50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

歌に踊りに宝塚

 

 

本日も元気に芸術の秋をすごしたオキエです。

 

 

亀岡市民文化祭

 

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いつもお世話になっているお姉さまや、お姉さまのお弟子さんの日本舞踊の舞台発表を観に行ってきました。

 

素晴らしかった。

 

お姉さまは流石。

見ほれた。

 

そしてお弟子さんたちも素晴らしかった。

お弟子さんといっても、みんな近所のおっちゃんおばちゃん。知っている人の発表は無条件に面白くて、普段と違う表情が見れて楽しかった。

 

昔は好きなアーティスト以外のものは退屈でしかなかった芸術的表現の鑑賞。

 

それが最近とても楽しくなってきたのは、宝塚を見続けてきたことで芸術的表現を観るスキルが向上したからじゃないか、と思っています。

 

 

なんでもやり続けていると変化ってあるのね。

 

 

そんな宝塚歌劇団、のぞ様主演の雪組公演「ファントム」が始まっています。

雪組公演 『ファントム』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

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来週、再来週と一回ずつ観に行く予定です。

 

そう。

おかげさまでアレも当たりました。

いろいろあるけどまた幕末 - 50女の遊び方

 

悲劇だけど、名作です。

楽しみです。

思いっきり悲しんできたいと思います。

 

 

文化祭が終わって帰る道、美しい夕焼けで一句。

 

 

文化祭 夕日ひかりて 大団円

 

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私もゴスペルの練習がんばろう。と思いました。

光と影とおやつとゴスペル - 50女の遊び方

 

 

 

「今日はゴスペルの練習するし音させるけどごめんな。」

 

 

母歌い ヘッドフォンする コタツの子

 

 

・・・がんばろう。

 

 

 

 

 

 

秋を詠む

 

 

やらねばならぬ用事のだいたいを終えることが出来て、いま気分爽快なオキエです。

 

ゴスペルライブ衣装としての黒服も買ってきたし(880円からさらに20%オフ)、ツムツムのイベントも9割がたクリアした。

 

あとは明日片づけることにして、今日は「詠もう。」と決めていた句を詠むことにしました。

 

 

我(われ)ススキ 御所に棲めども ただススキ

 

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寿司包む 柿の葉もみじ 三輪の秋

 

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苔の海 およぐは赤き 実南天

 

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 漆黒に 消えるは紅葉か 夕焼けか

 

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 黄金や 助演ありての 山錦

 

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妙心寺 京の誉(ほまれ)の 栗とお茶

 

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俳号決めなきゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

妙心寺・紅葉と襖絵と、お抹茶

 

 

秋晴れも一休みな曇り空のもと、妙心寺大雄院に行ってきたオキエです。

大雄院 | 臨済宗妙心寺 | 京都市

  

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現在秋の特別拝観実施中。

 

こちらの大雄院さんは、「柴田是真の寺」として有名です。

柴田是真が若い時に京都へ遊学した際手がけた襖絵が残されています。

 

柴田是真(しばた ぜしん)

江戸時代末から明治中期にかけて活動した漆工家、絵師・日本画家。

柴田是真 - Wikipedia

 

その是真が、明治宮殿の千種の間(戦災にて焼失)の天井に描いた100種類以上の花。

明治宮殿 - Wikipedia

 

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後世の絵師たちが描く花の丸の基本、お手本となっているこの絵を、大雄院の襖絵として復活させようというプロジェクトが今行われています。

大雄院|襖絵プロジェクト|

 

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 絵を描くのは宮絵師の安川如風先生。

名立たる社寺仏閣の重要文化財の修復や天井画、襖絵などを手がけておられます。

 

youtu.be

 宮絵師安川|京の宮絵師 安川如風の描く悠久の世界

 

映像の中に出てくる高野山別格本山大圓院の襖絵、素晴らしいです。

 

そして大雄院の襖絵プロジェクト、一期8枚のお披露目拝観。

 

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素晴らしい。

 

素晴らしすぎて言葉を失いました。

(是真さんの襖絵は撮影不可でしたが、如風先生の襖絵は撮影可でした)

 

 

