昨日は御室で良き一日をすごしたオキエです。
いつものごとく外回り仕事のランチタイム、龍安寺参道商店街にある「笑福亭」さんで天ぷらうどんを食べました。
京都のうどんはやわらか麺、大好き。
手打ちうどん一筋、現在4代目が引き継がれておられる老舗うどん屋さんです。
このお店、作家の故・井上靖さんが学生時代に通われたお店なのだそうです。井上さんが亡くなられる一年前にも来られて、病に臥せっておられた2代目のおかみさんのそばに座り込んで、しばらく動かれなかったのだとか。
時の重厚感を感じました。
そして
仕事が早く終わったので、仁和寺前の「いっぷく茶屋」さんでおやつタイムをしました。
クリームぜんざい。
美味しい~
食べながら店主に面白い話を色々と聴かせていただきました。
こちらの店主は仁和寺の御室桜の桜守の8代目。
※桜守:桜の木を見守り、樹木の病気や傷には手当てをほどこす植木職人
京都・仁和寺の門前「いっぷく茶屋」で、桜色に染まった甘味にうっとり|ことりっぷ
桜は管理しようとしても綺麗に咲かない。ちゃんと気持ちを持って手当をして、守ってやらないと。みたいなことをおっしゃっていた。
フェアリーテールのエリュやニックと同じようなことをおっしゃっていた。
花組公演 『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』『シャルム!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
※「あ、同じことエリュやニックおじさんも言ってました!!」とドヤ顔で言いたい気持ちをぐっとこらえました。
「いやぁ、8代目なんて京都で言えばまだまだヒヨッコですよ。」
とも、おっしゃっていました。
出た。
妖怪マップ京都人発言。
とはいうものの、この店主さん、バンドもするしUSJ通いもするしでめっちゃ人生を明るく謳歌されていらっしゃいました。
「人生一度きり、楽しまなきゃだめですよ。縁あって出会った人を大切にして、やりたいことやって生きなきゃ。そうしたら幸運はやってきます。」
そこまでは、完全同意します。
が、
「ぜったいにUSJでお姫様の衣装でドレスアップして夫婦写真を撮ってください!人生観変わりますから!!」
という進言には、三人とも(N氏・A子・オキエ)頷けませんでした。
まぁ幸せの形も大切の方法も人それぞれですしね。
京都の超有名観光名所から少し外れた御室「龍安寺」「仁和寺」界隈。
地元の人と触れ合いながら、その歴史を感じながら、ちょっとゆっくり楽しめる穴場的な名所めぐり、お勧めです。
京都はやっぱり面白いです。
【追記】後日再び御室・龍安寺参道商店街を訪ね、お昼に「あいおい」に行きました。
「あいおいは美味しい。」という評判をよく聞いていたので、念願かなって嬉しかったです。
肉うどんと、名物の稲荷ずし。
ほっと温まる、優しい美味しさ。
京都育ちのオキエの懐かしい大好きなお料理がここにありました。
☆笑福亭、あいおいのある龍安寺参道商店街は嵐電「龍安寺駅」、いっぷく茶屋さんは嵐電「仁和寺御室駅」が最寄りの駅になります。
vol10. 龍安寺駅 ひと駅ごとの小さな旅 | 嵐電 RANDEN