夏休みが終盤に入ったことが受け入れがたいオキエです。
やっぱり夏休みって一か月くらい必要かもしれん。
でもそんなこと言ってたら生活できなくなるので、ここはあと四日を悔いの無いように過ごし、なんとか気持ちを立てなおしたいところです。
なのに台風来るって本当ですか。
さて
湖東の旅の最終日のお話です。
強風のせいで、結局この日も竹生島クルーズが出来なかった私達。
残念無念でしたが、それはしょうがない。
安全第一の姿勢は称賛されても批判されるべきではない。
なので、その代わりに彦根城に立ち寄ることにしました。
そう、ここはひこにゃんの街。
わーいひこにゃんに会えるかなー!?
ちょっとテンション上がる。
そして、井伊直政公。
街路樹が松の時点で城下町感が満載です。
お城の入り口手前には護国神社がありました。なにやら電球パラダイス。
この電球全部に提灯がついて、「みたま祭り」が開催されるのだそうです。全国の護国神社共通のお祭りなんですね。
みたま祭のご案内 | 滋賀県彦根市の滋賀縣護國神社 みたま祭や神前結婚式など様々なご祈祷を承ります。
これだけの提灯に灯が灯れば、なかなか圧巻なことでしょう。いつかまたどこかで見れたらいいな。
そしてお堀へ。
なぜか白鳥がいました。
暑くても大丈夫なのかな?
ひこにゃんに会えるかな~
しかしまたここでも延々と登り道を歩き続けるはめになるとは。彦根城に行こうと言い出した事を少し後悔したりもしました。
まぁ、しゃあない。お城だもの、簡単楽々にたどり着くようには作られていないわね。
そしてやっとたどりついた立派な天守閣。
きゃわ~!!
天守からの眺めは最高ですがね。
ここで見事に股関節がカクカクになりました。
あとどのくらいの間、こんなところまで来れるんだろう。
(来れなくなってもそんなに未練はない)
(っていうかもうしんどい、お城はしばらくいい)
ここから名勝・玄宮楽々園に向かうつもりが、道を間違えて西の丸三重櫓という建物にたどり着きました。
向きを変えて戻ろうとしたら、たまたま居合わせたガイドのおっちゃんが「せっかくやし見て行ってぇな」と声をかけてくださり、中に入る事に。
待っていたのはまた60度級の階段たち。
上から見たらどんな急かよくわかる。
そして一緒に回ってくれたガイドのおっちゃんから教えてもらった感動の事実。「ほら、ここから竹生島がよく見えるで。ここから参っても、神様はちゃんとわかってはるで」
うわああああああああああん!!
めっちゃ嬉しかったです。
実は竹生島の弁天様には以前お願い事をしていて、いつかおかげさまの御礼に行きたいと思っていたので、今回のクルーズ欠航は本当に残念だったのです。
ガイドのおっちゃんが神様の使いとしか思えないドンピシャな導きをくださって、もう感謝しか無かった。涙がこみあげてくる思いを祈りに込めて、御礼を伝えることが出来ました。
もうね。
これだから信じる事をやめられない、天使の存在。
股関節カウカクにさらなる追い打ちをかけつつ、なんか64マリオにこんな背景あったよなと思いながら道を歩きつつ、今度こそ玄宮楽々園へ。
流石名勝と言われるだけのお庭でした。
素晴らしかった。
また彦根城が美しく映えるねん。
そしてギリギリの気力・体力・股関節を救ってくれた、お茶屋さんでのひと時。
回復アイテムを摂取してからお庭を出たらちょうどひこにゃん登場時間になってたので、お会い出来ました。
わーいひこにゃーん!!
でもやっぱりオキエはドアラちゃんに会いたい。
最後の力をふりしぼって歩いたのは城下町の夢京橋キャッスルロード。再びふらふらふらっとお茶屋さんに引き寄せられて、ひこにゃんの接待を受けながらまた休憩。
TOP - 政所園 滋賀県彦根市にて日本茶専門店として営業してきた老舗です。
なんか今まで食べたことないようなかき氷をいただきました。
美味しかった。
この世の天国だった。
近江牛のお店ではコロッケを購入。
冷えたお腹を温かいもので満たす贅沢。
ついでに今夜の晩ご飯のおかずのメンチカツも購入。
これがまた美味しくて、夫もこのメンチカツだけは大絶賛していました。
近江牛、おそるべし。
ホンマに良いお肉なんやね。
ただ内臓にはかなり負担をかける食べ方をしてたと思います。欲求が暑さでバグってました。
やっぱりこんな暑い時にはウロウロ歩いちゃいかんのだ。と、少し反省してます。夏はどこかのんびりできる場所でじっと過ごす旅のパターンがいいかもしれん。
とは言え、とことん湖東を遊び尽くせて楽しかったのも事実。おまけに思いがけないルーツめぐりまで出来たわけだし。
とにもかくにも生きて元気で帰って来れた事に、感謝です。
さぁ、次の山場の台風7号到来に向けて、準備を始めるとしよう。