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あめんぼやてんとう虫がいるんですよ。

見つけてください、と、ご案内の方がおっしゃいました。

 

わからんかったので答えも教えてもらいました。

 

 

それにしても。

 

美しい・・・

 

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こちらの大雄院、お庭も建物も見事です。

 

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置屋根作りの蔵

 

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雨水は庭に作られた川を通して池へ。

 

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ご案内の方の解説がとってもわかりやすく親切で、幸せな時間をすごすことが出来ました。

 

 

大雄院を出て、駐車場に戻ろうとした私たちの目をくぎ付けにしたこの言葉。

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「お抹茶あります。」

 

カフェ好きN氏の目がキラーンと光ります。

 

妙心寺桂春院

 【京都で抹茶】妙心寺「桂春院」で抹茶と庭園を楽しむ。 | 茶活 CHAKATSU『お茶と毎日を愉しむ』

 

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目に飛び込んできた、秋。

 

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名勝と言われるだけの、美しいお庭です。

 

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こちらは苔の名所としても知られています。

 

苔の海に南天の赤が美しい・・・

南天は秋の季語。

ここで一句、浮かばない。

 

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そしてお楽しみの、お抹茶。

拝観料400円、お抹茶500円

 

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お菓子は京菓子「鼓月(こげつ)」の秋の菓子「栗尽(くりづくし)」だそうです。

京菓子處 鼓月 | 京都からこだわりの和菓子をお届け致します

 

安定の期待越え、美味しく楽しくいただきました。

 

私、なんだかんだ言ってもやっぱり京都が大好き

 

 

 

買ってみました。

 

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 如風先生ご推薦の色鉛筆と、先生の絵の塗り絵。

 

 

わかってる。

明日こそはいいかげんに家の用事せなあかん。

 

 

もうやりたいことが多すぎて泣きそうになる芸術の秋の夜長のオキエでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

万葉のまほろば三輪/大神神社

 

万葉まほろば線の電車に乗ってお出かけしたオキエです。

 

まほろ

「素晴らしい場所」「住みやすい場所」を意味し、美しい日本の国土とそこに住む人々の心をたたえた古語。

 

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奈良の桜井線の愛称です。

 

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なにやらこの懐かしさただよう列車、順次新しい車両に変わっていくそうなので、記念に撮りました。(でも今の車両のほうが万葉まほろばっぽい気がするのでちょっと残念。)

 

そして到着、奈良県桜井市の三輪駅。

 

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犬も歩けば三輪そうめんに当たる。

 

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三輪そうめんの「節」。

 

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さすが三輪、本場だけあって節まで売ってる!!と思って喜んだのもつかの間、エイミちゃんに「生協でも売ってるよ。」と教えてもらいました。

 

購買意欲消滅。

 

おかげさまで本日も晴天、気持ち良いお日様の下参拝道を歩きます。

 

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まず最初に向かったのは少し早めののランチタイム、もちろん三輪そうめんのお食事処。

そうめん處 森正(もりしょう)/桜井市ホームページ

 

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古民家の庭先を改装した店内はとっても素敵だった。

今日はにゅうめんと柿の葉寿司をチョイス。

 

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にゅうめん850円、柿の葉寿司3個で450円。

美味しかったです。

 

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こんなところにも秋が。

柿の葉が、紅葉しています。

 

名物が 秋に包まれ なおよろし

 

これだと、この画像を見た人しか意味が分からない句なので駄作です。 この画像を見ていない人にも、この風情とおもしろみが伝わる句でないと。

 

考えよう。

 

そして、本日の目的地。

 

大神神社

 【公式】三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ)

 

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日本最古の神社、と言われています。

 

二の鳥居。

 

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重みのある神聖さを感じます。

白も黒もあってこその、森羅万象。

 

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いただいた散策マップをもとに、境内一周の旅へレッツゴー!

