50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

キジバトさん

 

このところ、すぐ近くで「ホーホー」とキジバトの鳴き声が聞こえてくるオキエ家です。

 

あまりにもしょっちゅうなので、今日ベランダに出て探してみたら、いらっしゃいました。

 

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公益財団法人日本野鳥の会 普及室「鳴き声ノート」キジバト 

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でもこのあと「チッ」みたいな顔して、すぐ飛んで行かはった。

 

ベランダに小枝とかが落ちてたので、巣づくりしてるのかな?と思ったけど、巣は見つかりませんでした。

 

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鳥インフルエンザが怖いので巣を作ってもらうわけにはいかないですが、休憩ポイントくらいなら、またゆっくり休みに来てくれたらいいな。

 

もう邪魔しないので。

 

縁起より感染対策を重んじる寂しい時代です。

 

起き土産の羽根は洗って飾らせてもらおうかな。

 

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キジバトの鳴き声を聞くと、いつも鮮明に子供の頃の思い出がよみがえります。

 

夏休み、ラジオ体操の場所だった「崇徳天皇皇后聖子月輪南陵」の横の空き地にたどり着くと、耳がおかしくなるかと思うほどこの声が大音量で響いていました。

※人も歩けば天皇陵に当たる京都。

 

そこからもう少し歩いた稲荷山で体操をしていた時には、前を走ったかと思うと突然消えてしまった白い着物の後ろ姿を見たこともありました。

 

こわかった…

※後にも先にも謎の存在に遭遇したのはこの一回だけです。

 

商売人さんが多い町内ならではだったかもしれませんが、当時のおっちゃんおばちゃんはよく子供達と触れ合う時間を創ってくださっていたと思います。

 

ここまで生きて来た中で、いったいどれだけの人に支えてもらってたんだろうと思う時があります。

 

 

昔、工事中のビルの前の道に立っていたガードマンのおじいちゃんの、通りすがりの小学生たちの背中に向けた笑顔があまりにも慈愛に満ちていて、感動して泣いたことがありました。

 

この笑顔をこの子供達が見ることはない。という事実が、もったいなくて、もったいなくて悔しかった。

 

その時に、いつかの私に向けられていたかもしれない笑顔の存在に思いが至りました。

 

想像すら出来ない、思い出すことも不可能な恩義ある皆さんに、なんとか感謝の気持ちを伝えたくて、私は細々と寄付とかしているのかもしれません。

 

もらった笑顔は次に渡して行くしかないですものね。