秋晴れの気持ち良い土曜日は京都市内までお出かけしたオキエです。
まずは地下鉄の京都市役所前駅で下車。

昭和2年竣工の京都市役所、いつ見てもすごい。国の有形文化財に登録される見通しで、現在は耐震化や老朽化対策が進められているそうです。
ここから北にはめったに歩くことが無いので、なかなか楽しい道のりでした。古い家と昔からある町のお店とモダンな店舗が混在していて、何とも言えぬ京都的雑多感が良かった。
そして最初の目的地へ到着。

二科展でパリ賞を受賞した友人の絵を観に行きました。

どんどん進化し続ける友人の絵、素晴らしかった。

感動した…
しばし座って絵の放つ優しいオーラを感じ取っていました。(休憩兼ねて)
それから会館内にある前田珈琲さんで、少し早めのランチ。名物ナポリタンの「名物」の文字に惹かれて久しぶりに食べた喫茶店のスパゲティ、美味しかったです。たぶん一ヵ月分くらいのケチャップ食べたと思う。

そこから歩いて5分、次に向かったのは京都御所でした。

京都で一番安全に森林浴のできる場所。


秋の彩りを求めて散策しました。


紅や黄の木々の間を美しく飛ぶ漆黒のカラスたち。この様子を俳句にしようと試みましたが、まだ上手くまとまってません。


紅葉のブーケみたいで可愛い、美しい。

せっかくなので御所の弁天さんに会いに行こうと思ったのですが、調べるとなんと御所内には弁天様を祀る神社が3つもあるのですね。
まずは白雲神社でご挨拶。

それから懐かしい厳島神社へ、俳句の講座の皆さんと吟行した時以来です。

絵が変わってた。

アオサギさんがまるで友人の絵のように気持ちよさそうに目を閉じて日向ぼっこをされていました。
弁天様は芸術の神様なので、今日は芸術の秋散策と言ったところでしょうか。
弁天様のお使いは白蛇さん、ヘビ年生まれのオキエとしては親しみもわくと言うものです。(ただし本物は怖くて無理)
これ以上に無いと思うほどに気持ちのいい時間を過ごしました。
そこからまた歩いて地下鉄に乗って二条駅で乗り換え待ち、前回来た時は工事中だったBIVI二条さんが新装開店されていたので寄りました。
めっちゃ今風に変わっててビックリ。でも大好きな韓国料理のお店と大垣書店はちゃんと残ってて、安心。そこで本日の1万2千歩の疲れを癒してくれたのは、ティーハウスTSUBAKIの抹茶フロートでした。

たぶん砂漠で水を飲んだらこんなふうなんだろうなと思うレベルで美味しかったです。気温もけっこう高かったので。
そして
今回歩いてみて、やっぱり京都ってすごいなと思いました。古さの中に新しさと飲食店がいっぱいあって、京都観光はそりゃ楽しいはずだよ。
いつか年金生活者になって遠方にあまり出かけられなくなった時は、京都の街をくまなく歩いて「オキエ流混雑の隙間を行く京都おばさん向け散策マップ」なんかを作るのも良いんちゃう…
そんな事を考えつつ
なんだか久しぶりにゆっくり秋を楽しんだようなオキエでした。