小春日和の週後半、明治村に行くために愛知県犬山市までお出かけしたオキエです。
東海道本線の車窓から見える景色は美しく楽しかったです。
伊吹山、
関ケ原、
そして岐阜駅前の金の織田信長像。
マスクしてはりました。
帰蝶様にきつく言われておられるのでしょうか。
そんなJR岐阜駅から10分ほど歩いて、名鉄岐阜駅へ。
せっかく前泊で犬山まで来たので、やはりここは国宝犬山城にご挨拶しておこうと思いました。明日のために体力を温存しておきたいという気持ちもあったのですが、城下町の情緒が残る本町通りまでは歩いて10分というお話だったので、レッツトライ。
お城と共に発展して行ったこの城下町は道や建物が昔のまま残っていて、とても風情がありました。本町通りは町人たちの店が立ち並んでいた通りです。
※赤文字はオキエが聞いた解説からうろ覚えで追記してみました。
この本町通り、最近はグルメ通りとしてすごい人気なんだそうです。
【保存版】愛知「犬山城」は食べ歩きグルメが超充実…!スイーツから肉まで本当にオススメの11店まとめ - ぐるなび みんなのごはん
しかし
今日は前泊のみの余分な一日。
ここで散財してしまえば全ての計画は水の泡。
なのでぐっとこらえて見て楽しむ歩きを堪能しました。
昭和横丁は昭和の雰囲気がただよう飲食店街でした。
入口にある「恋小町だんご」のお店では行列が出来てた。
旧磯部家住宅
江戸期の建築様式を持つ木造家屋で、当時呉服屋さんだった時の様子を再現されています。
こちらは無料で見学出来て、しかも在中しているガイドさんが親切に色々と教えてくださいます。最初に載せた地図もここにあったもので、ガイドさんの説明によって(うろ覚えで)文字を付けたしました。
そんな本町通りを突き当たると、いくつかの神社が見えてきます。
その中で一番ひっそりとしていた犬山神社。
犬山城のふもとには針綱神社と三光稲荷神社があって、そちらのほうが有名で訪れる人も多いそうです。
何でこっちの神社は「犬山」の名前をしょってるのにこんなに目立たないんだろう。と不思議に思いました。こちらは、江戸初期から幕末まで犬山城主を務めた成瀬氏がご祭神なのだそうです。
犬山城は他のお城と同様に廃藩置県で廃城となりましたが、濃尾地震の際に破損した個所を修復するのを条件に、再び成瀬氏に無償で譲渡されることとなったそうです。
ビックリ。
2004年に第12代城主の成瀬正俊さんの娘・成瀬淳子さんが財団所有の手続きを取られるまで、一個人である城主が守っていらっしゃったお城なのです。
400年間守り継いだ城を次世代に残す"最後の姫"。犬山城第12代城主・成瀬正俊の長女、成瀬淳子さん | まなびジャパン
すごい・・・
成瀬氏の皆さん、すごすぎる。
犬山神社、参るべし。
その犬山神社の前から仰ぎ見た、犬山城。
戦国の動乱の中、尾張と美濃の境に生まれたお城は、成瀬氏のご尽力の下今は悠々と静かに美しく佇んでいました。
さてと。
本来の目的(二日目の明治村)を果たすべく、体力温存のため今日の散策はここで終了です。
もちろん経費も節約するため、昼も夜もフランチャイズのお店で軽く済ませました。
ホテルの近くにあったデニーズで食べた晩ごはんはパスタとスープ。
で
なんと!
デニーズでは、「事前にクーポンをゲットすればPayPayで100円付与」というキャンペーンが実施されていたのです。
が
その事を知ったのは、支払いが終わってからでした。
100円付与してもらい損ねた。
悔しかったのはもちろんですが、悔しがるのもけっこう体力がいるので、ここは心頭滅却で乗り切りました。
全ての力を明日の明治村散策へと注ぎ込むために。
つづく