50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

月組/WTT・ピガール狂騒曲

 

 

やっと落ち着いて観劇をすることができたオキエです。

 

楽しみにしていた月組公演。

月組公演 『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

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今日の座席は2階A席の最前列。

 

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前に人がいなくてストレスフリーなうえ舞台全体がよく観える良席で、座席を選んで購入できる場合には好んで取ります。(なのにA席だから安いのもいい!)

 

思いかえせば珠ちゃんを初めて観た「PUCK」の時もこのへんに座ってたな~

 

今日はそんな月組初見の時のトキメキを思い出すような、とても楽しい観劇日となりました。

 

なんていうのかな・・・

 

誰がとか何がとかじゃなくて、ただただ宝塚が素晴らしい、心から宝塚が楽しい、そんな純粋な気持ちで観れた感じ。

 

 

まず一幕の「WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-」は、坂東玉三郎さんが監修を手掛けた和物のショーで、これがまたきらびやかで華やかで美しくて、すごく良かった。

 

本当に素晴らしかった。

 

あっというまに時間が過ぎてしまっていた。

 

これはたぶん東京オリンピックに合わせて宝塚の和物の良さを世界に向けて発信するための作品になる予定だったんだと思う。

 

残念だな~

 

世界中の人に観てほしかったな~

 

 

 

そして

 

特筆すべきは松本悠里さんの踊りの素晴らしさ。

 

悠里さんは舞踊専科として、また劇団特別顧問として、長く宝塚歌劇団に貢献されてきた大ベテランさんです。日舞の良しあしなど全くわからないオキエですら、その踊りの美しさ・妖艶さは身震いするほどで、彼女が出演される作品は心から楽しみにして観てきました。

 

kageki.hankyu.co.jp

 

残念ながらこの公演で退団されてしまうとのことで、最後にもう一度見させていただけて本当に嬉しかったです。

 

今日も心が震えました。

 

素晴らしい~(涙)!!

 

 

 

ついで二幕お芝居のピガール協奏曲はパリが舞台のコメディで、本当に楽しかった。

 

珠城さんは「男装の麗人」と「本物の男性」の二役をされてて、この演じ分けが素晴らしかったです。

 

最初「男装の麗人」とは知らなくて珠ちゃんがあんまり可愛いから「え、退団を決めたらこんなに可愛くなっちゃうものなの?」と勘違いしてたけど、中身は女の子の役だったのね。

 

そして男役として出てきたときには完全にいつものカッコイイ珠城さんで、キュンってなって、「ああすごいなぁ。」と感嘆物でした。

 

ちなつちゃんもめっちゃコミカルが似合ってて、ひたすら笑って微笑んでニコニコ笑顔で終始観ていられる楽しい作品でした。

 

最後のフィナーレのダンスも素晴らしく私好みで、ホント楽しかったよ~

 

 

こんなにただただ心からトキメキいて愛しく「作品」を観ていられるこの感覚、なんなん?と思うくらい新鮮でした。

 

これって

 

月組って「すごい。」ってことじゃね?

 

と思いました。

 

 

帰りの道で「君の名は。」の三葉みたいに薄れて行く舞台の記憶を何度も何度も思い出そうとしてがんばりましたが、感動って言うものはひとところに押しとどめてはおけない「私の指こぼれ落ちた白い砂の季節ね」のようなものなのですね。

 

 

だから来週もう一回観に行かなきゃ。

 

という気持ちと、

 

この純粋な感動を(覚えてはいなくても)宝物のように大事にしておきたいから、

 

もう今日で最後にしておこう。

 

という気持ちが、いまめっちゃせめぎ合っています。

 

 

せめぎ合ってるよー!!

 

 

 

いずれにせよ

 

やはり宝塚は素晴らしい、ということなのでしょう。

 

 

月組さん、こんな幸せな気持ちを本当にありがとうございます。

 

幽霊刑事も楽しみにしています。

※っていうか楽しみすぎます。

月組公演 『幽霊刑事(デカ)~サヨナラする、その前に~』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 

 

雪組月組、二大贔屓の退団に向けて、オキエのラストランが始まりつつあります。

 

しかし

 

贔屓が二人同時期退団ってまじ大変すぎる。

 

誰か、助けて。