今日は京都市右京区の鳴滝というところに遊びに行ってきたオキエです。
カフェ・ハルディンさんで女子ランチ会。
Bランチセット
本日のパスタ(またはピザ)とパン&スープ、デザートにコーヒーまで付いて1,380円です。
※こちらのお店は糖質制限メニューもあるそうですよ。
今日は女子ランチ会のメンバーの一人がお誕生日だったので、お店の方がお皿にバースディメッセージを入れてくださいました。
愛だわ。
美味しくいただきながら、鳴滝在住のお姉さまに地元の話を色々と教えていただきました。
その昔、滝(御室川の急流箇所)の音が村中に鳴り響いていたので、この地域は「鳴滝村」と呼ばれるようになったそうです。その滝がハルディンのすぐ近くにある、ということで、帰りに歩いて行ってみました。
おお・・・
急な階段・・・
昔に比べたらだいぶんと川幅が狭くなっているらしいのですが、それでも強くていい音が響き渡っていました。心が洗われる。
そしてここには松尾芭蕉の句碑が建っています。
直接は読めなかったけど、色々と検索して文学の達人の皆さんにご教授いただきましたところ、この句は、芭蕉が「野ざらし紀行」の執筆の旅の途中に、京都の富豪にして談林の俳人である三井秋風の鳴滝の山荘を訪ねた時に詠んだ句だそうです。
【野ざらし紀行抜粋】
京にのぼりて、三井秋風が鳴瀧の山家をとふ。
梅白し 昨日ふや靏を 盗まれし
句の解説はこちらのページがわかりやすかった。そして面白かった。
昔の歌人たちは、このように歌を詠み合って粋な交流を持っていたんですねぇ。
そして、その句碑の前には小さな拝所がありました。
その拝所の前にしゃがんでのぞき込むと・・・
川の向こうの岩場の祠になにやら・・・
拡大してみたら。
不動明王様がいらっしゃいました。
不動明王は、大日如来が衆生を教化する際に通常の姿のままでは教化できないので、忿怒相をもって現れた大日如来の化身ともいわれている明王です。
あー
なんか。
会いたかった。
このお不動さんについては、いつごろ、誰がつくったのかは不明だそうです。
でもこれは教えてもらわなきゃ見えなかったよ。
地元ガールズの皆さん、ありがとう。
おかげさまで素敵な出逢いができました。
しかしこの滝とお不動さんのコンビネーション。
素晴らしすぎた。
浄化されまくりました。
春寒に 鳴滝不動の 音響く <おきゑ>
しばらく詠まないうちに季節が変わっちゃってた。
びっくりする。
春の歳時記、買いに行かなくちゃ。