春の気配を感じるこの頃のオキエです。
今日は午前中に亀岡で会議があったので、そのあとN氏と亀岡ディープツアーにでかけることにしました。
まずはSajiさんのおばんざいのランチセットで腹ごしらえ。
チキンとコーンのから揚げにコーヒーが付いて1,000円、心と身体がほっこりする、野菜たっぷりのおばんざいランチ、大好きです。
まったりお腹がふくれたところで、次は知る人ぞ知る大本さんの植物園と梅林へ行ってみました。
ここは、植物園の入口の事務所に一声かければ無料で誰でも入れていただけます。
(でも事務所前に「どうぞご自由に」という張り紙がしてある場合が多いです。)
今日も自由に見せていただきました。
まだ咲いている花は少なかったけど、それでも見ごたえ充分です。植物に詳しくないのでよくわかりませんが、かなり希少な植物もあるみたいです。
みつまた
みずひき
ちゃんと看板が立ててあったらわかるけど。
N氏に「俳人さん、これは何という名前の花ですか?」と意地悪い質問されながら、気持ちのいい小道を歩きます。
これは知ってる。
広隆寺で学習した。
馬酔木(あせび)
満開!!
美しく、そして可愛らしいわ~
本格的な春到来とともに、再度訪れたいと思います。
そして、植物園とは少し離れたところに、これまた見事な梅林まであるのです。
見事、見事な満開。
一番いい時に来れたみたいです。
素晴らしすぎる!!
建築美と梅、窓に映った梅林。
すごーーーーーい!!
この大本さんは、いつ来てもオキエを大歓迎してくれるような空気を感じるのです。この空気感こそが聖師様のお人柄だったのかも、と思います。
もうとにかく大好きです。
また、ここは亀山城跡地なので、来年の大河「麒麟がくる(明智光秀)」の頃にはたくさんの人が訪れるかもしれません。それは嬉しいことのような、残念なことのような、ちょっと複雑な気持ち。
でも主演が萬平さんだし。
大本さんで梅の花見を存分に楽しませていただいた後は、アノヒトに会うために、千歳町ドライブ。丹波七福神めぐりのコースを走ります。
今日は七福神様全てをめぐる時間が無かったので、オキエの大好きな毘沙門天様だけに会いに行きました。
うふ💖
なんか好きすぎて照れちゃう。
こちらの毘沙門天様には扉が閉まっていたので会えませんでした。クスン。吉祥天様と仲良く祀られているそうです。
この神応寺さんの石仏庭がまた圧巻でした。
般若心経写経仏
ひとつひとつの仏さまに般若心経の一文字が刻まれているのです。
なんかすごーい!
もう感動のしっぱなし。
ひとつだけ、こけてた仏さんを起こして元に戻しました。
いやいや御礼なんて、いやいやそんな、富士山行く日は晴天にしてねとか、いやいやそんな。
宜しくお願いします。
神応寺さんの梅も可憐に咲き誇っていました。
あとの六福様にはまた日を改めてご挨拶に伺いたいと思いつつ、最後の目的地に向かいました。
平の沢池、水鳥のみち。
夏は蓮の花が美しく咲く池です。
去年ちょこっとだけ来て撮ってたな。
あの日もディープだったんだよな。
今日は水鳥たちがたくさんいて、みんなのんびりしていました。
オキエたちが近づいたら逃げて行った。なんかごめん。
なにやら水鳥じゃない生き物もいて・・・
カピバラ???
ヌートリアか!??
わからん。
わからん。
誰かわかる人いたら教えてほしいです。
そしてこの平の沢池を超えて広大な田んぼの中をちょっと歩いて、その脇の細い道を登って、小高い山(稲葉山)の入口へ。
かなりわかりにくい道だったのですが、親切なブロガーさんのおかげで無事にたどりつくことができました。
贔屓(ひいき)または亀趺 | 馬路町にある杉浦正職顕彰碑 | 京都・亀岡市周辺の話題調査隊!亀岡観光やお勧めのお店、情報などを配信!
※オキエ的にもかなり使える素晴らしいブログなので、さっそくお気に入りに登録です。
暗い竹藪のその奥に、なにやら見えてきた。
いらっしゃいました。
石碑をしょった贔屓様。
会いたかったんです。
この石碑は友人のK氏のご先祖様、旗本の杉浦正職(琴川)氏が詠んだ漢詩と、杉浦氏の業績を書き連ねた内容が刻まれているそうです。
解読できる人、募集中。
琴川さんは水戸光圀公とも交流のあった優れた旗本であり、儒道や神道の学者であり、琴の名手であったそうです。また、心の優しい名君として地元の人々に慕われていたと言い伝えられているらしい。
実はこの子孫であるK氏と、K氏の奥さんのA子と3人で、去年の冬に鞍馬寺に行きました。頭に珠三つをくっつけた白ムカデ(毘沙門天さまのお使いと言われている)の夢を見たので、2人を誘って行ったのでした。
そしたら今日のオキエのブログの注目記事に、その記事が突然上がってきた。
これは単なる偶然ですか・・・?
実はこのK氏の素性を明かして解説で来たら、もっと摩訶不思議な面白い縁の話になるのですが(そもそもオキエが彼に初めて会ったのもドラマみたいな場所・シュチエーションだったし)、それはまたいつか許可をもらってから、一連の流れをまとめて物語として書いてみたいと思います。
なんだかお名残り惜しい。
連れて帰りたくなるような愛嬌。
碑を背負っているのは亀ではなくて贔屓と言って、龍が生んだ九頭の神獣のひとつで、重いものを負う事を好むのだそうです。
あ…
ひょっとして…
好まれてる!?
贔屓さんから見た田園風景。
のどかです。
そんなとっても不思議で面白い時間をすごしたあとは、近くの産直のお店「なごみの里あさひ」さんで大好物の米粉あんパンを購入、イートインコーナーで即いただきました。
(知る人ぞ知る大人気商品です)
めっちゃ歩いてめっちゃ驚いて、疲れた私たちを癒してくれる安定の美味しさでした。
帰りに図書館に行って、昭和35年にまとめられた、丹波の人物志の 本を借りてみた。
杉浦琴川さんだけでなく、この地域の歴史の中で、どんな人がどんな気持ちで暮らしていたいのか、垣間見てみたいと思います。
楽しみ💖
あーディープだったわ。
今日も亀岡は最高にディープでした。