本日オープンしたツムツムのイベントが可愛くて楽しくてわくわくしているオキエです。
なんでも楽しいお得な性分。
さて、俳句講座のお話。
石神主水先生率いる受講生一同、御苑・御所での吟行を終えて、大学に戻っていよいよ句会です。
句会には様々なやり方があるそうなのですが、今回は次のルールで執り行われました。
①五句、詠む(無記名で5枚の短冊に句を書く)。
②それをいくつかの段取りを経て全員が全部回して読む。
③自分が気に入った句を全てメモに書き写す(自分の句以外)。
④書き写した中から自分で五句の佳作を選考する。
⑤そしてその中から一句、特選を選考する。
⑥まず、自分が選んだ特選を発表し、解釈する。
⑦次に、自分が選んだ佳作五句を発表し、詠み人が名乗りをする。
⑧名乗った詠み人を、先生がカウントする。
⑩一番多く名乗った人が、この句会の優勝者。
みんなで拍手💛
【詠む】和歌・俳句などを作る。ある事柄を歌や句として表現する。
【読む】内容を理解する、推察する。
己の生み出す作品が己の目の前で評価される。
そんな経験今までしたことない。
最初は緊張しましたが、全然大丈夫。
それどころか、すごく面白い。
先生にもよるそうですが、石神先生は褒めてのびのび育てるタイプの先生なので、小心者で打たれ弱いオキエにぴったり。
エンジェル、いつもありがとう。
ではここでオキエの句をご紹介しましょう。
朝霧と 思えば頬に 秋時雨
これは一人の方から特選に選んでいただき、佳作にも一番多く選ばれた句です。でも実は、季語がふたつ入っちゃってて厳密にはNGな句なんだそうです。
ガポーン・・・
けれども石神先生は、「そんなことを恐れていては俳句は詠めないから、気にしなくていい。恐れずどんどん心のまま詠みましょう。」とおっしゃっていました。
ステキーーー!!!
秋時雨 友の笑顔が 傘となり
立役者 秋は譲りし 桜かな
いずれも、何人かの方に佳作に選んでいただきました。
ひかえめに 紅(あか)がゆらめく 錦なり
この風景で詠んだ句です。
赤青黄 信号みたいな 御所の秋
これは、最初に浮かんだの。どっちが良かったかしら。
この句は、私たちをこの講座に誘ってくれた友人だけが選考してくれました。もちろん私と知らずに。
選考は無記名の段階(しかも別紙に書き写す作業を経るので筆跡も読み取れない)で行うので、誰が詠んだ句か、わからずに選びます。
でも、不思議と友達同士が選び合っていることが多かったのです。私もその友人とエイミちゃんの句を選んでいました。
やはり、縁があると感性も通い合うのかなぁ。
そして・・・
オキエのナンバーワン自信作だったはずの句。
寂しかろ お上は見れず 柿栗実
御所には柿や栗のように実のなる木が全く無かったので、そんな木の成長を楽しむことができない天皇さんたちの暮らしはなんだか寂しいんじゃないの~
と思って詠んだのですが、これにはまず文法的な誤りがありました。
この場合は「見れず」ではなく「見れぬ」になるそうです。「見れず」だと、柿栗実と全く関係ない話になっちゃうらしい。
うー
古文、嫌い。
そして
右翼の友人に怒られました。
「庶民の分際でお上と呼ぶとは何事ぞ。そのうえ天皇の御心を測るなど、何様ぞ!!」
ひぇー💦
難しいな~
また、俳句を詠むときは、ひらめいた言葉・一番強調して使いたい言葉を、あえて引くことでその句が生きることがあるそうです。
「我を削る」
なるほど。
これはブログを書く時にもあてはまると思う。
いやぁ~
奥が深いなぁ~。
この二日間、ほんとうに楽しかったので、オキエもエイミちゃんも、石神主水先生の門下生として俳句の勉強を続けていくことに決めました。大学とは関係のないプライベートな句会もあるそうなので、またぜひ参加させていただきたいと思います。
あー、勉強しなくちゃ!
でも
その前に
ライブで歌うゴスペルの歌の練習も、しなくちゃ。
ジーザズ!!
もー何が何やら!!