いよいよ明治村訪問の朝を迎えたオキエです。
犬山駅発の始発バスに乗って、開村15分前に到着いたしました。
まず、予習。
村内は大きく5つのエリアに分かれています。
村内移動用のための村営バス(20分に一本の割で巡回・乗り放題500円)などもあるのですが、
今回は歩けるところまで歩いて回ってみようと思いました。
では!!
最初に、明治村で保存されている京都から来た建物をご紹介しましょう。
2丁目にある「京都中井酒造」。
(旧所在地:京都市中京区御幸通二条、建設年代:明治3年)
現在は甘味処として営業中ですが、タイミングが開店前で入れなかった。オキエ今回の旅の唯一の心残りです。
おなじく2丁目の「京都七条巡査派出所」。
七条といえばオキエの実家の近所やん。なんかそれだけで久しぶりに故郷の友に会った親しみを感じる・・・
オキエが子供の頃はまだ走ってました。最後の日は近所の人たちと乗りに行った。もちろんデザインは全く別物でしたので、懐かしくはない。
この市電は3丁目や4丁目まで乗って行くことが出来ます。一回500円です。
こちらは少し離れた5丁目にある「宮津裁判所法廷」。
罪人が裁かれたはりました。
おっちゃん、もう悪い事せんといてな。
あとは3丁目に茶室「亦楽庵」(旧所在地:京都市北区小松原北町、建設年代:明治10年頃)というのがあったらしいのですが、古い茶室などはオキエ的には珍しくないのでスルーしました。どんどんスルーして行かないと、本日中に回り切れなくなります。
京都からのラインナップは以上でした。
※本当はまだすごいのがあるのですが、それは②でご紹介します。
次は
とても圧巻だった、「日本赤十字社中央病院病棟」です。
(旧所在地:東京都渋谷区広尾、建設年代:明治23年)
病院の正面を飾っている額。草創期の日赤をもりたてた昭憲皇太后のアイデアを基にしたものだそうです。美しい。
なんか・・・
映画やアニメで似たような情景を見てるからか、懐かしさをおぼえました。
当時の資料もこのように並べて展示してくださっているので、すごくわかりやすかった。博物館としての明治村、素晴らしいです。
赤十字社のすぐ近くにあった「鉄道寮新橋工場(機械館)」。
(旧所在地:東京都品川区大井町、建設年代:明治5年)
様々な産業で活躍した重要文化財級の機械が並んでいました。
↓これはストッキングを編み上げる機械らしい。
たいしたもんだ。
どんどん近代化していく様子の見どころ満載だった4丁目の端っこに、少しホッとするような建物を発見しました。
「小泉八雲避暑の家」
こちらは駄菓子屋さんとして営業中。
朝通った時は開店前でしたが、帰りに通った時は営業していて、遠足で来たっぽい小学生達であふれかえっていました。
その並びには、お風呂屋さん「半田東湯」。
カポーン、ジャー
そんな音と共に子供たちのはしゃぎ声や大人たちの鼻歌が聞こえてきそうな光景でした。
一歩歩くたびに興味深い建物や展示物にあたってしまう明治村は、想像をはるかに超えた楽しさでした。
「このままのペースやったら、前もって必ず行くと決めていた目的地(2か所)に辿りつかへんのとちゃうか。」
途中でそんな危機感をおぼえて、作戦変更しました。
「まずは一番奥の5丁目にある第一目的地まで行ってしまおう。そこからゆっくり戻りながら散策を再開しよう。」
決意も新たに、再び歩き出したオキエです。
つづく