今日は懐かしい恋人との再会に胸ときめかせていたオキエです。
雪組公演 『ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—』『ファンシー・ガイ!』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
もうね。
なんていうか、この作品はオキエの少女(?)の憧れ、そして宝塚愛のすべてが詰まった作品なんです。
大好きなルパン三世の世界観とストーリーの楽しさ、
舞台で動く生望海さんをずっと見ていられる喜び、
ちぎルパンの底知れぬ安心感と面白さ、
彩彩のマジ半端ないカッコよさ、
幼少期にベルばらから受けたトラウマの癒し、
ほんとうに好きでした。
今も大好きです。
たぶん、一番好き。
※ただしこの一番好きは時と場合によって変動する。
この気持ちから、話を近江商人にどうやって持って行ったらいいかわからないくらい、好き。
さて
その「八幡商人」とは、を、ざっくり説明してみると。
元々は、織田信長がこの地に置いた楽市楽座が始まりなのだそうです。
(日本史で勉強した!名称だけ覚えてる。)
楽市楽座:戦国大名や織田信長・豊臣秀吉によって推進された都市・商業政策。特権的な座や独占販売の禁止、課税免除などが主な内容。領国内の市場が中世以降享受してきた諸権利を承認し、城下町の繁栄をはかったもの。
信長の死後、豊臣秀吉の任を受け秀次が八幡山城の城主となり、区画整理をして、商人たちを移住させました。
徳川幕府の時代にはいると八幡城は破却され、代官が支配することになりますが、町方の直接の支配は惣年寄(有力な町人)が執り行ったようです。
この八幡商人を含む、近江国の大商人たちの事を総じて「近江商人」と言います。
※商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる。という考え方。
この「三方よし」の表現自体は後年に作られたものだそうで、元々はどこから来たか、というと、これまた諸説あるみたいです。
伊藤忠さんがおっやるには、伊藤忠商事の創業者・初代伊藤忠兵衛氏の言葉、
「商売は菩薩の業(行)、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し、世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの」からきているとのことです。
ウィキペディアさんには、「1754年に神崎郡石場寺村(現在の東近江市五個荘石馬寺町)の中村治兵衛が書き残した家訓であるとされる。」とありました。
けれども、昨日伺った西川家の家訓でも、「先義後利栄・好富施其徳」(義理人情を第一とし、利益追求を後回しにすることが商売繁盛となり、得られた富に見合った人間形成を行え)と説かれていました。
近江八幡市立資料館(旧西川家住宅) | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!
これらのことからオキエが考察するには、「三方よし」は、近江商人の皆さんの潜在的共通意識だったのではないでしょうか。
ならば。
この町の商人たちが、こういった共通の意識を育んだ背景にはいったい何があったのでしょうか。
宗教?
あるいは、教育?
ここで。
繋がるんですね~
近江聖人、中江藤樹先生に・・・
中江藤樹:江戸前期の儒学者。日本陽明学派の開祖。近江聖人とよばれた。熊沢蕃山・淵岡山はその高弟。著「鑑草」「翁問答」など。
もうどんだけすごい先生かまた説明するの大変なので、良かったら過去記事読んでください。
と書いておいてなんだけど、いま過去記事(中江藤樹先生)読み返したら、半分雪組の話やん。しかも、ルパン三世の次の作品の話やん。
近江&雪組コラボ無限ループ・・・
こうなったら、やっぱり咲ちゃんのお披露目は中江藤樹先生しかないんちゃう(あるいは坂の上の雲)。
これは、愛媛滞在中の中江藤樹先生の邸宅を復元した「至徳堂」で撮った写真。
オキエはブログに上げた写真は基本的に全部消しちゃうけど、この写真はなぜか大事でとってあります。
藤樹先生、ほんとうにすごい方だったんですね。
先生、オキエは今一度、何か大切なことを思い出さなきゃいけない感じですか?
いや~しかしおったまげた。
教育って、こういうことなんですね。
衝撃でなんとも言葉が出てこない。
出てこないから、ここで近江八幡旅の旅費計算行っときます。
JR うちから近江八幡駅まで1,080×2
※ただし、京都駅で一回出たら。出ずにそのまま乗り継いだら1,140円。場所によっては出た方が高い場合もあるので注意。
バス片道 220円
入館料・ロープウェイおもてなしパスポート 1,500円
近江牛すきやきランチ 3,200円
ナッツスムージー 600円
合計 7,680円 +お賽銭、お土産
すきやきを丼ものに変えたら5,000円くらいで遊びに行けるのね。またいつか、今度は中江藤樹先生視点で、近江の町を訪れてみたいと思います。
今日は近江商人を語るに何の脈略もないはじまりとおわり、でもそれが全部つながっているという面白い体験をしました。
わくわく
また面白い出逢いに、つながっていくのかな。
エンジェル、どんな出会いも、「三方よし」で、お願いします!!