今日は梅田で花組さんを観劇したオキエです。
花組公演 『マスカレード・ホテル』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
東野圭吾氏の「マスカレード」シリーズ第1弾「マスカレード・ホテル」。シリーズ累計発行部数は360万部を超え、2019年1月公開の映画も大ヒットを記録した長編ミステリー小説の傑作が、宝塚歌劇の舞台に登場いたします。
都内で起きた不可解な連続殺人事件。残された暗号から次の犯行場所はホテル・コルテシア東京であると判明し、警視庁捜査一課の刑事・新田浩介がホテルマンとなって潜入捜査を開始する。彼を教育するのは優秀なフロントクラークの山岸尚美。立場も性格も異なる二人は些細なことで衝突を繰り返すが、次第に互いの能力を認め合い、強い信頼関係で結ばれていく…。怪しげな客達が次々と騒動を巻き起こす中、果たして二人は事件の真相に辿り着くことが出来るのか!?
面白かった。
もうめちゃめちゃ面白くて、一瞬で時間が過ぎてしまった。
さすがの東野圭吾氏作品だし、さすがの上級生さん主演公演だった。
新田さん(瀬戸かずやさん)の真っすぐな強さと、山岸さん(朝月希和ちゃん)の凛とした優しさが舞台全体に広がって、私もホテル・コルテシア東京お客様になった気分で安心してドキドキを味わえました。
楽しかった~
思い切りエンタメとしてのミステリーを楽しんだ。
でもその反面で、「優しさから漏れてしまった人の心の悲しさ」を演じる音くり寿ちゃんの存在感ある名演技に、息をのみました。
そして総支配人役の汝鳥伶さんの最後の言葉に、救われたような気持ちになって思い切り泣きました。
あと、ラストシーンが思い切り宝塚バージョンに変更されてるのですが、これはこれで小説ファンとしても嬉しいし、宝塚ファンとしても「やっぱりせっかく宝塚なんだし。ええやんええやん、もう最高!!」となってしまえて楽しかったです。
本屋さんでは文庫本カバーが宝塚仕様になっててビックリ。
久しぶりに東野圭吾氏の小説が読みたくなりました。
何か面白い新作出てるかな・・・
(マスカレード・ホテルくらいまで彼の作品はほとんど読んでたので。)
と思って見てたら、マスカレード・ホテルに続編が出てるのですね!!
しかも新田&山岸コンビ、復活してるのね!!
これは読まなきゃ・・・
続編と言うか、新田さんと山岸さんが出会う前の番外編短編集みたいなのならうちにもありました。断捨離の手を逃れてた・・・
内容はすっかり忘れてるので、今から読み返してみよう。
いや、ほかに読みたい本もあるんですけどね。
今夜はまだ、ホテル・コルテシア東京のお客さんでいたい気分なのです。
仮面をつけたままでね。