 

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拝殿

三輪山そのものがご神体ですので、本殿はありません。

なので、拝殿から御山に向かって参拝させていただきます。

 

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こちらの拝殿の後ろにはさらに三ツ鳥居があります。

三ツ鳥居はご神体である御山と拝殿の区切りとして建っています。

 

三ツ鳥居

参集殿で申し込めば、見せていただける場合がありますが、タイミングによっては見れない場合もあるようです。私たちが一度目に申し込んだときは無理でしたが、しばらくしてもう一度お願いしてみたら見せていただけました。

 

拝殿、三ツ鳥居とも、国の重要文化財です。

 

 

巳の神杉

 

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三輪の大物主大神の化身の白蛇が棲む、というこのご神木。

蛇の好物・卵のお供えが可能で、参拝者によっていくつも供えられていました。

 

山の辺の道

 

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歩こう、歩こう、私はまぁまぁ元気。

 

 道中いくつもの社にご挨拶しながら、狭井神社(さいじんじゃ)に到着。

  

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この狭井神社の境内には、三輪山登拝口があります。

 

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かつては禁足だったこのお山、今では申し込めば誰でも登拝できますが、いくつかの約束事を守って、敬虔な心で入山することが求められます。

 

なんだか色々な人のブログとか読んでるとホントにすごい霊場らしいしです。

 

登拝には往復3時間かかる、ということで断念。ここに来る階段だけでオキエにはもう立派な修行だし。

 

薬井戸

 

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ちゃんとコップを置いてくださっている。

ありがたし。

 

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ほんと。

なんだかすごいエネルギーだな~。

 

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道中、市杵島姫命様がいらっしゃったのでご挨拶。

 

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なんだかちょっと安心しました。

 

そうこう言いつつ歩く中で、いくつも句碑にめぐり合いましたが、読めないんだなぁ。

 

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ここでついにカフェ探しの鉄人N氏がおまちかねの、お茶屋さんタイム。

三人で甘酒をいただきました。

 

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熱々の甘酒をすすりながら、三輪そうめんの歴史をまとめた動画を視聴。

三輪そうめんの歴史 | 奈良県三輪素麺工業協同組合

 


 

三輪素麵の歴史 | 奈良県三輪素麺工業協同組合

 

 

日本最古の麺も、こちらの発祥でなんですね。でも飢饉に苦しむ村人たちのその後がとっても気になりました。

 

 

なんだかんだ言いながら元気復活したところで、再び山の辺の道を歩いてくすり道に出ました。狭井神社は薬の神様として知られているので、ここには様々な薬木・薬草が植えられています。

 

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そして、立ち並ぶ灯篭には名立たる製薬会社の名前がずらずらと。

 

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すごい。

ほんとうにすごい神様なんですね。

 

智恵の神様、久延彦神社 (くえひこじんじゃ)。

 

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桜井の町と山々が一望できます。

遠くには香久山も見えたんだけど、スマホの写真ではとらえられなかったなぁ。

 

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春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

持統天皇

 

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展望台の反対側にまわれば、三輪山を拝むことができる場所があります。

 

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これくらいの距離から拝ませていただくのが、凡人オキエにはちょうどいいかな。

 

美しい。

 

 

大神神社境内一周の旅、最後に訪ねたのは大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)。大直禰子命(若宮様)をお祀りしているので、若宮社と呼ばれています。

 

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こちらも国の重要文化財

 奈良、サラッと普通に重要な建物ありすぎ。

 

 

このようにサラッと普通に古代ロマン満ち溢れる歴史街道、山の辺の道。

山の辺の道(天理~桜井)|歩く・なら~歩く楽しさが見つかる!奈良県のウォーキングポータルサイト!!~

 

大神神社以外にも、歴史ある様々な名所や見どころがあります。とても全部は周り切れないので周る気もありませんでしたが、大神神社からすぐ近くの禅寺、平等寺さんだけ立ち寄ってみました。開基を聖徳太子と伝え、永遠の平和を祈願する霊場です。

 平等寺

 

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こちらの山門のみ古くから残されているもので、他の建築物はわりと近年にいずれも再建されているみたいです。

 

古けりゃいい、ってもんでもないしね。

 

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こちらの二重の塔は十六羅漢像が護っておられていて、目を引きました。

 

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羅漢

供養と尊敬を受けるに値する人の意。剃髪し,袈裟を着た僧形に表わされる。

 

十六羅漢

仏教を護持しようと誓ったとされる 16人の羅漢。

 

