今日は月組観劇日だったはずのオキエです。
もう家にいるのが嫌すぎて、列車に飛び乗ってからどこに行こうか考えました。
そしてふと浮かんだのが「蚕ノ社」。知る人ぞ知る京都のパワースポット、木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)に行くことにしました。
本殿東側に摂社の養蚕神社があることから通称「蚕の社(かいこのやしろ)」とよばれており、渡来人の秦氏が養蚕と織物の神を祀ったのがはじまりと伝えられている。本殿西の神池には、珍しい3本柱の鳥居がある。
三条通に面した最初の鳥居。この鳥居の前は仕事で何度も何度も通りましたが、初ご挨拶です。
なんとこちらの祭神には天之御中主神(アメノミナカヌシ様)がいらっしゃるのです。
木嶋坐天照御魂神社 - Wikipedia
アメノミナカヌシ様、いつもお世話になって誠にありがとうございます。直接お伝えできて幸せです。
ここは秦氏由来の神社だそうで、歴史ロマン好きの人たちに色々と考察されていて面白いです。
もうここまでくるとオキエの手(脳)には負えないですが、オキエが興味を持っている加茂氏ともなんだか繋がりがありそうで、皆さまの考察をありがたくサーフィンしています。
そして三柱鳥居。
誰もいなかったのでこの前の石段に座ってあわのうたを歌ってみました。
風がざわざわとそよいで、心地よい時間でした。
余談ですが
「あわのうた」で検索すると、いろんな情報が出てきます。
中には「悪いものにとりつかれやすくなって危険だから歌わないほうが良い」という情報もあります。
それらを読んでいて、ずっと前ブログに書いた話を思い出しました。
「お前はあの歌を持っているのではないか。あの歌は歌っていてはいけない、あの歌を返しなさい。」と怖いおばあさんに迫られる夢でした。
これって・・・
ひょっとして「あわのうた」のこと!?
でもオキエはあのおばあさんのほうが怖かったので、あわのうたは歌ってもいいんじゃないかと思いました。歌ってると気持ちよかったし。
※でも万が一オキエが極悪非道人に豹変したらリア友のどなたか強引にお祓いに連れて行ってください。
ざわざわ、ざわざわ・・・
帰りに何か教えをいただこうと思っておみくじを引いたら、「ひとつの教えにこだわると、心の自由をなくすよ。」みたいな言葉が出てきました。
すごいこと教えてもらった。
これからもオキエはオキエの心から聞こえてくる声を大事に生きたいと思います。
帰りは閑古鳥が鳴いているという噂の嵯峨嵐山を経由。
いつもの定食屋さんでランチ。
確かに普段よりお客さんは少なめだったけど、でも地元の会社員さんや近所の方でにぎわってた。地元の人にしてみたら、こんな普通な感じ、たまには嬉しいかもね。
駅前の売店でソフトクリームも食べちゃった。
お客さんが少ないせいか、見本より1.5倍大きくしてくださった。
え、こんなに・・・
嬉しいようなヤバいような・・・
あ、ありがとうございます・・・
そして
普段は大勢の人でごった返しているトロッコ列車乗り場をのぞいてみると・・・
うわー
見事に人がいない~
ということで、馬堀駅までこれに乗って帰ることにしました。
トロッコ列車は旧山陰線の線路を利用した観光列車です。
なので昭和生まれの亀岡市民にとっては「素晴らしい景色」というよりも、「懐かしい景色」が楽しめる列車です。
駅の方に手を振ってもらったり、写真撮りましょうか?と聞かれたりするたびに何故か恥ずかしくて、小さくなりながらガタゴト揺られます。
「あと二週間で桜が咲き始めます。今年はこの桜をゆったり楽しむチャンスかもしれませんよ。」と車掌さん。
蒲田行進曲のロケ地として有名になった旧保津駅。
なつかしいいいいい~
台風による山津波のあと。
手のつけようがないみたいです。
保津川を眺めながら、当時の事を思い出しました。
トロッコ亀岡駅に到着してみれば、待っていたのは果てしなく広がる田園風景。
加茂氏や秦氏の皆さんも、この景色を眺めていたのかしら。
ここから10分歩いて現在のJR山陰線に乗り換え、帰路に。
人口密集地・閉鎖的空間を限りなく避けつつ、面白い一日をすごすことができました。
なんだかまだまだ色々と大変そうだけど、息切れしないように楽しいことを見つけていきたいと思います。
宝塚よ、カムバック…
コロナ騒動の一日も早い終息を、願います。