夢と現実の狭間を生きているようなオキエです。
夫の病が発覚した頃にコロナ禍が始まって、実はそれからずっとそんな感じです。
現実に現実味が感じられない。
ひょっとしたらコロナ禍以降こういう人は多いのかもしれません。現実だと思っていたはずの世界がどんどん変化して行ってるので…
実は夫はもう亡くなっていて、私は夫の幻影と暮らしてるんじゃないのかな?と思う時もあります。昨日その事を夫に話したら爆笑されて、ちょっと安心しましたけど。
夫ががんになって、私もがんになって、「今ここに生きている」という奇跡を経験して、今も奇跡の連続の日々を生きていて、
奇跡すぎて疲れているというのもあります。
当たり前のように過ぎて行く日々を、当たり前のように、ありがたいとか素晴らしいとかいちいち思わずに、不平言いつつだらだらしつつ過ごすって本当に幸せな事なんやな。
とすら思います。
ので、そんな当たり前な日常を描いたエッセイを読んでみようと思いました。田辺聖子さんの「おせいさん&カモカのおっちゃん」シリーズ。
今ハマっているNHK連続テレビ小説の再放送「芋たこなんきん」がめっちゃ面白くて、そしてとっても懐かしくて、慣れ親しんだ現実の世界がそこにあるような気がして。
※國村隼さんがまためちゃくちゃ素敵で…
それにしてもこれ、オキエが中学生の頃の話なんやね。
思えば遠くへ来たもんだ。
う~ん、
何か創作活動をしてみようかな。