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衝撃を受けたこちらの羅漢様。

 

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羅怙羅尊者像(らごらそんじゃぞう)様かな?30分かけて調べてやっと見つけた。

 

「どんな人間の心にも仏が宿っているのだ。」という教えを伝える羅漢様らしいです。

 

うーん

 

これは私の今のテーマやな。

 

余談ですが、先日友達のA子に「オキエちゃん、萬福寺に行って来て。オキエちゃんのためのお寺だよ。」と言われて(彼女は単に「満腹」とひっかけているのだと思われる)、気になっていました。

 

でも今羅漢様を調べていて、萬福寺には有名なこの羅怙羅尊者像があると見つけて、「ああ。なるほど、そういうこと。」と思いました。

 

エンジェル。

行くから。

 

 

 

紅葉背に 仏門護りし 羅漢さま

風そよぎ 羅漢守りし 紅葉かな

 

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万葉のまほろば、最古の神々が鎮まりし奈良。

まだまだ奥が深そうです。

 

 

 

オキエ「なぁエイミちゃん。今度の日帰りの旅は新世界か鶴橋にしよう。」

 

エイミ「うん、そうしよう。」

 

N氏「おーいいですね。私はまだ鶴橋に行ったことが無いんですよ。お邪魔でなければ付き合いますよ。」

 

 

こんな私たちの心にも、仏は宿ってくださっているんですね。

 

 

ありがたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芸術すぎる秋

 

 

なんだかあわただしいオキエでございます。

 

 

先日初チャレンジした俳句。

俳句講座(一日目) - 50女の遊び方

 

 

いろいろ買ったり借りたりしてみました。

 

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師の師、高浜虚子先生の本が本屋さんでも図書館でも見つけられなくて、探しに行かねばなりませんが、とりあえず初心者向けの色々な本を読んでみたいと思います。

 

 

が。

 

ゴスペルのライブのほうもいよいよ日が差し迫ってきていて、なんだか色々やることがあります。今日は先生からご教示いただいたマイクや各パートの配置図と、進行表作り。

 

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できるかな。

めっちゃ不安。

 

 

芸術って、きっと見えない場所ではあわただしいものなのね。

 

エンジェル、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二条城と鍬山神社そして北山杉染

 

 

今日は「二条城まつり2018」開催中の二条城に遊びに行ったオキエです。

二条城 世界遺産・元離宮二条城

 

 

二条城

それは「犬も歩けば国宝(文化財)に当たる」場所。

盲導犬及び聴導犬等の補助犬以外の犬は入れません(二の丸御殿は全ての犬が入れません)。

 

 

城内マップ│二条城 世界遺産・元離宮二条城

 

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東大手(入口)重要文化財

 

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唐門重要文化財

 

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「あら。前に来た時よりも綺麗じゃない?」

一緒にいたN氏とA子が不思議そうに言いました。

 

そうです。

 

この唐門は50年に一度修理をするらしく、ちょうど5年くらい前に2年近くかけて修理されていたのです。

 

 

二の丸御殿【国宝】

 

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中は撮影禁止です。

 

慶応3年、15代将軍・徳川慶喜が諸藩の重臣を集め大政奉還を発表した歴史的な部屋です。その時の様子が等身大の人形を使って展示されていて、これはなかなかの見ものです。

 

たくさんの外国人ツアー客が説明を受けながらゆっくり歩いています。

 

N氏とA子を振り返れば、国宝などには見向きもせずに「あの団体はどこの国の人たち(何語をしゃべっている)か。」を当てるのに一生懸命でした。

 

しょうがない。

みんな何回も来てるしね。

 

二の丸庭園

 

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美しい。

でも俳句を詠むための季語は見つけられない。

 

お堀の鯉

 

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「コイノエサ」が自動販売機で売っていてびっくりしました。

 やるなぁ京都市

 

天守閣跡からの眺め

 

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いい天気、いい眺めです。

 

そしていつものように「文化財もいいけど、こういう何気ない建築美にうっとりするんだよな~」と言いながらシャッターを切りましたが、実はこちらも立派な重要文化財でした。

 

土蔵(米蔵重要文化財

 

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失礼いたしました。

 

