今日も旦那とお出かけを楽しんだオキエです。
同時期に治療・療養に入ったからこその毎日です。どっちかが普通に元気だったら、こんな時間は持てなかったでしょう。お互い仕事も休めなかっただろうし。
怪我の功名ってやつでしょうか。
老夫婦みたいにゆっくりゆっくり、伏見の町を歩いてきました。
大手筋商店街
すごい活気がある事に驚きました。
地元民の人出が全然衰えてない。
オキエが子供の頃よく来た時のまんまの賑わいに、めっちゃホッとしました。
来るたびにハンバーグスパゲティを食べていた不二家カフェが、まだあった。
京都に上陸した当初、珍しもんがりの父に連れて行ってもらったマクドも健在だった。
初めてハンバーガーを食べた時には「不味い」と思った記憶がある。ピクルスは大人になるまで受け入れられなかったし、マックシェイクは飲みきれなかった。
※昔のマックシェイクはめちゃくちゃ大きくなかったですか?
そして幼少期の夢と希望が満ちていたお店もまだちゃんとありました。
私だけでなく、子供達も小さい時にお世話になったおもちゃ屋さん。お年玉を握りしめて、店内をくまなく歩いたもんだった。
懐かしいお店が結構そのまま残っていたので、大手筋商店街は今も変わらず賑わっているのだということを再認識しました。大好きだったうどん屋さんだけもう無かったけど。
大手筋商店街をぶらぶらした後は、納屋町商店街を通り抜けて、竜馬通り商店街へ。
ここら一帯には、幕末の史跡と日本酒の酒蔵が多く存在しています。
さっそく酒どころに遭遇。
抗がん剤治療中の夫と術後の私は共にアルコール禁止中。なので、残念ながら素通り。
(他にもたくさんの酒どころが、歩いて回れる範囲内にあります)
途中美味しそうなお蕎麦屋さんを見つけたので、入りました。
天ぷら蕎麦が美味しそうで美味しそうでたまりませんでしたが、揚げ物も禁止中なので、鴨せいろ。でも美味しかったです。
旦那が梅おろし蕎麦を「美味しい、美味しい。」と言って食べてたのが嬉しかった。良いお店でした。揚げ物が解禁になったら、もう一度行きたい。
伏見奉行所の捕り方が坂本龍馬を襲撃する「寺田屋事件」の舞台です。
その横の濠川(宇治川派流)の川岸で、休憩。
十石舟が通って行きました。
水運がもたらした盛栄と幕末の余韻が、今も色濃く残る伏見。
本当に魅力的な町だと思います。
最後にお約束の天輪焼の高貝商店さんの回転焼きを買って、今日の伏見歩きは終了です。
今も昔も、1個100円。
これも旦那は美味しい美味しいと言ってペロっと食べてたな。食欲不振、だいぶん回復してきてるのかな?だといいな~
楽しい旅になりました。
しかし
一つ、驚いた事がありました。
今日これだけ歩いて歩数が5,000歩しかないって、どういうこと?病院で毎日1万歩歩いてたって、どういうこと?
つくづく自分の努力家ぶりに感嘆いたします。
まぁトラウマレベルで思い出すと涙出るけどね。
よくがんばってたと改めて思いました。
だからこそ、アルコールがNGだろうが天ぷらが禁止だろうがコーヒーが飲めなかろうが、このトボトボ歩きの旅が最高に楽しいんだろうな。
※いや、天ぷらもコーヒーもめちゃくちゃ欲しかったけど。
そんな感じで毎日ちょっとずつですが、ちゃんと回復しています。