50女の遊び方

50代女性・関西人。己の人生にひたむきに向き合う魂の記録。

家島のコンシェルジュ

 

 

さぁ旅立とうよ、時の船で・・・

そう、あの島へ!

 

聖子ちゃん世代のオキエです。

今日は念願の、兵庫県姫路市にある家島にエイミちゃんと一緒に遊びに行ってきました。

 

JR姫路駅を出たとたん、お出迎えしてくださる姫路城さま。

 

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う、美しい・・・。

姫路に電車で来たのは初めてなので、この風景にかなり感動しました。この町の人は、いつもお城と一緒なんですね。

 

今日はここからバスに乗って、姫路港へ。

 

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姫路港から、家島本島を目指します。

 

最初に見えてきたのは男鹿島(たんがじま)。

 

山が削られて、山肌が見えています。

日本の主な埋め立て港町の土台にはここの土砂が使われているそうです。

 

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そして家島本島、真浦港に到着。

 

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いえしまコンシェルジュの中西さんが待っていてくださいました!!

 

ieshimacon.com

 

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本日私たちが選んだのは、

「目の前で〆た魚を食事処「かわさき」でいただく本格島ごはんとおさんぽ真浦コース」

一人5,500円です。

 

まず最初に簡単に家島の説明をしてもらいます。

家島諸島は主に4つの島から成り立っていて、男鹿島・西島は主に砕石産業の島、坊勢島は全国でもトップクラスの漁業の盛んな島で、若い漁師さんたちが増えている勢いのある島なんだそうです。

 

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そして今日訪れた家島本島は、運搬業・造船業が盛んな島。各々の島の土台を支える感じの中心的島でしょうか。

 

もちろん、漁業もされています。

 

 

ぶらぶら散歩の途中、中西さんが地元の方に声をかけます。

「おっちゃん、はも、たくさんあがったか?」

 

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おっちゃんがさばいたはもは、奥さまが販売されます。

家島のはもは京都にもたくさん来ているらしいですよ。

 

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哲学する鷺。

 

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港町らしい景色が続きます。

家島の道は細いので、島民の主な移動手段はバイクだそうです。

 

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こちらは山積みされたスクリュー。

「オブジェじゃないですよ。」と中西さん。

 

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船の修理をするさいの、スペアスクリューなんですって。

 

おだやかな時間の流れの中、何となく懐かしいような景色が続く道を歩きます。

 

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おこま大明神様のお使い?

野生の島猫ちゃん。

 

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どんがめっさん。

主人の帰りを待ち続けた亀が石になったと 伝えられるこの岩は、水天宮として地元の信仰を集めています。

 

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真浦神社

船の安全を願う島々の人々と、関連産業に携わる人々の思いが詰まった立派な神社です。

 

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 ガソリンスタンド、現役選手!!

 

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こちらのバス停名は、この写真やさんの前だから。

福島さんは「うちは写真屋をやめられないなぁ。」とおっしゃっておいでだとか。

 

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昔の島のママンたちが井戸端会議してたであろう、地域の中の井戸。

 

 

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水、ちゃんと出ます。

飲めないけどね。

つめたくて気持ちいいのなんの!!

 

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自転車にくっついているのは、島の人の手作りの釣り竿収納筒。

 

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「あんた、魚、持ってへんのかいさ。」と猫ちゃん。

持ってないわ、ごめんな。

 

のんびりした、島の暮らしやなぁ~

 

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そして中西さんに連れてきていただいた町の魚屋さん。 

 

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ここの魚は全部生きたまま販売されています。

 

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はも

 

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ひらめ

 

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中西さんはタイをすくって、

 

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私たちの目の前でしめてくださり、

 

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料理屋さんに持って行って、

 

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塩焼きに。

 

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美味しくいただかせていただきました。

あれ?言い回し丁寧すぎ?

でもそれくらいの気持ち。

命をいただくって、ありがたいしかない。

 

 

ここで中西さんとはお別れをして、私たちはこの普通のおうちのようなお料理屋さんでお昼ご飯をいただきました。出るわ出るわ、美味しい魚料理。ホント、損してませんか?大丈夫?二回聞きました。

 

 フレッシュ、フレッシュ、フィッシュ!!

 

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鯛しゃぶのあとは、お雑炊。

もう・・・おいしくて・・・。

 

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とってもとっても幸せな時間をすごすことが出来ました。

 

 

ハッピースマイルでかわさきささんを出たとたん、襲い来る日差し。

 

むぅわぁつ・・・

 

そーだ忘れてた。酷暑、いちばん暑い時間帯なんだなぁ。

姫路に帰る船までまだ時間があったので、真浦港近辺でどこかカフェは無いのか、探すことにしました。

 

スマホのマップで調べて、

一応、あることにはあった。

たしかに看板も「やまいちCafe」とある。

営業中、の札も出てる。

 

でも・・・

階段横の中が見えない白い扉をおそるおそる開けてみると、

 

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たぶん昔はスナックだったんだろうというお店の中で、おばちゃんが「コーヒーありますよ。」と優しく誘ってくださいましたので、入ってみました。

 

アイスコーヒー500円。

でもお菓子いっぱい出してくれはって・・・

 

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 みなさんエエ人でした。

 

 

 

しかし

 

姫路は日帰り電車で行くにはやっぱり遠い。

そして今日もほんとうに暑かった。

 

朝早くから出てきたこともあって、帰りの乗り物の中では爆睡する私たちでした。

 

 

でも、それでもがんばって行って良かった。

島の景色と暮らしは、とても魅力的だった。

何より、案内してもらいながら直接地元の方の話など聞ける旅なんて、そんなに簡単にできるもんじゃない。

 

いえしまコンシェルジュの中西さんに、お礼のメールを書かなくちゃね。ほんとうに面白かったです。

 

 

 

では本日の出費計算です。

 

うちから姫路まで、全部JRで2,590×2

姫路駅から姫路港までバスで270×2

姫路港から真浦港間が1,000×2

 

いえしまコンシェルジュ昼食付 5,500

ビール 400

アイスコーヒー 500

水分補給の水やお茶 300円程度

お土産の家島せんべいと炙り焼きイワシ 計1,000

※超美味しい!!

 

合計 15,420円とお賽銭適宜

 

 

島の暮らしが面白くて、大阪から家島に移住してきたという中西さん。そのいきさつが面白くて、案内をしてもらいに行った私たち。

 

こうやって、「面白い」がつないでいく人の輪が広がると、日本はもっと生きやすい場所になっていくような気もします。

 

暑さ対策は別途どんどん必要になるやろうけど。

あと一か月くらい、猛暑続くってほんとうですか?

 

 

旅人オキエにとっても、試練の夏になりそうです。