北東にあるオキエの部屋の北側の窓から白いムカデが入ってきて、逃げる私を追いかけて私の足元にやってくる。そのムカデの頭には珠がみっつ、くっついていた。
そんな夢を見ました。
あまりにもリアルで不思議な夢だったので、白いムカデで検索したら「それは鞍馬寺の毘沙門天のお使いだ。」という話がいくつも出てきました。
なになに。毘沙門天は「北」を守る神様で、財宝神と勝負事の神、そして無病息災の神様である、ですと。
おう・・・
行くしかないやん。
その話に興味を持ってくれた友人夫妻と三人で、まだ雪残る京都・鞍馬へ出かけてきました。
天狗様に迎えられて。
京都最大のパワースポットと言われている鞍馬寺。
道を調べるのに京都の地図を見てたんだけど、京都すごいね。これ妖怪テーマパークのMAPかな?と思うね。そんな京都の最大パワースポットって。
宇宙信仰の鞍馬寺はパワーが強すぎて、また怪しげな力も強い場所なので(だから毘沙門天様が守ってはるそうなんですが)エネルギーを感じすぎる人は行かない方がいい、という話もあるようですね。まぁそういうの全然大丈夫な現実派の私たち。というかこの友人夫妻は日頃から人間界の怪しげな力と対峙しながら生きている人たちなのでちょうどいいかも。くらいの話です。
鞍馬寺の入口から見た山と空があまりにも綺麗で、こっちのほうばかり見入ってたら鞍馬寺の入り口撮るの忘れちゃった。
本殿へ続く長い坂道、ケーブルもあるのですが今日はゆっくりゆっくり歩いて。雪に気をつけながら。
道中、様々な神様がいらっしゃるので丁寧にお参りをしながら進むのですが、たくさんいらっしゃいすぎてもうどれがどなたの写真かわからないけど。
つらら!!
空と緑と雪が描き出す美しい景色に、心ときめきながら歩きます。
鞍馬の火祭で有名な由岐神社。
冬化粧が描き出す美しい景色を感嘆と共に歩き続けて、本殿金堂に到着。
見上げた空の美しさと、UFOポートみたいな魔法陣。
さらなるパワースポットというかさらに怪しげなエリアと言われているこの先へは、雪のため立入禁止で入れませんでした。
でも十分、大満足。
だって、毘沙門天様にお会いできたんだもの!
感動!!
本殿金堂の中には毘沙門天様、千手観音様、護法魔王尊様がいらっしゃいます。中央の毘沙門天様のお顔は見えませんが、左横にいらっしゃる小さい毘沙門天様が「よく来たね。」と微笑んでおっしゃってくださっているように感じました。
ひとり旅をしていて、感謝に包まれた時の私のココロをそのまま言葉にしてくださっているように感じました。
私はこの詩に誘われたのかもしれないな。と、思ったりもしました。どこにいても、双方に同じような心の現象が起こった時、それは共鳴しあってお互いの存在を感じあう。そしてそれはいつか引き合う、出会う時のキーワード。
宇宙って、すごい。
キャー、すごいよ!!
友人に「おみくじ買ったら?」と言われて、「私、気が小さいから凶が出たら怖いねん。」と言いながらひいたおみくじ。
珠三つ付きの一番、大吉。注意すべきは「気が小さ過ぎる」。
もう。うわぁー。
珠みっつが入ったムカデのお守りさん。オキエをどうかお守りください。
オキエは京都で生まれ育っているし、鞍馬寺には20年ぐらい前に行ったことあるし、今までの人生でこのお守りを目にしている可能性はあると思うんです。でも、記憶としての自覚は無い。ただ、潜在的に記憶されていたとしても、今このタイミングで夢の中に現れることが、やっぱり不思議です。
そして、一緒に行った友人夫妻にとっても、偶然と思えない符合がありました。
さあ
お楽しみタイム。おまいりが終わった後のおひるごはん。
しし鍋 (◍>◡<◍)。✧♡
おいしいいいいいいい!!!
「旨い飯屋を当てる能力だけは自信がある。」と豪語する友人チョイス、大正解でした。
かかる費用は入山料300円、駐車場代500円、下山のロープウェイ300円、ガソリン代にお賽銭。
私がドライバーで送迎をしたので、しし鍋は友人夫妻にご馳走になりました。ありがたき幸せ。
明日はもうひとつの夢の所縁と新たなクラシックホテルを訪ねて、再び京都へ。
はよねよ。
おやすみなさい、皆様にもエンジェルが導くちょっと不思議な良い夢を。