天川村へ行った日がもうずいぶん昔の事のように思えるオキエです。
今回の旅は、子育て時代によく一緒に遊んでいたメンバー、50女3人+40女1人、合計4人の車旅でした。
かすみがかった遠い記憶を呼び起こしながら、記してまいりたいと思います。
実際も天気予報は雨&曇マークで、空はずっとかすみがかっていました。でも歩くときには雨が上がって、傘はほとんどささずに歩くことができました。
※たぶん雨女2VS 晴れ女1(どちらでもない1)の落としどころ
ありがたい。
恐怖だった高速道路も、標識に集中する人、スマホで地図を確認する人など、みんなで協力し合ったおかげでほとんど間違えずに到着できた。
素晴らしいチームプレイを経験出来て、感動しました。
新堂ランプ道なりを左折しちゃった以外は、多分パーフェクト。
まぁその日は大阪府に外出自粛要請が出ていたので、車も少なくて助けられたという側面もあります。
※大阪の皆さんの御多運をお祈りいたします。京都も今日か明日かの瀬戸際ですけど。
とにかくこの日は色々と助けられて、無事天川村に到着。
まずは行者修行と温泉と名水と陀羅尼助の街・洞川までそのまま移動して、ランチタイム。
名水仕込みの手打ちそば、清九郎さん。
清九郎 (せいくろう) - 天川村その他/そば [食べログ]
名水豆腐セット。ご飯だけぬいてもらって、それでもお腹いっぱいになりました。美味しかった!!
そしてそのお店のすぐ横にある乗り場からドロッコに乗って山頂に上がり、まずは面不鍾乳洞を目指します。
仙人出てきそう~
さぁ、冒険開始です。
けっこう広くてすごかった。
面白かった。
自然の摂理、たいしたもんです。
で、なんと洞川にはふたつも鍾乳洞があるのだそうです。でも鍾乳洞は一日にひとつで充分やな。ということで、今回はこっちだけ。
鍾乳洞を出た後は、真言宗修験(当山派)総本山醍醐寺の大本山であり、大峯山寺の護持院でもあられる龍泉寺さんへ。水行場としても名高いお寺です。
こちらは、昭和35年に女人禁制が解除されたそうです。
御本尊は弥勒菩薩様。
苦しむ衆生を慈しみによって救わんとする優しい菩薩様。
今日は快くお招きくださいまして、ありがとうございました。
本殿の前にあるこの石は、撫でて持ち上げると軽くなり、叩いて持ち上げると重くなる、というもの。
ホンマに軽くなったり重くなったりした。
ビックリした!!
50女×3人はそう感じたのですが、40女1人が「え、一緒ですけど?」と。
どういうことでしょうねぇ。
真新しい御朱印帳を持参してきた友人もいました。
オキエは旅の指針が「シンプル」なので御朱印帳は持ちませんが、友人のページが埋まっていくたびに嬉しい気持ちを共有させてもらって、楽しかったです。
また洞川には吊り橋がいっぱいあって、大喜びのBK。
オキエはこわい、無理。
足元に芽生えていた命とお話ししていました。
山側で遊びつくしてから温泉街に入れば、そこは陀羅尼助の街でした。
こんだけ陀羅尼助やさんだらけで大丈夫なん?と思うくらい。さすが、関西の先輩方の信頼を一手に集めている薬だけあるわ。
オキエ達は旅の本に載っていた、五代目さんがやっておられるというお店に立ち寄りました。
とても親切な五代目(青年)にナイスな対応をしていただいて、楽しくお土産を購入することができました。
※後日お土産をあげた岩手県民のN氏は、薬の事は知らなかったけど、とても喜んでくれました。
様々な目的をクリアして、いよいよ温泉タイムがやってきました。
名水の温泉だけあって、めっちゃ気持ちよかったです。水がサラサラで、でも深みがある感じで、すごく幸せな気分になれました。
こちらの名水は「ごろごろ水」と言われているそうです。
採水場もあって、利用料500円で自由に汲ませてもらえます。
※中にあるお茶屋さんに入るなら、500円はいらないみたい。
採水場の中のごろごろ茶屋で、名水のわらび餅をいただきました。
美味しかった~
自然の恵みに心から感謝です。
先日も書きましたが、そこから女人禁制の大峯山の麓まで行ってビビりながらUターンをして、
次は御手洗渓谷へ行くつもりが道を間違えて、断念。
そこからまた雨がざぁざぁと降り始めました。
宿は友人が取ってくれた弥仙館さん。
天川村 せせらぎの宿/弥仙館 :: misenkan web
宿の方がとても親切で感動の連続でした。私たちの考えが読めるのか?くらい的確な旅アドバイスもいただきました。
「コロナ禍の中、ようこそおこしくださいました。」と言っていただき、いやいや奈良より京都のほうが怖いだろうと思って「よくぞ迎えてくださいました。」と頭が下がる思いでした。
川魚、シシ鍋、鹿肉・・・
山の恵みと川の恵みを堪能して、そしておばちゃんトークも堪能して、おおいに笑った夜でした。
部屋の窓から見えた景色。
雨粒が蛍のように光って、とても綺麗だった。
せっかくなのでとUFOを呼んでみたけど残念ながら来てもらえなかったので、
※天川村はUFOの目撃情報がとても多い場所なのだそうです
雨と川の流れる音を聴きながら、ゆっくり眠りました。