若者たちに最もうざがられそうな題名のブログを書く今日のオキエです。
さて
昨今ではもう当たり前の話になって来た気候クライシス問題。
オキエは10年くらい前に環境NPOの講義を受けて、絶望的な衝撃を受けて、息が出来なくなる恐怖に耐えかねてパニックを発症したことがありました。
あわててマイカー通勤を電車&自転車通勤に切り替えたりもしました。
なので、気候問題に関する情報収集は今でも慎重になってしまいます。
そんなこんなで今も様々な危機に覆われている世界のために・社会のために、この弱々な私ごときが本当にいったい何をどうしたらいいか悩む日々ですが、今日一つポーンとひらめきが訪れました。
「若い人たちを応援したらいいんや。」
たぶんオキエにやれる事っていうのは体力的にも気力的にも物理的にも限界がある。そもそも何の専門性も持たない・持とうとしない中途半端なおばちゃんに、急に世の中を良くするウルトラC(ふるっ💦)が使えるわけがない。
そんなおばちゃんにでも、若い人が伸びるための添え木的役割なら出来るんとちがうか。
フェイスブックでシェアされてきた児童養護施設出身のミュージシャン・中西健さんの歌を聴きながら、そんなことを思いついたのでした。
めっちゃええ歌。
朝から泣いた。
正義とか善意とか使命とか、そういうんでない。
ただシンプルに、しんどい時代を一緒に生きた仲間を思う気持ちが素直に歌に乗ってる気がして、泣けた。
若者って、すごい。
児童養護施設出身の子が立ち上げた、ACHA Project というプロジェクトもあります。
児童養護施設を巣立ち頑張っている子ども達へ振袖を着ての前撮り撮影をしてあげたいというプロジェクトです。成人式の前撮りの相場はだいたい20~30万とされています。児童養護施設を卒業したばかりで生活費から学費と自分達で負担している子ども達にはハードルが高く難しいという現状があります。このプロジェクトを通して少しでも「あなたは大事な存在」ということを伝えていきたいとの思いのもと活動させていただいています。
彼らみたいな若い子達がどんどん社会を変えていく気がしています。
じゃあ私が若者たちに出来る事って何?って思った時に、ヒントになったのは先日の井本先生の言葉。
子供がふと顔を上げた瞬間、笑っているのが大人の仕事。
これを若者に置き換えて、どんな時でも笑いかけるように努める。その上で、応援する気持ちを積極的に発信することも、意識してやってみようと思います。
例えば中西君の歌が良いと思うのなら、無料で聴ける部分だけ聴くのではなくて、ちゃんとCDを買う。
とりあえずは、こんな感じで最初の一歩を踏み出してみようかな。
そんなことを考えながら、所用で訪れた大本さんの天恩郷。
焚火のあとも美しく・・・
万祥殿の前の大木の枝の隙間からこぼれる光が、温かな微笑みをくれるようでした。
そうか・・・
こんなふうに、笑いかけるんですね。
やってみます。