんでした。
なんせそこにたどり着けるかどうかのドキドキがハンパなかったので、とりあえず行って帰る事だけに集中をしていたのです。
すると道中ビックリするものに遭遇するわけです。
なんか、すご…!!
調べてみたらここは「たくみの里」といって、里山の集落全体がテーマパークという楽しそうなところでした。
なので帰りに数少ないバスを途中下車して次のバスが来るまでの間(約2時間)、散策してみることにしました。
この里にはいろんなお店があるだけでなく、「匠」と呼ばれる方々の体験講座が受けられる場所が26か所もあるのだそうです。だから「たくみの里」なのね。
バス停の近くにある道の駅を出発点として、いざスタート。
いい景色、こんな道歩くだけで幸せになる。
最初のショップ発見。
たくみの鉄細工のほかに、時計やキャンドルスタンド、さらに陶器や木工・繭・布の作品も展示しています。
繭のサンタクロースを購入、かわいい…
大根が干してある。
しっかり田舎なんだけど、どこかキレイでおしゃれな里山。さすが関東圏、といったところでしょうか。
なにやら面白そうな看板、発見。
マッチの絵を描かせてもらえるようなのですが、この日はお休みでした。残念すぎる!!
そしてたどり着いた和紙の匠のお店。
ここで紙すきを体験しました。
和紙の元になるコゾウ、こちらの匠は栽培からされているのだそうです。
己の体験の写真が撮れなくて残念ですが、めっちゃくちゃ楽しかったです。
紅葉や紙を乗せて好きにデザインさせてもらって、完成。この和紙は乾かしてから自宅に送ってくださるそうです。
それにしても、楽しすぎた。
創作って、本当に楽しいのね…
やっぱり何か作る趣味を見つけたいわ…
などと思いながら、再び散策へ。
谷川連峰が見えた時にはもう感動で打ち震えました。ここは桃源郷なの?
谷川連峰のお水も美味しかったです。
駒形山
そして果樹園、りんご園。
りんご~!
車だったら買って帰りたかったよ~!!
最後にヨーグルトを飲んで、終了です。
2時間ではこれが限界でした。
まだまだやりたい体験も寄りたい場所も入りたいお店もあったのですが、時間が足りなさ過ぎて断念。また今度ゆっくり行きたい気持ちはあるのですが、片道6時間半かけて行けるかどうかと言えばそこは何とも言い難し。
旅の神様がくれた奇跡のような一期一会の時間に感謝をして、別れを告げました。
上毛高原駅に戻ってからのランチは駅そばにしました。
上毛高原駅 駅そば 食べる みなかみ町観光協会 みなかみパーフェクトガイド
美味しくてけっこう有名らしい。
なんかのランキングにも入ってるらしい。
きつねそばにマイタケの天ぷらのトッピングで。
さすが本場上越界隈のマイタケ。
めちゃ美味しかったです。
今回はただ温泉に入って帰ってくるだけのはずだった旅が思ったより面白いものになって、日本の広さ、底の深さ、面白さを改めて実感しています。
還暦を目前にして感じたことは、また明日旅費計算と共に書き留めてみたいと思います。