本日、月組公演マイ楽を迎えたオキエです。
月組公演 『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
ステージ写真集「Le CINQ」が出てたので買ってきました。
今日も泣き疲れました。
ジョージの真っすぐさと、ジョージを見守るファミリーの温かさが、いかんともしがたい感動と憧れを胸いっぱいに広げる。
なんなんあの温かさ、お互いを思いやり、尊重し合う関係。
聞いてますか?ジョージ。
見てないんですけどね。
もう嫌すぎるので普段は見てないんですけど、ツイッター開いたらジョージへの怒りのつぶやきが多々ありすぎて、逆に気になって見てしまうねん。
あ~しんどい。
こっちは喜美ちゃんが可哀そうすぎて泣き疲れる。
例えば舞台で心身ともにとびきりイケメンなジョージファミリーの物語を観て、憧れを胸いっぱいに広げて、家に帰ったら常治がいるってどうなん。
日本の苦少女達の切ない歴史を思い胸が痛みます。
※いやもちろん親父側にも言い分はあるでしょうけどここは50女ステージですので
昔、児童養護施設でボランティアをしていた時、子供たちはよく架空のパパ自慢をしていました。世界一優しいパパ、なんでも買ってくれる理解あるお父さん、休みの日には外車でドライブの約束をしているお金持ちの父親。
「憧れ」とは時に残酷なものだと思うわけですが、元々「憧れ」はそういう意味の言葉みたいです。
「あくがる」と言う言葉で、「がる」と言うのは離れる事。
「あく」に関しては2つの説があって、一つは「飽く」満足できるものに向けて心が離れていく様を表したと言う。もうひとつは「居場所」と言う意味で今居る場所を離れてさまようことを指すという説。
「今」「ここ」で生きていない状態のことを単純に言い表した言葉が「憧れ」なのですね。
まぁ時には「憧れ」の中で遊びながらも、現実をなんとか楽しんで生きたほうが幸せなのは、言うまでもないことです。
喜美ちゃん、どうかがんばってね!!
オキエの今日の現実の幸せ、亀岡の道の駅名物「おこわ」330円。
客席でいただきました。
宝塚大劇場は、幕間休憩の間、客席で飲食が可能です。
小林一三先生の「家族ぐるみで安心して楽しめる国民劇」という理念が、今も大切に守られているような気がします。
十人十色の現実と、そして憧れ。
結局、月組IAFAもNHKスカーレットも、みんなで助け合って生きていくのが一番大事というところは同じなわけですし。
私は私の色のまま、私の故郷日本で、それぞれのユニークな色の皆と、泣いて笑って仲良く生きていたいです。