「二条城まつり2018」期間中は夜間特別公開(ライトアップ)もしているそうです。

とっても綺麗だろうな、と思います。

 

そして出口に近づいてきたら「京の名産品展」。

一番行きたかった場所にやっとたどりつきました。

 

工房 杉の華染

京都名店会 一覧|京の味と工芸の老舗 京都名店会のお店の紹介|京都物産出品協会

 

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西陣織の絹を北山杉の葉で染めた、天然の草木染のストール・スカーフのお店。

 

以前のお仕事でたいへんお世話になった方の奥さまや子供さんたちが手がけられている工房です。

 

もう何年も前に一度ストールをいただいて、それが傷んでからずっと新しいのが欲しかったのですが、店舗が無いのでなかなか手に入れる機会が得られなかった。先日久しぶりに奥さまにお会いして、「二条城まつり2018」で販売すると教えていただいて、買いに来ました。

 

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きれいなの~

だいすきなの~

 

散々迷って今回は生成りっぽい色を選びました。

一枚一枚手で染められているので、全部違う色だから、ちゃんと一枚一枚鏡の前で合わせて確認して決めました。

 

 

目的が果たせて幸せいっぱいのランチタイムは、ふらふらっと歩いて見つけた二条城横のイタリアンのお店に入ることにしました。

 

TRATTORIA nudo.

 

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狭い階段を三階まで上がったところにあるカウンター8席の小さなお店でしたが、中は綺麗でおしゃれで料理も美味しかったです。

 

本日のパスタランチはオードブル盛り合わせとスープ・パン、そしてパスタまでついて1,100円。

 

ホタテとほうれん草のクリームソースをチョイス。

 

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プラス500円でデザートと飲み物がつけられます。ティラミス。

 

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美味しかった。

いやほんと美味しかった。

 

ありがたき幸せでした。

 

 

所用を済ませてみんなと別れたあとに、一人立ち寄ったのは、亀岡一の秋の名所。

 

鍬山神社(くわやまじんじゃ)

鍬山神社

  

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「金の秋」の冠の通り、ほんとうに見事な紅葉の名所です。

 

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ここはオキエにとっても思い出深い大切な場所です。

 

娘七歳、息子三歳の七五三に、健在だった両家の両親も全員そろって一緒にお参りをしました。

 

そのあとすぐに父が亡くなり、旦那の両親も順番に旅立ちました。

 

父はあまり孫の行事には参加しない主義だったけど、この時だけはなぜか思い立ったように来てくれたのです。

 

我が家に唯一残る、4人のじじばばに囲まれた子供たちの写真。

 

大切な宝物になりました。

 

 

以来、めったに来ないような人がたまに何かで来たりすると「お願い、死なないで。」と思ってしまう癖がつきました。でもそれで今まで死なれたことはないので大丈夫みたいです。

 

鍬山宮

 

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どうやったら綺麗に写真が撮れるのか、四苦八苦。

写真を撮るのがとっても上手な友達に聞いたら、「とにかく数だ。」と言っていました。

 

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鍬山神社では11月の一か月間だけ一般に紅葉拝観を受け付けています。

(拝観料 300円)

 

 

紅葉は、温かい日が続いたので色づきも一旦ペースダウンしたでしょうか。

さらなる見ごろは来週くらいに来るかな?

 

紅いじゅうたんの上を歩きながら考えます。

 

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でも・・・

 

 なんか・・・

 

御所も含めて格式の高いところや美しいものばかりを続けて観てると、世俗的なものが恋しくなってきた。

 

 

新世界に串カツ食べに行きたい。

 

 

 

 

 

 

俳句講座(二日目)句会

 

 

本日オープンしたツムツムのイベントが可愛くて楽しくてわくわくしているオキエです。

 

なんでも楽しいお得な性分。

 

 

さて、俳句講座のお話。

俳句講座(一日目) - 50女の遊び方

俳句講座(二日目)京都御所 - 50女の遊び方

 

 

石神主水先生率いる受講生一同、御苑・御所での吟行を終えて、大学に戻っていよいよ句会です。

 

句会には様々なやり方があるそうなのですが、今回は次のルールで執り行われました。

 

