秋晴れのさわやかな一日、A子と二人で仁和寺までおでかけしたオキエです。
福王子神社は仁和寺の守護神といわれており、宇多天皇の母である班子皇后をご祭神とする神社です。そのため、秋季大祭では仁和寺の僧侶も参列して神事が行われます。
今日は観光ではなく、このお祭りで70年ぶりに復活するという剣鉾差しを見に行きました。
剣鉾:
長さ6~7mの棹の先に真鍮製で金色に輝く剣を戴き,龍や牡丹等の飾り,鈴,織物の吹散を吊る祭具で,神輿渡御の先触れとして,巡行路を浄め祓うものとして,市内各地の祭礼で見ることができる。剣鉾を垂直に立てて歩くことを「差す」といい,その技術の習得には相当な熟練が必要。
特殊な修練が必要なこの剣鉾差し、この地域では長く途絶えていましたが、この度旧鳴滝村の氏子の有志の皆さんが五年がかりで練習して復活させました。
「もう一度剣鉾差しを見てみたい。」という地域の方の声を受けて、友人のH氏をはじめとする若手の皆さんが一生懸命修練されていたのを知っていたので、とても感動しました。
このような人々の努力によって日本の祭りは伝承されてきたんですね。
夜は町内会の早朝草むしりの報酬で得たビールを飲みながらCS放送で宝塚観劇をしています。
もうすぐちゃぴ(この公演で退団した当時の月組娘役トップスター)のサヨナラショーが始まります。
こちらの伝承もしっかり見届けねば。