50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

天国と地獄のベルトコンベア

 

今日はニュージーランドのアシュリー・ブルームフィールド保健省長官のTシャツで一日をすごしたオキエです。

ニュージーランドは夏休み - 50女の遊び方

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めっちゃ嬉しい。

 

ブルームフィールド保健省長官は本当に人気があって、こんなミュージックビデオまで作られているみたいです。

 

www.youtube.com

※でもオキエは尾身会長大尊敬してますよ。

 

ニュージーランドのらんちゃんはロックダウンのレベルが下がって今日からフル出勤だと言ってました。なので昨日までバンバン届いていたメッセージが届かなくなって寂しいですが、このTシャツで気分が上がったので大丈夫です。

 

さて

 

病室から見えたのどかな景色を思い出しつつ、ここで一週間の入院生活をふりかえってみたいと思います。

 

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題して「天国と地獄のベルトコンベア生活」。

 

 

まず、入院中は全ての行動において看護師さん達がきめ細やかなフルサポートをしてくださるので、めっちゃ楽ちんでした。私は言われるままに動けばいいだけ。

 

こんな生活は赤ちゃん以来なので、天国かと思いました。

 

ご飯は三食ベッドまで運んでもらえるし、

 

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検査には車椅子で連れて行ってもらえるし(それほどひどい貧血だったらしい)、やらなければいけないことは全部前もって知らせてもらえるし、寝てるだけで勝手に採血も血圧や熱の計測もしてくださるし。

 

私は何も考えなくていいのか・・・

自分で段取りを計画しなくていいのか・・・

 

これはかなりカルチャーショックでした。

 

ベルトコンベアに身を委ねて楽にしていられる心地よさに、涙が出るくらい有難みを感じました。

 

が、このベルトコンベアの上には落とし穴があるのが難点でした。

 

それが「大腸カメラ」と「胃カメラ」です。

 

大腸カメラを入れる直前に看護師さんに「胃カメラよりしんどいと思います。」と教えてもらって、覚悟していましたが本当にしんどかった。

 

まず浣腸。

 

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え…

 

浣腸っていちじくみたいな桃みたいな小さいスポイドに入ってるやつとちゃうんか…

 

これを同室の皆さんのランチタイムに入れられた時のオキエの気持ちと行動は、思い出すだけで眩暈がしそうなので、忘れてしまいたいフォルダに分類されました。

 

そして本当にしんどかった大腸検査。

 

「でも、これが一番しんどいわけだし。山場は越えた。」と思って自分を励ましていたら、胃カメラ直前にまさかの内科の先生の一言。

 

胃カメラは大腸カメラよりしんどいと思う。」

 

えー!!

※そういう意見は院内で統一してもらえませんかね!

 

結果、甲乙つけがたしのどっちもどっちのしんどさでした。

 

亡くなった父が昔「もう二度と胃カメラだけは何があってもやらない。」とブツブツつぶやいていたのを思い出しながら、それでも看護師さんがずっとさすってくださっていた背中の温かみに救われて、なんとか乗り越えることが出来ました。

 

地獄に仏のあの手の温かみは、一生忘れないレベルの救いでした。

 

 

そんな地獄も乗り越えてしまえば、あとはやっぱり天国の入院生活。

 

ツムツムをやって、ハートが無くなったら数独を解いて、解けた頃には回復してるハートでまたツムツムをやって、空調が安定した気持ちいい部屋で、いくら寝ても寝ても寝れる生活を堪能させてもらいました。

 

 

次回の入院は手術なのでこんな呑気な風にはいかないかもしれませんが、再び天国も地獄も色々ありのベルトコンベアに乗って、大冒険の旅に挑みたいと思います。