①五句、詠む(無記名で5枚の短冊に句を書く)。

②それをいくつかの段取りを経て全員が全部回して読む。

③自分が気に入った句を全てメモに書き写す(自分の句以外)。

④書き写した中から自分で五句の佳作を選考する。

⑤そしてその中から一句、特選を選考する。

⑥まず、自分が選んだ特選を発表し、解釈する。

⑦次に、自分が選んだ佳作五句を発表し、詠み人が名乗りをする。

⑧名乗った詠み人を、先生がカウントする。

⑩一番多く名乗った人が、この句会の優勝者。

 

みんなで拍手💛

 

【詠む】和歌・俳句などを作る。ある事柄を歌や句として表現する。

【読む】内容を理解する、推察する。

 

 

己の生み出す作品が己の目の前で評価される。

そんな経験今までしたことない。

 

最初は緊張しましたが、全然大丈夫。

 

それどころか、すごく面白い。

 

先生にもよるそうですが、石神先生は褒めてのびのび育てるタイプの先生なので、小心者で打たれ弱いオキエにぴったり。

 

エンジェル、いつもありがとう。

 

 

ではここでオキエの句をご紹介しましょう。

 

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朝霧と 思えば頬に 秋時雨

 

これは一人の方から特選に選んでいただき、佳作にも一番多く選ばれた句です。でも実は、季語がふたつ入っちゃってて厳密にはNGな句なんだそうです。

 

ガポーン・・・

 

けれども石神先生は、「そんなことを恐れていては俳句は詠めないから、気にしなくていい。恐れずどんどん心のまま詠みましょう。」とおっしゃっていました。

 

ステキーーー!!!

 

 

 

秋時雨 友の笑顔が 傘となり

 

立役者 秋は譲りし 桜かな

 

いずれも、何人かの方に佳作に選んでいただきました。

 

 

 

ひかえめに 紅(あか)がゆらめく 錦なり

 

この風景で詠んだ句です。

 

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赤青黄 信号みたいな 御所の秋

これは、最初に浮かんだの。どっちが良かったかしら。

 

この句は、私たちをこの講座に誘ってくれた友人だけが選考してくれました。もちろん私と知らずに。

 

シンクロニシティ

 

選考は無記名の段階(しかも別紙に書き写す作業を経るので筆跡も読み取れない)で行うので、誰が詠んだ句か、わからずに選びます。

 

でも、不思議と友達同士が選び合っていることが多かったのです。私もその友人とエイミちゃんの句を選んでいました。

 

 やはり、縁があると感性も通い合うのかなぁ。

 

 

 

そして・・・

 

オキエのナンバーワン自信作だったはずの句。

 

寂しかろ お上は見れず 柿栗実

 

御所には柿や栗のように実のなる木が全く無かったので、そんな木の成長を楽しむことができない天皇さんたちの暮らしはなんだか寂しいんじゃないの~

 

と思って詠んだのですが、これにはまず文法的な誤りがありました。

 

この場合は「見れず」ではなく「見れぬ」になるそうです。「見れず」だと、柿栗実と全く関係ない話になっちゃうらしい。

 

 うー

古文、嫌い。

 

そして

 

右翼の友人に怒られました。

「庶民の分際でお上と呼ぶとは何事ぞ。そのうえ天皇の御心を測るなど、何様ぞ!!」

 

ひぇー💦

 

難しいな~

 

 

また、俳句を詠むときは、ひらめいた言葉・一番強調して使いたい言葉を、あえて引くことでその句が生きることがあるそうです。

 

「我を削る」

 

なるほど。

 

これはブログを書く時にもあてはまると思う。

 

いやぁ~

 

 奥が深いなぁ~。

 

 

この二日間、ほんとうに楽しかったので、オキエもエイミちゃんも、石神主水先生の門下生として俳句の勉強を続けていくことに決めました。大学とは関係のないプライベートな句会もあるそうなので、またぜひ参加させていただきたいと思います。

 

 

 

あー、勉強しなくちゃ!

 

 

でも

 

その前に

 

ライブで歌うゴスペルの歌の練習も、しなくちゃ。

 

 

ジーザズ!!

 

もー何が何やら!!