今日は懐かしの太秦(うずまさ)へお出かけしたオキエです。
なぜ懐かしいかというと、昔祖父が住んでいた町だったのと、5年間ほど通勤に使っていた駅だからです。
駅から歩いて3分のところに、いちご大福が美味しいので有名な和菓子屋さんがあります。
このふたばさんは撮影所入り口の斜め前にあります。
東映で撮影される映画やドラマにご出演のお菓子はこちらのお菓子なんだそうです。また、店内には東映の俳優さんやキャラクターの写真が所狭しと貼ってあります。
いちご大福を買いに来て「こないだは江口洋介さんが買いに来てくれはりましたよ。」と、お店の方に教えてもらったこともありました。
そして東映撮影所、入り口。
東映株式会社 京都撮影所|Toei Studios Kyoto
時々、入り出待ちの人にも遭遇したな。
その脇道からは映画村に行くことができます。
映画村。
スカイステージでちなつちゃんがすーさんと一緒に遊びに行っていましたね。
高校生の時、オキエは「映画村友の会」会員でした。真田広之さんの里見八犬伝、黒崎輝さんの伊賀のカバ丸などが流行ったJAC最盛期に、ドはまりしたのです。
映画村のおっちゃんと仲良くなって水戸黄門のエキストラに通行人の町娘で出させてもらったこともありました。
オキエって。
京都の子供やったんやな~
さて
そんな懐かしい道をてくてく歩いて、本日の目的地・太秦広隆寺へ到着。
ここも久しぶり。
子供が小さい時に来て以来かな。いや、誰かの観光に付き合って、もうちょっと最近来てるかも。
今日は吟行なので、まずはお花を愛でます。
紅白の馬酔木(あせび)
山茶花(さざんか)
※フェイスブックで友達に聞いてたら「寒椿(獅子頭)では?」というアドバイスも。山茶花と寒椿は専門家でも見分けが難しいから同一視される場合もあるとのことなので、今回は山茶花として。でも専門家でも見分けが難しいのになんで違う花なのか、めっちゃ不思議。
綺麗や。
馬酔木の花は晩春の季語らしい。なんや、詠めへんやん。今はまだ早咲きの段階なんやね。ピンクはしっかり硬いつぼみやったし。
山茶花は初冬の季語。
※学ぶの語源は真似ぶ
本尊として聖徳太子立像が祀られている上宮王院で、ご挨拶。
そのあとは、国宝・重要文化財の宝庫、神様界のタカラヅカスペシャル、新霊宝殿へ。
国宝第一号の弥勒菩薩半跏思惟像様がいらっしゃる場所です。
中には千手観音像様もいらっしゃって、実は昔ここで、不思議な経験をしました。
娘の妊娠中、早い段階で子宮口が開いてきて、「流・早産の可能性があるからあまり動かないように。」とお医者さんに言われたときに、たまたま何かの記事で読んだ「何でも助けてくれる観音様、千手観音にお願いをする時の真言<おんばさらだるまきりくそわか>」を、ことあるごとに唱えていました。
まだ小さかった娘と一緒にここに参った時、娘(む)は千手観音様像をじっと見て、「(む)この人知ってる。」と言いました。
そりゃそうだ。
真言でもお経でも、意味があるから長い間伝わり続けてきたんだよな。
ありがたい。
帰りは90%のお店がお正月休み中の大映通り商店街を通り抜けました。
三吉稲荷神社(八幡大菩薩)
日本映画の父・牧野省三先生の顕彰碑があります。
ちょっと変わった面白いコミュニティスペース「キネマ・キッチン」もお休み中。
地域のみんなで盛り立てていらっしゃるこのお店は、カフェや居酒屋、映画の博物館に多目的スペースと、この太秦のいろんなものが混ざり合った懐かしくて新しい場所。
ご紹介したかったのに、残念。
またトライします。
合言葉は「いらっしゃいまじん」なんだって。
ふふ・・・
駅前の公園に戻って、ふたばのいちご大福とカフェオレで至福のカフェタイムをすごしました。
いやぁ、それにしても寒かった。
寒すぎてコーヒーの温かさが染みた。
極寒の コンビニコーヒー ホテル級 <おきゑ>
楽しかった本日の俳句です。
千手様 (む)の初詣 宝塚 <おきゑ>
良い旅はじめができました。
本日の出費
交通費(JR) 240円×2
広隆寺新霊宝殿拝観料 800円
いちご大福 220円
コンビニカフェオレ 150円
合計 1,650円+お賽銭
この調子で明日も元気に行ってみよう、やってみよう、葛根湯飲んで早く寝よう!!