20年ぶりくらいに指輪をつけてみたオキエです。
久しぶりすぎて、ちょっとぎこちないけど・・・
う、うれしい。
結婚指輪で肌荒れしてから指輪は長い間敬遠していましたが、こうやってお出かけの際に時々つけるくらいはいいのかも。と、思い直しました。
だってワクワクする。
可愛いは、正義。
このリングはツイッターでお知り合いになった宝塚ファン、望海担の作家さんが作られたものです。手作り雑貨工房「ルリエ宝塚」さんに出品されると聞いて、見に行って気に入って買いました。
絵も描かれていて、ポストカードも購入。
シシィ、めっちゃかわいい・・・
大好きな世界観すぎて、飾りました。
あ~これでまた幸せが増えた。
お昼間の苦しみが癒されました。
↓お昼間の苦しみ、とは。
雪組公演 『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
もー苦しかった。
ほんとうに苦しくてしんどかった。
そして美しかった・・・
「苦悩美」とでも言うのでしょうか。
一幕ラストの薔薇のシーンは息が出来なくなるかと思うくらい苦しく美しかった。
ひどいわ小池先生。
これぞ男の美学とでも言いたいわけ?
もう、大嫌い。
文句を言う事で平常心を取り戻しました。
そして壮年期に再会したヌードルスとデボラの苦悩美の果ての歌が切なすぎた。
♪時の中に閉じた薔薇は枯れずに咲き続ける・・・
ひとたび取り出せばたちまち色あせて枯れる・・・
思いは同じでも鍵開ければ枯れて散るだろう・・・
愛のひとひらは胸の奥にしまっておこう・・・
しまっておくんかーい!!
いやわかるよ、わかるけど。
つらい・・・
色々と辛く痛く切ないお話でした。
みんな生まれ変わったら幸せになってほしい。
ヌードルスは老舗ホテルの御曹司に、デボラはまたまたハリウッド女優に、マックスはアルゼンチン代表のサッカー選手に生まれてきてほしい。
買って来たハッピーワールドのCDは明日から聴こう。
月組公演 『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
あ、ひとつ大事なことを書きそこねてた。
あーさのキャロル、かわいすぎる。
あの辛く苦しく悲しい物語をがんばってもう一回観るための心の支えです。
はぁ・・・
人はなぜわざわざ苦悩するための芸術を創り出すのか、そしてそれを味わおうとするのか、不思議ですけど。
今夜は愛と野望に生きたアメリカギャングたちの苦悩と哀しみを思いつつ、小さな可愛いを並べて幸せに生きていられる己の今世の幸運さに感謝して、眠りにつきたいと思います。