50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

リヒテンシュタイン侯爵家の宝物

 

筋肉痛がひどいオキエです。

昨日石切でひたすら坂道を歩いたからかな。

 

さて

 

衝撃の石切詣でを終え、再び近鉄に乗って、鶴橋でJRに乗り換え、次に向かったのは天王寺

衝撃の石切さん - 50女の遊び方

 

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一気に都会になりすぎてクラクラした。

さすがに人も多くて、びっくりした。

 

 

あべのハルカス美術館で、ついにリヒテンシュタイン侯爵家の宝物とご対面です。

ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展 | あべのハルカス美術館

 

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人口3万5千人、スイスとオーストリアに囲まれた世界で6番目に小さい国「リヒテンシュタイン」。ルパン三世の「カリオストロの城」のモデル地なのかな?

その国を現在も統治するリヒテンシュタイン家は、神聖ローマ帝国ハプスブルク帝国における大貴族の家系で、宝塚のお芝居でも時々耳にするほどの名家です。

 

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現在世界で唯一、家名が国名になっているリヒテンシュタイン侯国は、今年建国300年を迎え、かつて神聖ローマ皇帝に仕えたリヒテンシュタイン侯爵家が統治しています。アルプスに抱かれた小さな国土にはライン川が流れ、大都市の喧騒とは無縁な穏やかな時間が流れています。この国は現在金融業などが盛んで、小さいながら世界屈指の豊かさを誇りますが、昔から侯爵家は代々領地経営に成功して富をたくわえ、皇帝にも貸し付けを行うほどでした。その富を背景として積極的に収集した美術作品により、現在のコレクションが形成されていったのです。


そんな彼らの宝物のコレクションを観ることが出来る、すごいチャンスの到来です。

 

リヒテンシュタイン家の様子を写した写真

 

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展示は7章にわかれていました。

 

【第一章】

リヒテンシュタイン侯爵家の歴史と貴族の生活

 

では、一族の子女カロリーネちゃん(一歳半)の肖像画に引き寄せられました。

 

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真っすぐな瞳がとても美しい。写真撮影不可でしたので、絵葉書を買ったくらい魅力を感じました。彼女はどんな人生を歩まれたのでしょうか。

 

【第二章】宗教画

【第三章】神話画・歴史画

 

このふたつは特に人気があったような気がします。みなさん熱心に食い入るように作品を見つめておられた。ちょっと密さを感じたので、ここは急ぎ足気味でざっくり観て早めに退散することにしました。

 

【第四章】磁器―西洋と東洋の出会い

【第五章】ウィーンの磁器製作所

 

陶磁器のコレクションは面白かったです。

特に日本の有田焼などがヨーロッパに渡ってから金細工を施されたものなど、なかなか素晴らしかった。関連記事を見つけたので貼っておきます。

 

www.sankei.com

 

【第六章】風景画

【第七章】花の静物

 

なんと最後の第七章「花の静物画」だけ撮影がOKだったので、色々と撮ってみました。

 

「黒ブドウのある花の静物」ヨーゼフ・ニッグ 

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「金地花文クラテル形大花瓶」ヨーゼフ・ガイアー

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「盛花格子文絵皿」レオポルトパーマン

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「金地薔薇文カップと受皿」

フェルディナント・エーベンベルガー

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かわいい~

これ、オキエサロンにほしい~

 

「金地花文ティーセット」

アントン・デーリング/イグナーツ・ヴィルトマン

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素敵やわ~

どれもこれも、ホンマに素敵でした。 

 

たっぷりお宝を堪能することが出来るこの至宝展は、入館料(当日)1,500円です。

 

 

こちらの美術館はあべのハルカスの16階にあって、その前の広場までは普通に無料で入れます。

 

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16階から見る大阪。

 

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ここから上の展望台に行くには1,500円必要なのですが、なんと3月28日までは美術館入館料とセットで2,000円という限定価格が設定されていたので、これはせっかくなので展望台にも行ってみることにしました。

ハルカス300(展望台)|あべのハルカス(大阪市阿倍野区)

 

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16階から、45秒かけて60階を目指します。

光のイリュージョンを楽しんでたら、あっという間。

 

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ふわ~

 

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こわいこわいこわいと念仏のように唱えながら、場内一周。

 

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いやホントに怖かった。でも一度くらいは見ておけて良かったと思う、天空からの視点。

 

同じ方角の景色の16階からと60階からの風景を比較してみました。赤い「くすり」が目印になるかな?

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ここはトイレの壁。こんなトイレ落ち着かない。

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最後はエスカレーターで58階へ降りて、カフェで一息。

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やっぱり落ち着かないのと、帰宅ラッシュが始まるまでに電車に乗りたかったのとで、早々に退散しました。15時30分に天王寺駅を出発、亀岡には17時すぎに帰って来れました。

 

 

さぁ

 

楽しかった旅の終わりに、旅費計算だけしておこう。

 

交通費 2,810円

並河⇄京都(JR) 420円×2

京都→石切(近鉄) 770円

石切→鶴橋(近鉄) 300円

鶴橋→天王寺(JR) 130円

天王寺→大阪(JR) 200円

大阪→京都(JR) 570円

天王寺から並河までは普通だと1,340円。大阪と京都で一旦改札から出て特定区料金を上手く使うと合計1,190円で150円お得。でもこれは降りる駅によって損する場合もあるので、よく計算することが大事。

 

食費 1,595円

くしかつランチ 1,200円

カフェオレ 395円

※チケット購入時にもらった割引券で100円引後

 

その他 2,000円

美術館・展望台入場料 2,000円

 

合計 6,405円

 

それと、お賽銭やポストカード代で7,000円くらいかな。

 

今回の旅は悔しいこともありましたが、それでも総じて楽しいお出かけが出来ました。問題は、本来行く予定をしていた「石切参道商店街」にリトライするか否か。

 

どこか近郊でセットできる良い場所があったらええよなぁ。

 

しばし考えたいと思います。

 

 

今週は平日休みが多かったので、人混みを避けて色々と出かけられて幸せでした。その分明日からの連休は、大人しく家で過ごしたいと思います。

 

でもなんかまた春の嵐も来るみたいだし。

 

どうか気をつけて、みなさんも良い週末を。