落ち込み気味な今夜のオキエです。
「エリザベート」ガラコンサートのチケットの梅芸先行抽選、二回とも外れたんです。
エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート | 梅田芸術劇場
本当は今日、リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展を見に行ってから梅田芸術劇場に発券しに行くつもりだったんです。
でも、叶わず。
ただリヒテンシュタイン展はどうしても観たかったので行くことにして、せっかく大阪まで出るなら前から行ってみたかった「石切」にも寄ってみることにしました。
旅行ガイドブックに載っていた、この石切参道商店街の記事に憧れて、いつか行ってみたいと思っていたのです。
てくてく歩くと見えて来た、最初の鳥居。
わくわくドキドキ。
歩いてると何やら可愛いお店発見。たどり着いたのがちょうどお昼だったので、ここでランチをいただくことにしました。
清潔で居心地のいい店内、窓も大きくて気持ちいい。
ランチは日替わり定食のみ、1,200円。
美味しかった~
昼間からこんなに美味しい串カツを食べられるなんてラッキーでした。
そして歩みを進めて、石切参道商店街入口へ。
ぱあああああああ・・・・
気持ちが上がっていきます。
が。
ここで、オキエは大きな間違いをおかしてしまうのです。
駅でスマホの地図を確認した時、石切さんに行く過程が右折と左折の二通りあって、「え?なんで?」と軽く思ったんです。でも、ま、行けばわかるさと、スルーしたんです。
「なんで?」と思ったら、その場でちゃんと調べよう。
歩きながら、商店街の中がイメージしていたものと違いすぎていて、また「あれ?おかしいな。」と思ったんです。でも、コロナのせいかな。くらいに思って、またスルーしたんです。
旅行誌の記事を読んだのがずいぶん前だったのもあって、そんなもんかな。と思ったんです。
「おかしい」と思ったら、その場でちゃんと調べよう。何でもコロナのせいにしたらあかん。
商店街の交差点に立っていらっしゃった大仏様。「日本で三番目」と書いてあった。
何が三番目なのかな。
大きさかな?
などと思いつつ・・・
ここで、なんとオキエは折り返してしまったのです。
本当はここからが憧れの商店街の景色の始まりであり、その先に一般的に「石切さん」といわれている本社「下之社」があったのです。
ですが、その時にスマホの地図が示していた「上之社」を目指して、反対を向いて歩き出してしまったのです。
石切さんが二社(上下)あるなんて知らなかった。
それはガイドブックにも載っていなかったよ。
この衝撃の事実を知らないまま、坂道をがんばって歩くこと数分。
階段を上がる事、数分。
石切剣箭神社・上之社にたどり着きました。
饒速日様、こんにちは。
はるばる会いに来ましたよ~
何も知らない時のオキエはご機嫌でした。
本社では有名だそうですが、こちらにもお百度参りのための百度石が設置されていました。一生懸命参っておられる方がいらっしゃったので、邪魔しないように瞬時に撮影。
こんな高いところまで上がって来たのね。
大阪の景色はやっぱり面白いな。
家に帰ってから驚愕の事実を知って悲しみにのたうちまわり、娘から「徒然草の石清水八幡宮の話を思い出したわ。」と笑われて、落ち込みまくったりもしましたが、
はちまんさんと徒然草 | 石清水八幡宮にまつわる話 --- 石清水八幡宮
でも今ブログを書きながらふりかえったら、すごく素敵な時間を過ごしていた事を思い出しました。
こちらには饒速日尊と可美真手命の「荒御魂」が祀ってある、ということを知って、饒速日尊に話しかけながら、「和御魂」と「荒御魂」について、色々と考える事ができて楽しかったのです。
【和御魂と荒御魂】神様のお働きには和御魂と荒御魂という二つの側面があります。和御魂は優しく平和的な側面であり、荒御魂は荒々しい側面です。荒御魂は勇猛果敢で義侠心に富むとされ、その荒々しさから新しい事象を生み出す活力の源とされています。和御魂と荒御魂は同一神ですが別の神様に見えるほど強い個性をお持ちです。伊勢の皇大神宮(内宮)における正宮は天照大神の和御魂をお祀りし、荒祭宮には荒御魂がお祀りされています。同様に上之社では取り立てて石切劔箭大神様の荒御魂を畏れ畏み、奉斎しております。
現代は荒御魂を封じ込めるような風潮が長く続いてきたけど、これからの時代は荒御魂を正しく使うことが大切になるんじゃないかな。荒御魂をちゃんと使えてこその和御魂になるんじゃないかな。みたいなことを、ずっと考察しながら歩きました。
しかも元々はこちらの上之社のほうが、神武天皇によって最初に創建されていていたとのこと!
※オキエは神武天皇推しなんです。
上之社にお参りするのは、必然だったのかもしれません。
※ええ半分負け惜しみです。
そんなこんなで
いよいよ念願のリヒテンシュタイン展に突入するわけですが、とても濃い時間すぎてもう今日は書けないので、
続きはまた明日。